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第一章 おばあちゃん編
一年経ちました
しおりを挟むタイムスリップしてそろそろ一年目
もうすっかり今の生活にも慣れて来た。
最近 勉強するようになって気がついたんだけど、
ここ、地球じゃ無いみたい。猿の惑星?
でもアポロ(おばあちゃんの中では宇宙船は全てアポロである)は人類がいる惑星が無いって言ってたしねぇ
やっぱり なりたい小説に出てきた異世界転生なのかしら?
と言うことは、私 日本では死んでる事になっているのかしら?
でも、私 人間に転生してよかったぁ。
だってスライムとかに転生する人もいるじゃないの!
あぁぁ 孫達に教えてあげたいあゎ~
この国の暦は地球と同じ。
月第一週の水曜日 サリバン先生のいらっしゃる日
座学はなんとか年相応になってきた
でも立ち振る舞いが難しい。
「背筋は伸びいます それはよいとして 何故俯くんですか?そのまま前を見なさい
ああぁぁ
またすり足になってますよ。歩く時はスカートの前はつままない。
内股にならない、足首は真っ直ぐに、
もぅ その歩き方はなんなのですか」
おばあちゃん 着物の習慣がなかなか抜けないの。だからお淑やかにする時は着物の動作が染み付いちゃってね
ハイヒールなんて初めて履いたわ これは拷問よね
あぁ 娘時代 お茶の先生に怒られて二時間正座させられた時の事思いだしちゃった。
懐かしいわぁ あの先生元気かしら?
(もうとっくに亡くなっています、自分の年を考えましょう)
*************
サリバンは考える。
髪はやはり茶色. でもムラがある
根本は、、なんとなく白っぽい
「ねえ、マリアベルさん 入浴日は決まっているの?」
「えっ!臭いますか? 一昨日お風呂入ったんですけど、、、
ああ そういえば、一昨日は月に一度の髪染めの日でした。
あの薬で洗うと変な臭いがするんですよね。すみませんでした。
来月はクララさんに、日にち動かしてしてもらいますね。」
「髪もクララさんが切っているの?」
「使用人の子供は髪が乾きやすいように短くするんですって。短いと楽ですし」
(やっぱり 染めていたんだわ!なんて事を!報告しなくては、、、)
でも なんなの?あの内股、、、なんで治らないのぉぉぉー
***************
みんなが言うには今日は私の13歳の誕生日らしい
またクララさんが泣いて私を抱きしめてくれた。
そして、なんと!なあーんと!!スープにお肉が入っていた
料理長が唇に指を当て 内緒ポーズをしていたのでニマニマ笑顔をお返しした。
執事さんからは新しいお仕着せをもらった。
よくみたら襟の裏に目立たないよう小さな白い花の刺繍がしてあった。
嬉しくて泣きそうになった。
執事さんにも内緒ポーズされました。
リリアンさんとクララさんからは衣類の入った紙袋
「後で一人で見てね!」との事
楽しいお誕生日でした。
部屋に戻ってみると机の上にD &Jのカードと一緒にベリーの入ったお皿が乗ってた
ディックさんとジミーさんだぁ
みんなの優しさに涙チョチョ切れちゃった。
歳を取ると 人の親切が骨身に染みる。
涙脆くなってくるのよね。
神様ありがとう!女神様ありがとう!
こんなに優しい世界につれて来てくれて
なんだか日本が懐かしくてたまらなくなった。
家族の事を懐かしみ泣きながら眠りに付いた。
月が銀色に、星が金色に
キラキラ キラキラ輝いた
エマ&クララのプレゼントは下着でした
「消耗品は助かるわぁ、こういうのが一番よね」
やはり おばあちゃんは現実的である。
*******************
トラビス王は焦っていた。
この13年の間、、、
“ケイ様”の遺言で、関与する事が出来なかったマリアベル。
彼女の存在が、王家の運命を担っている。
「そうか、髪は染められていたか
やはりその娘がマリアベルかもしれないのだな
いったいあ奴、我らとの契約をなんと考えておるのだ。
全く忌々し、首を刎ねてやろうか」
「早急に物事を運んではなりません
まだマリアベル様だと言う決定的な証拠がありません。」
「しかし、しかし、、、、
来年は入学ではないか。
もしや、学園に通わせないつもりだったのか!
本人であるなら早く手を打たないと、
大変な事になってしまう。」
我々の介入は不可だか、
ケイ様からは、第三者のサポートを置くよう強く言われていたはずだった。
なのに、、、、
何故 そのような大切な事を忘れていたのだろうか?
マリアベルを、絶対に学園に上がらせなければ•••••
**************
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