強面ヤクザに狙われています〜情報屋の災難〜

う……ぅ……腰が……〜流兎〜

う……ぅ……こ……腰が

目が覚めて1番に感じたことは腰の痛みだ

くっそっ……痛い……

あの野郎……気を失うぐらいやりやがって

あいつの恥ずかしい情報を調べねば

時計を見ると12時くらいだ

とりあえずシャワー浴びたい

ズルズルとベットの端に体を引きずる

ベットから降りるとなるべく腰を動かさないように徒競走みたいに歩く

ガチャドアが開く

「やっと起きたのか」

あの忌々しいやつの声が聞こえた

ｷﾘｯっと帝を睨見ながら扉に向かって歩く

「おい」

俺に言っているがあんなやつ知らん

だが、腰の痛み凄くだるさもある

だから歩くにも限界がある

悔しいがシャワールームにたどり着くには帝に頼むしかない

 「おい帝、シャワー浴びたいから連れて行け」

帝にに言う

「ﾌｯ……歩けないのか」

こいつ……今笑いやがった

だが俺も大人だスルーしよう

そこのまだ高校生だろと思ったそこの君心は高校生だからな

「あぁ」

帝が抱き上げてシャワールームに連れて行ってくれる

一生の不覚だ

シャワールームに着くと帝が下ろしてくれる

シャワールームに入ろうとすると帝も入ろうとする

「おい……なんでお前も入ろうとする？」

帝が、ん？と言葉で表すならできるのかと訝しげな顔をする

てめぇのせいなんだからてめぇ噛まそんな顔をするな

「ん？じゃねえんだよ！出ていけ！」

「1人でできるのか？」

「できるわ！」

なんて失礼なやつだ