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第一章 おばあちゃん編
日常
しおりを挟むうーん髪が邪魔 前髪切りたい
「クララさん髪切って下さい」
「マリアベルさん 髪はもう切れないのよ
来年は学園に入学するから淑女の嗜みとして髪は伸ばさなくてはならないの」
「あれ?私、学校行くんですか?
サリバン先生がいるのにどうしてでしょうね?」
「とにかく髪は切っちゃ駄目よ」
この国も学校は義務教育なのかしらね?
日本国憲法第26条
すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を 受ける権利を有する
この「有する」というフレーズがなんだかカッコよくて 女学校時代やたらと使ってたわ。
こーいうのたしか「厨二病気」というんだっけ?
今、思い出すと恥ずかしいわぁ
ゴムが無いから髪結べないし邪魔だわ
どうしましょう?
そうだわ、三角巾作りましょう
かぶってお掃除してたら
プププ(笑)みんなに笑われてちゃった
この世界じゃ変なのかしら?
三角巾便利なんだけどねぇ~
夜 書斎に呼ばれた。
部屋には旦那様、奥様、お嬢様が同席していた。
「来年から学園に通う事になった。
セバスチャンには伝えてある。準備をしておくように」
「旦那様ありがとうございます。ご好意に感謝いたします。」
<<パチーンン>>
急にお嬢様にピンタされた
何故? 私 変な事言った?
「わたくし 貴女を姉だなんて認めないわ
召使いの分際で、、、
お父様どうしてなの わたくし悔しいわ
映えある侯爵家に何故召使いを娘にしなければならないの?ううう」
「貴方 お断り出来ないのですか?余りに不当な申し出ですわ」
「これは王命だ!逆らう事は出来ない」
「どうしてこんなふしだらな女の娘を、、、
アナタまさか、その顔でその身体で旦那様を誑かしたの?」
えっ?? まさか 私80歳のおばあちゃんで13才の女児ですよ!誘惑なんて無理無理
なに馬鹿な事言っているんですか!
そしてこの場は修羅場を迎えた。
こー言う時は黙って下向いてるに限る。
(早く帰りたいな 今日はお風呂の日なのに、冷めてしまうわ)
奥様が泣き、
お嬢様がギャンギャン喚き、
旦那様が怒鳴り……
カオスになっている書斎からコッソリと逃げ出した。
早くお風呂入って寝よう
ふと、先程の会話を思い出した
「姉って、どーいうこと???」
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