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調べた結果そして衝撃の事実〜帝〜
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あれから数日経った
涼真が調べ終わったらしい
しかし結果は驚くことに
「あの店員を調べましたが全く情報がありませんでした。名前すら出てきません。この店員は存在しないことになっています」
これである
涼真が開発したプログラムで調べられないことなどあるはずがない
だが実際に調べられないことがあった
これは大物がいるな
「あのシステムで調べられないなら相当大物が隠蔽しているんだろう。それもラビットレベルの」
涼真が頷く
ラビット……その名を知らぬものなどいない
ラビットとは今裏社会で有名な情報屋だ
ラビットはどれだけ隠蔽しようと調べられない情報などない
涼真よりも何枚も上手なんだろう
ラビットレベルの情報屋なんて今はいない
大金取られるが、それに見合う価値のある情報が得られる
しかしラビットの詳細を知る奴などいない
顔も歳も本名さえも知るやつなどいない
涼真が調べられないほど隠蔽できたのはこの店員がラビットの可能性がある
いやラビットだ
唇の端がつり上がった気がした
ラビットがなぜコンビニでバイトしているかは分からないがこれは使えると思った
「それでどうするんですか?」
ラビットをどうするのか気になったんだろう涼真が問う
だがどうするかは何となくわかっているんだろう
何か察している様子だ
「ラビットをネタに脅せばいい」
涼真が呆れたようにため息をつく
「やっぱりですか」
涼真が思っていた通りらしい
「相手はカタギですよ。それにうちの組の情報流されたらどうするんですか?」
やっぱりそこが気になるらしい
まぁラビットがうちの組の情報を調べようとすれば簡単に出来る
それこそ朝飯前だ
だが、流される前にラビットの弱みを握ればいい
「孝太郎につけさせろ」
「は?」
疑問に思ったのだろう敬語が消えている
「流される前に弱みを握ればいい」
「それにあの店員がラビットならカタギじゃない、こっちの人間だ」
「あぁ」
納得がいったらしい
「そういうところ組長らしいですね」
まぁ俺はヤラれる前にヤル主義だからな
そして2日後衝撃の事実が発覚する
なんとラビットが高校生だったのだ
涼真が調べ終わったらしい
しかし結果は驚くことに
「あの店員を調べましたが全く情報がありませんでした。名前すら出てきません。この店員は存在しないことになっています」
これである
涼真が開発したプログラムで調べられないことなどあるはずがない
だが実際に調べられないことがあった
これは大物がいるな
「あのシステムで調べられないなら相当大物が隠蔽しているんだろう。それもラビットレベルの」
涼真が頷く
ラビット……その名を知らぬものなどいない
ラビットとは今裏社会で有名な情報屋だ
ラビットはどれだけ隠蔽しようと調べられない情報などない
涼真よりも何枚も上手なんだろう
ラビットレベルの情報屋なんて今はいない
大金取られるが、それに見合う価値のある情報が得られる
しかしラビットの詳細を知る奴などいない
顔も歳も本名さえも知るやつなどいない
涼真が調べられないほど隠蔽できたのはこの店員がラビットの可能性がある
いやラビットだ
唇の端がつり上がった気がした
ラビットがなぜコンビニでバイトしているかは分からないがこれは使えると思った
「それでどうするんですか?」
ラビットをどうするのか気になったんだろう涼真が問う
だがどうするかは何となくわかっているんだろう
何か察している様子だ
「ラビットをネタに脅せばいい」
涼真が呆れたようにため息をつく
「やっぱりですか」
涼真が思っていた通りらしい
「相手はカタギですよ。それにうちの組の情報流されたらどうするんですか?」
やっぱりそこが気になるらしい
まぁラビットがうちの組の情報を調べようとすれば簡単に出来る
それこそ朝飯前だ
だが、流される前にラビットの弱みを握ればいい
「孝太郎につけさせろ」
「は?」
疑問に思ったのだろう敬語が消えている
「流される前に弱みを握ればいい」
「それにあの店員がラビットならカタギじゃない、こっちの人間だ」
「あぁ」
納得がいったらしい
「そういうところ組長らしいですね」
まぁ俺はヤラれる前にヤル主義だからな
そして2日後衝撃の事実が発覚する
なんとラビットが高校生だったのだ
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