悪役令嬢なんてやらない!家族と幸せに過ごすんだから!

神桜

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第1章

ピアノ弾いてたら乱入者!?

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「そうか、ミシェルの演奏聴きたいな」
「私も、聴きたいな。ミシェル」
「分かった!じゃあ行こ?」
「そうだな。気分転換に行こうか。ディスク?」
「そうですね。兄上」
「やったー!じゃあ、いこいこ!…………って、場所分からないやアハッ」
「ミシェル…こっちだよ。一緒に行こっか」
「うん!手つなぎたい!だめ?」
「うっ…可愛いでも、令嬢として良いのか?でも、エスコートみたいにすれば良いのか?兄上どう思う?」
「…じゃあ、ミシェル。3人で手つなごうか」
「良いの?」
「ああ。勿論」
「やったーじゃあ、今度こそ行こうよ!お父様!エーフィお父様!」



~音楽室にて~

「ここだ。(ガチャ)入っていいぞ」
「失礼しまーす」
「久しぶりに来ました。兄上は?」
「ああ、俺もだ。」
「うわ~音楽の宝箱だ‼」
「気にったか?」
「うん!ピアノ弾いていいの?」
「ああ、勿論良いぞ」
「うん!ありがとうございます!エーフィお父様。」


ピアノの椅子に座り、考えてみた

「(手が小さいからな少しズルをして弾こうかな~あー。鍵盤が懐かしすぎて涙が出てきそう…ド(ポーン)音楽大好きな私はずっとここにいられる…
なんの曲弾こうかな…うーん。小さい子が弾けるような曲で丁寧に弾けそうなのはかわいい系の曲にしよっと。)」

「(よしっ!曲はホットチョコレートって曲にしようかな?この曲はね、確か、ふわっふわした曲っぽくて私昔から好きだったのよね。弾きやすいし。そろそろ、弾こっかな)お父様、エーフィお父様弾きますので聞いてくださいませ。」

~演奏中~

チャンチャンジャーン

「これで、」

バーーン‼

「えっ?」

「は?フォンス?」

「父上‼今の誰が弾いたのですか!?」

「あー。私の弟の娘のミシェルだが…?それがどうしたんだ?というか、フォンス先に挨拶するのが先だと思うぞ。」

「あっ!?失礼しました。初めまして。僕はソフィアネット王国、第一王子フォンス=ラン=ソフィアネットです。よろしく」

えっ!?こんなイベントあった?しかも政略キャラじゃん。嘘っどうしよう…オロオロ
「初めまして。お初にお目にかかります。第一王子様。私は、アルベルト大公爵が娘。長女のミシェル=ベル=アルベルトと申します。以後お見知りおきを。」

「よろしく。父上、ミシェル嬢とお話したいのでバラ園にお連れしても良いでしょうか?」


「あ、ああ。良いぞ?」
「フォンス様ミシェルを宜しくお願いします。」
「分かった。では、行きましょう。ミシェル嬢。」
「は、はい。」
ええぇぇ…どうしよう。ただピアノを弾いてただけなのに…なんでこんな事になるの…

 
第一王子のフォンス=ラン=ソフィアネットは、乙女ゲームで学園の噴水前でヒロインに出会い、何回も合って話すうちにヒロインを好きになる。そして、もともと悪役令嬢が婚約者だったが、悪役令嬢がヒロインをいじめている事が分かり、婚約破棄しヒロインと婚約する。そして、そのせいでヒロインは悪役令嬢を虐めるようになり、その現場を見て国外追放にする


こんな感じだったかしら?
はぁーやだなぁ。国外追放されたらすぐに行けるように前もってこっそり準備しておこうかな…

まぁ、いいや。まずは、この王子が大事。なんで、バラ園なんて行かなきゃならないんだろう?しかも、ピアノ弾いてたら出てきたし…
もう、何がなんだか分からなくなってきた…

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