24 / 579
彼との再会
彼との再会
しおりを挟む
「たく、貴方は。一太くんには甘いくせに。大丈夫ですか?」
彼の側にいた橘さんが、道路を横切り駆け寄ってくれた。
「あとでちゃんと説明します。とにかく、行きましょうか?卯月は待たされるのが嫌いなので」
大きく頷き、橘さんの後ろに付いていった。辺りを警戒しながら、近くに停車してあった黒いセダンの所に着くと、先に歩き出していた二人にようやく追い付く事が出来た。
「未知、一太のオムツと着替えは?いっぱい泣いたから汗びっしょりなんだ。このままだと風邪をひくから」
彼に言われ、颯人さんの車にすべて置いてきた事を思い出した。
「しゃあないな。店に寄ってから行くか」
一太を抱っこして後部座席に乗り込む卯月さん。
「子守りは彼に任せて、さぁ、どうぞ」
橘さんが助手席のドアを開けてくれて、促されるまま乗り込んだ。
「一太、お利口さんにして乗ってないと、お巡りさんに捕まるからな」
「うん!」
「ついでにチャイルドシートも買わないとな」
上機嫌の卯月さんに、橘さんは終始苦笑いを浮かべていた。
彼の側にいた橘さんが、道路を横切り駆け寄ってくれた。
「あとでちゃんと説明します。とにかく、行きましょうか?卯月は待たされるのが嫌いなので」
大きく頷き、橘さんの後ろに付いていった。辺りを警戒しながら、近くに停車してあった黒いセダンの所に着くと、先に歩き出していた二人にようやく追い付く事が出来た。
「未知、一太のオムツと着替えは?いっぱい泣いたから汗びっしょりなんだ。このままだと風邪をひくから」
彼に言われ、颯人さんの車にすべて置いてきた事を思い出した。
「しゃあないな。店に寄ってから行くか」
一太を抱っこして後部座席に乗り込む卯月さん。
「子守りは彼に任せて、さぁ、どうぞ」
橘さんが助手席のドアを開けてくれて、促されるまま乗り込んだ。
「一太、お利口さんにして乗ってないと、お巡りさんに捕まるからな」
「うん!」
「ついでにチャイルドシートも買わないとな」
上機嫌の卯月さんに、橘さんは終始苦笑いを浮かべていた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
460
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる