転移先は森の中!自由に過ごすんだから〜!

神桜

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第1章

旅に出る!

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「おはよー」

「おはようございます。」

「さて、今日から森を出るよ」

「本当ですか?」

「うん、本当だよ?それがどうかしたの?」

「いいえ、あのですね」

がーん
ゆりがぁ
いなくなっちゃうのぉ
いやだぁ
いかないでよぉ
ゆりがいないなんてさみしいよぉ

「大丈夫だって。転移してちょくちょく来るんだから。」 

ほんとー?
いなくならないー?
いつもくるー?
てんいしてくるのー?
ちょくちょくきてくれるのー?
まいにちくるー?

「ん。本当だよ。でも、毎日かは分からないかな。一日おきに来ると思うよ。」

ほんとー
よかったー
やったー
うれしいー
キャー 
ほとんどまいにちあえるー
ばんざーいー
ばんざーいー

「ふふっ、よかったー機嫌なおってくれてじゃあ、行ってくるね。皆」

うん!
いってらっしゃーい
いえはまもるよー
ちゃんとまもるよー
ふきつなものがいたらはいじょするよー
がんばるねー
おー
おー


「…………。家だけは守るのね……」

……いえだけじゃなくてもまもるよー
……ほんとだよー
……がんばるよー
……だからー
ゆいもがんばってー
おうえんしてるねー
なにかあったらたすけにいくねー
がんばー
がんばってー
ふぁいとー
ふれーふれー

「ありがとっ!じゃあ、行ってくるね。頑張るよ!」

やったー
がんばってー
いってらっしゃーい!
いってらっしゃーい!
いってらっしゃーい!
いってらっしゃーい!


「っで、なんて言おうとしてたの?さっき精霊達が邪魔しちゃったからさ」

「ああ、精霊様がいやだ、いやだ言ってたからそれを言おうとしていました。」

「あっ、そうなんだ。ありがとっ」

「いえいえ、どういたしまして。ゆり」

「ん。オーフェン、エイデン、カルロス。案内よろしく。何か必要なものがあったら言ってね。準備するから。」

「準備もできるのかっ?ゆりは」

「うん。できるよー」

「すごいです!ゆりは」

「えへへっ、ありがとまずは、森を出よっか」

「はい。」
「おおっ」
「うん。」

「んーっと、サプライズしてあげるオーフェン、エイデン、カルロス」

「「「えっ?」」」

「ニッシッシッシ。」

「「「えっ?」」」

「森よ。我らに道を開きなさい。森に祝福を」

キラキラ輝いた。そしたら、スーっと森が道を開いた。

「ありがとう。森の皆。もう一度祝福を。元気に育ちなさい。」

さわさわ、ざわざわっと動いて「ありがとう。」って言ってるんだと思う。

「ふふっ、どういたしまして。どう?オーフェン、エイデン、カルロス。ビックリした?」

「ああっ」
「すごい。」
「奇跡です」

「おーい!」

「「「はっ」」」

「ゆりっ、凄かったぞ!見てて楽しかった。ありがとなっ」

「すごいです!ありがとうございます!!ゆり」

「ゆり見てて面白かったです。このような、サプライズをしてくれてありがとうございます。」

「ふふっ、喜んでくれてよかった。実は言うとまさか、本当に森が道を開けてくれるとは思ってなかった」

「「「えっ!?」」」

「えへへー」

「「「(規格外だ。)」」」

「じゃあ、本当に今度こそ行こーか」

「「はい!」」
「おー」
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