二十二棺大戦 -世界-

鬼怒川 美葵=ミリー

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第1章

残ってるライバル

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「その…世界ザ・ワールドの棺を狙ってるのは辻倉の他に何人いるんだ??」 
「確か……1つの棺は7人で奪い合う。って感じの戦いだった。その7人に私も含んでね。で、さっき1人消したから……あと5人…か。」
「5人!?」

そんな数の敵とこれから願いを叶える棺を賭けて戦うのか……。

「辻倉、そこまでしてその願いを叶えたいんだな……。」
「えぇ。」
「そう言えば、なんでその棺に詳しいんだ??」
「え?」
「俺、辻倉から聞くまで知らなかったからさ……。」
 「あぁ、そういうことね。知り合いから聞いたの。」
「その人も辻倉と同じように??」
「聖なる棺を巡って戦ったわ。今はもう居ないけど。」
「そっか……。変なこと聞いて悪い。」
「大丈夫。」

いないってもしかして、さっきの雷男みたいに消えてしまったのかな……??
そうだとしたら、悲しいな。

「聖なる棺を巡って戦う奴ら、みんな元は普通の人間だろ??辻倉もさ。」
「そうだよ。」
「さっきの盾とか雷とかなんなんだ??」
「盾は武器。武器は2つの属性が混ざって渡される。火・水・光・風・土の5属性と、盾・剣・弓矢・槍・鎖って感じで。」
「なるほど……」
「私は光属性の盾。さっきのは光属性の鎖だね。」
「これが他にもいるんだ。」
「いるわ。あと、盾と剣を両方持ってるのも…。」
「両方!?」
「知り合いの時はいたわ。今回は分からないけど。」
「まだ会ってないもんな。」
「暗い話はここまでにして、帰ろ??」
「おう…。」

俺、この先やっていけるのかな??

「辻倉。パートナーって基本何をすればいいんだ?」
「パートナーは、基本的には力の供給だね。あとは私達が消えないように想い続けること。それくらい。」
「そっか。」

辻倉はこの戦いでどんな願いを叶えたいのか。
知り合いの人がどうなったか分からない。

それでも支えるきっかけができた。
ならば…できる限り辻倉を支えよう。
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