殿下、ウザイのですが？

【番外編】オールディとの出会い

私がオールディ様と初めて出会ったのは七歳なったばっかの頃。ちょうど私の誕生日会をする時だったの。

本当は、私と元第二王子の婚約の儀式の時に会う予定だったのだが、オールディ様が高熱を出してしまい、結局会えなかった。ですが、結局婚約の儀式の時私が六歳九ヶ月で七歳って言うことはほとんど変わらないのですがね。

初めてあった時はオールディ様こんな感じだったのよ。


私が嫌々ながら第二王子のもとへ行って部屋に着いた。そしたら、第二王子とオールディ様が一緒に勉強らしきものをしていました。

「失礼しますわ。殿下、ミシェルですわ。入ってもよろしいでしょうか？」

「はいれ。」



「でだ、続きを言うとここは、こーだ。それで、ここは、こういうふうにすればできる。わかったか？」

「はい、分かりました。ありがとうございます！ドナルド兄上。」

「ああ。」

第二王子がオールディ様に算数を教えていました。しかも、意外と分かりやすく、多分この時は（私は、嫌いだったけど）第二王子はまともだったみたい。

そして、勉強の一区切りが着いた所で挨拶をした。

「殿下、初めまして。ミシェル=アルデェシアですわ。」

「私は、オールディ=アレフィセントです。よろしく。」

これが初めての出会いだった。


この時私はオールディ様は勉強熱心な方なのね。としか思っていなかった。



まさか、結婚をするとも思ってなかった。






初めての出会いは素っ気なく終わった。


しかし、話す機会が一気に増えたのはなんででしょう…。








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番外編ミシェルsideでした。

次回はオールディがミシェルを好きになったきっかけです！