29 / 30
0日目(前夜)
しおりを挟む
とある場所。二人の男。
「なあ、お前に依頼……つーか友人として頼みがあるんだが」
「なんです? 改まって」
「この写真、見てくれ」
そこに映っていたのは、長い金髪と青い瞳のとても美しい女性だった。
「このひとは……」
「姫だ、とある国の。つっても俺の姪なんだがな。これからお前には、この気難しそうなお姫さまを“落として”もらう。期限はまあ……だいたい30日で頼む。できるよな?」
「承知しました。むしろ短いくらいです」
「ほう。たいした自信だな。なにか勝算でも?」
「ありません」
「おいおい。それでよく堂々と短いなんて言えたな」
「……誰のナニが短いと?」
「いや言ってないが。なんでそうなった」
「そうですか。ではいってきます。しからば」
シュバッ。
「やっべぇ……人選間違えたかも」
「なあ、お前に依頼……つーか友人として頼みがあるんだが」
「なんです? 改まって」
「この写真、見てくれ」
そこに映っていたのは、長い金髪と青い瞳のとても美しい女性だった。
「このひとは……」
「姫だ、とある国の。つっても俺の姪なんだがな。これからお前には、この気難しそうなお姫さまを“落として”もらう。期限はまあ……だいたい30日で頼む。できるよな?」
「承知しました。むしろ短いくらいです」
「ほう。たいした自信だな。なにか勝算でも?」
「ありません」
「おいおい。それでよく堂々と短いなんて言えたな」
「……誰のナニが短いと?」
「いや言ってないが。なんでそうなった」
「そうですか。ではいってきます。しからば」
シュバッ。
「やっべぇ……人選間違えたかも」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる