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Part2 Rasidensy Days of the Southern Hospital
Chapter_03.ナース東風平(こちんだ)、一騎討ち!(1)壁を感じる日々~東風平(こちんだ)長助と国吉先生の来訪騒ぎ
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At the Southern Hospital, Nakagusuku Village, Okinawa; October, 1998.
The narrator of this story is Tsutomu Uema.
最近、自分に自信なくなってきた。失敗が多いのだ。
内科、外科の初期研修を終え、僕は小児科研修の最中だった。
毎日、闘っている。まとまった休みが取れない。睡眠不足感がぬぐえない。限られたことしか出来ない自分。患者さん(しかも子供)が毎週一人から二人、この世を去るのを黙って見ているしかない自分。そんな僕に突き刺さる(ように感じる)周りからの視線。
病棟でも外来でも、患者さんに話す内容の一言一言を注意され、怒られっぱなしだ。
体の中に「もや」みたいなものがいっぱい溜まっていて、その重圧に押しつぶされそうになる。
僕に出来ることは、得意の剣玉をベッドサイドに持っていって教えたり、機関車トーマスの声色を真似たり、たまにヤギの鳴きまねをしながらポケットティッシュをむしゃむしゃ食べる。その程度。もちろん、遊んでいるのではない。第一、医師にそんな妥協は許されない。真剣に向かい合っているのだ。だからこそ患者さんはきゃっきゃと喜んでくれた。
でも、僕の胸は無力感で溢れていた。
やるべきことも、やりたいことも、たくさんあるのに! 早く一人前になりたい!
当直を控えたある日の夕方、休憩を決め込み、駐車場の近くで眼鏡を外してぼーっとしていた。
残念ながら、今日もまた一人、患者さんを見送った。僕によく懐いていた患者さんだった。両手に一つずつ剣玉を持って操る、取って置きの技を教えてあげると約束したばかりだった。それなのに。
「勉、元気ないね。どうしたの?」
勤務を終えて駐車場へ降りてきた多恵子が呼びかけているのはわかっていたが、僕には応える気力すら残ってなかった。それだけ参っていたのだ。
すると彼女は近づいてきて、いきなり両手で僕の両頬をつまんだ。
「あががが!」
多恵子はかまわず僕の両頬を引っ張っている。そして
「たーてたーて、よーこよーこ、まーる描いて」
と歌いながら両手を上下左右に動かした。そして、手を一瞬放し、
「ちょん!」
という掛け声とともに、両側から同時に僕の頬を勢い良くパーンと挟んだ。
「何するんだよ。痛えなー」
「だって、暗い顔しているんだもん」
多恵子は口を尖らせた。
「若くて元気だけが取り得のあんたが、俯せしていたら、ナースとして困るわけさー」
「……ひでぇ」
僕はむくれてプイと横を向いた。同級生とはいえ、医療の世界では多恵子は僕より三年先輩なのだ。かなうわけがない。
「大丈夫よ。秋になったら患者さんも減って、楽になるよ。当直がんばってね」
多恵子はそう言い残して自分の車へと去っていった。
二時間ぐらい経っただろうか。
「上間先生、お客さんですよ」
ER看護士のナカダさんが、当直室の僕を呼んだ。
ナカダさんは僕より2つ年上の男性で、ブラジル沖縄移民の三世。いつも陽気でボサノバを口ずさんでいる。
救急医療の世界には男性ナースも多い。力仕事で体力勝負だからだ。僕は彼が大好きだった。僕がサンシン弾ちゃーだと聞きつけ、一度、非番の日にわざわざリハビリルームまで顔を出してくれたことがあった。そして、僕が弾くディアマンテスの曲にあわせて、歌いながらその場で踊ってた。ノリのいいスタッフがいると、こっちも助かる。
「お客さんって?」
僕がナカダさんの後をついていくと、二人の男性が立っていた。
「勉、来ゃんどー」
「上間、久しぶりだな。元気か?」
し、師匠? く、国吉先生? ……うっそ!
意外な客に僕は動揺を隠せなかった。国吉先生とは、Dr. Caldwellのお宅で開かれたアメリカ独立記念日パーティーで約十年ぶりに再会したばかりだ。師匠なら、まだ話はわかる。多恵子もここに勤めているから。でも、国吉先生まで、どうして?
「いやー、帰りにタクシーつかまえたら、たまたま東風平さんのタクシーだったものだから」
「やくとぅ、添てぃ来ゃるばすよ!」
僕は頭を抱えた。
あの、師匠、申し訳ないですが、「やくとぅ(だから)」では文章がつながりません。なんで客人を乗せたら、この病院に連れてくるんですか? というか、国吉先生もなぜ、わざわざ来る気になったんですか?
呆気に取られている僕を尻目に、師匠と国吉先生はそれぞれのYシャツの腕を捲くっている。沖縄の衣替えは十一月のはずだが、なぜか両名ともこの季節から長袖派なのだ。
「とー、勉、注射っし取らせー」
え? ええ?
「師匠、貴方、何処がな悪さどぅあみしぇーびーんなー?」
尋ねる僕に師匠は首を振った。
「何処ん病まんしがてー」
僕は目が点になった。じゃ、何で注射するんですか?
「わははは!」
国吉先生が笑い出した。隣にいたナカダさんも笑いながら僕に説明してくれた。
「沖縄ではよくあることですよ。ご家族や友人が練習台になるんです」
「練習台って、注射の?」
「何でも。保険が厳しくない頃は、点滴に毎日来た方もいらっしゃたそうですよ」
僕は妙に感心してしまった。沖縄の人って、ひまなんだね。
「ビタミン剤でも打って差し上げたら?」
ナカダさんの提案に僕は頷くしかなかった。それで師匠の気が済むのでしたら、やりましょうか。せっかくいらしてくださったのだし。
師匠は、いや、国吉先生も最初からその気だったらしい。二人とも保険手帳を持っていた。僕は早速カルテを作成した。病名、どうしよう?
「悪寒とか倦怠感とかでいいですよ」
ナカダさんがアドバイスしてくれる。そんなものですかねー。
僕は、注射はそんなに苦手ではない。結構、一発で入る。
まず師匠の左腕に注射した。師匠は血管が太いので、初心者向けだ。助かる。
次に国吉先生。あれ? 先生、こんなに血管細かったっけ? 僕としたことが二回も失敗してしまった。三回目でやっと入った。先生、苦笑いしてる。ごめんなさい。
「多恵子はもっと上手かったけどなー」
「多恵子?」
僕が問い返すと、師匠がにっこり笑って答えた。
「やさ、やたさ。我が添てぃ行じゃんよー」
ということは、師匠、多恵子が新米ナースだったときも、同じ事したんですか?
「あぬ時ねー、幸恵も一緒やたさ」
国吉先生だけでなく、おばさんまで連れて行ったんですか。すごい親馬鹿、いえいえ、教育にご熱心なのですね。
そして、お二人は仲良く会計窓口へ去っていきました。
「上間、頑張れよー! また来るからなー」
先生、いいです、わざわざいらっしゃなくても。ここは病院ですから。
「また稽古っさやー、来ーよー!」
はいはい、師匠、伺いますから。休みが取れれば、ですが。たまには、しっとりした古典音楽を弾きたいなー。リハビリルームだとテンポのいい曲しか弾けないもの。
そうそう、『研修医べからず集』(日本医事新報社)という本の26ページには、患者さんと打ち解けるため、研修医が頑張って方言で話そうとする四コママンガが載ってます。用例として沖縄方言が採用されているのは大変うれしいのですが、微妙に言い換えた方が更に良くなると思うので僕なりのセリフで書きますね。言語には「これが正解」というものはないので、決して批判しているわけではないです。念のため。
「西中さん。貴方、熱小ぬ有いびー事、此ぬ薬、毎日三回、御盆の後、一袋なー、召し上がみそーりよー」
さて。では真面目に当直に精を出しますか。((2)へつづく)
The narrator of this story is Tsutomu Uema.
最近、自分に自信なくなってきた。失敗が多いのだ。
内科、外科の初期研修を終え、僕は小児科研修の最中だった。
毎日、闘っている。まとまった休みが取れない。睡眠不足感がぬぐえない。限られたことしか出来ない自分。患者さん(しかも子供)が毎週一人から二人、この世を去るのを黙って見ているしかない自分。そんな僕に突き刺さる(ように感じる)周りからの視線。
病棟でも外来でも、患者さんに話す内容の一言一言を注意され、怒られっぱなしだ。
体の中に「もや」みたいなものがいっぱい溜まっていて、その重圧に押しつぶされそうになる。
僕に出来ることは、得意の剣玉をベッドサイドに持っていって教えたり、機関車トーマスの声色を真似たり、たまにヤギの鳴きまねをしながらポケットティッシュをむしゃむしゃ食べる。その程度。もちろん、遊んでいるのではない。第一、医師にそんな妥協は許されない。真剣に向かい合っているのだ。だからこそ患者さんはきゃっきゃと喜んでくれた。
でも、僕の胸は無力感で溢れていた。
やるべきことも、やりたいことも、たくさんあるのに! 早く一人前になりたい!
当直を控えたある日の夕方、休憩を決め込み、駐車場の近くで眼鏡を外してぼーっとしていた。
残念ながら、今日もまた一人、患者さんを見送った。僕によく懐いていた患者さんだった。両手に一つずつ剣玉を持って操る、取って置きの技を教えてあげると約束したばかりだった。それなのに。
「勉、元気ないね。どうしたの?」
勤務を終えて駐車場へ降りてきた多恵子が呼びかけているのはわかっていたが、僕には応える気力すら残ってなかった。それだけ参っていたのだ。
すると彼女は近づいてきて、いきなり両手で僕の両頬をつまんだ。
「あががが!」
多恵子はかまわず僕の両頬を引っ張っている。そして
「たーてたーて、よーこよーこ、まーる描いて」
と歌いながら両手を上下左右に動かした。そして、手を一瞬放し、
「ちょん!」
という掛け声とともに、両側から同時に僕の頬を勢い良くパーンと挟んだ。
「何するんだよ。痛えなー」
「だって、暗い顔しているんだもん」
多恵子は口を尖らせた。
「若くて元気だけが取り得のあんたが、俯せしていたら、ナースとして困るわけさー」
「……ひでぇ」
僕はむくれてプイと横を向いた。同級生とはいえ、医療の世界では多恵子は僕より三年先輩なのだ。かなうわけがない。
「大丈夫よ。秋になったら患者さんも減って、楽になるよ。当直がんばってね」
多恵子はそう言い残して自分の車へと去っていった。
二時間ぐらい経っただろうか。
「上間先生、お客さんですよ」
ER看護士のナカダさんが、当直室の僕を呼んだ。
ナカダさんは僕より2つ年上の男性で、ブラジル沖縄移民の三世。いつも陽気でボサノバを口ずさんでいる。
救急医療の世界には男性ナースも多い。力仕事で体力勝負だからだ。僕は彼が大好きだった。僕がサンシン弾ちゃーだと聞きつけ、一度、非番の日にわざわざリハビリルームまで顔を出してくれたことがあった。そして、僕が弾くディアマンテスの曲にあわせて、歌いながらその場で踊ってた。ノリのいいスタッフがいると、こっちも助かる。
「お客さんって?」
僕がナカダさんの後をついていくと、二人の男性が立っていた。
「勉、来ゃんどー」
「上間、久しぶりだな。元気か?」
し、師匠? く、国吉先生? ……うっそ!
意外な客に僕は動揺を隠せなかった。国吉先生とは、Dr. Caldwellのお宅で開かれたアメリカ独立記念日パーティーで約十年ぶりに再会したばかりだ。師匠なら、まだ話はわかる。多恵子もここに勤めているから。でも、国吉先生まで、どうして?
「いやー、帰りにタクシーつかまえたら、たまたま東風平さんのタクシーだったものだから」
「やくとぅ、添てぃ来ゃるばすよ!」
僕は頭を抱えた。
あの、師匠、申し訳ないですが、「やくとぅ(だから)」では文章がつながりません。なんで客人を乗せたら、この病院に連れてくるんですか? というか、国吉先生もなぜ、わざわざ来る気になったんですか?
呆気に取られている僕を尻目に、師匠と国吉先生はそれぞれのYシャツの腕を捲くっている。沖縄の衣替えは十一月のはずだが、なぜか両名ともこの季節から長袖派なのだ。
「とー、勉、注射っし取らせー」
え? ええ?
「師匠、貴方、何処がな悪さどぅあみしぇーびーんなー?」
尋ねる僕に師匠は首を振った。
「何処ん病まんしがてー」
僕は目が点になった。じゃ、何で注射するんですか?
「わははは!」
国吉先生が笑い出した。隣にいたナカダさんも笑いながら僕に説明してくれた。
「沖縄ではよくあることですよ。ご家族や友人が練習台になるんです」
「練習台って、注射の?」
「何でも。保険が厳しくない頃は、点滴に毎日来た方もいらっしゃたそうですよ」
僕は妙に感心してしまった。沖縄の人って、ひまなんだね。
「ビタミン剤でも打って差し上げたら?」
ナカダさんの提案に僕は頷くしかなかった。それで師匠の気が済むのでしたら、やりましょうか。せっかくいらしてくださったのだし。
師匠は、いや、国吉先生も最初からその気だったらしい。二人とも保険手帳を持っていた。僕は早速カルテを作成した。病名、どうしよう?
「悪寒とか倦怠感とかでいいですよ」
ナカダさんがアドバイスしてくれる。そんなものですかねー。
僕は、注射はそんなに苦手ではない。結構、一発で入る。
まず師匠の左腕に注射した。師匠は血管が太いので、初心者向けだ。助かる。
次に国吉先生。あれ? 先生、こんなに血管細かったっけ? 僕としたことが二回も失敗してしまった。三回目でやっと入った。先生、苦笑いしてる。ごめんなさい。
「多恵子はもっと上手かったけどなー」
「多恵子?」
僕が問い返すと、師匠がにっこり笑って答えた。
「やさ、やたさ。我が添てぃ行じゃんよー」
ということは、師匠、多恵子が新米ナースだったときも、同じ事したんですか?
「あぬ時ねー、幸恵も一緒やたさ」
国吉先生だけでなく、おばさんまで連れて行ったんですか。すごい親馬鹿、いえいえ、教育にご熱心なのですね。
そして、お二人は仲良く会計窓口へ去っていきました。
「上間、頑張れよー! また来るからなー」
先生、いいです、わざわざいらっしゃなくても。ここは病院ですから。
「また稽古っさやー、来ーよー!」
はいはい、師匠、伺いますから。休みが取れれば、ですが。たまには、しっとりした古典音楽を弾きたいなー。リハビリルームだとテンポのいい曲しか弾けないもの。
そうそう、『研修医べからず集』(日本医事新報社)という本の26ページには、患者さんと打ち解けるため、研修医が頑張って方言で話そうとする四コママンガが載ってます。用例として沖縄方言が採用されているのは大変うれしいのですが、微妙に言い換えた方が更に良くなると思うので僕なりのセリフで書きますね。言語には「これが正解」というものはないので、決して批判しているわけではないです。念のため。
「西中さん。貴方、熱小ぬ有いびー事、此ぬ薬、毎日三回、御盆の後、一袋なー、召し上がみそーりよー」
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