1 / 24
第1章 はじまり
1.風俗に入るきっかけ
しおりを挟む
私がこの業界に入ったのは22歳の頃。
風俗嬢としては遅咲きだったかもしれないが、21歳でキャバ嬢をしていたこともあり、男性への接客は慣れているほうであると、軽い気持ちで始めた。
始めた、というか、始めざるを得なかった。
19歳で専門学校を中退し、社会に出て、自分で働くことの厳しさを甘く見ていた。
職場の人間関係でメンタルが弱り、プライベートの感情も仕事に持ち込む。
仕事が捗らず体調を崩す。
いわゆる、"仕事に向いていない"
のであった。
しかし、接客は好きだった。
お客様がありがとう、と言ってくださるのが嬉しかった。
このありがとうが仕事をがんばる唯一の原動力となっていた。
しかし、次第に欠勤が増え、2年も続かず退社した。
その後、街でスカウトされ、キャバクラで働くことになったのだ。
短時間で高収入という条件は、仕事が向かない私にはとてつもなく魅力的だったのだ。
そして後に風俗にたどり着く。
当時、街にはティッシュ配りがわんさかいて、そのもらったティッシュのキャバクラのキャスト募集に応募し、面接をした。
しかし面接で告げられたのは水商売ではなく風俗の仕事の斡旋である。
もちろん最初は抵抗があった。
しかし面接官の上手い誘い方、高収入の仕事の魅力。
職場の見学だけどうかと誘われ、そのまま勤めることになるピンサロに連れていかれた。
連れていかれたピンサロは、学生服が制服のお店。
大きな店内には20を超える席数はあったという記憶がある。
そして大部屋の待機室に通され、
制服を纏ったキャストたちの中に、ポンと放り出される。
このピンサロのすごいところは、女の子(キャスト)が勧誘してくるところである。
とても親しげに話しかけられ、お店の料金システムなどを表を見ながら説明される。
仕事に対しての不安や心配事も、女の子達の話により和らいでいく。
そしてすっかり仲良くなったころには、
体験入店をする、という運びになっていたのである。
風俗嬢としては遅咲きだったかもしれないが、21歳でキャバ嬢をしていたこともあり、男性への接客は慣れているほうであると、軽い気持ちで始めた。
始めた、というか、始めざるを得なかった。
19歳で専門学校を中退し、社会に出て、自分で働くことの厳しさを甘く見ていた。
職場の人間関係でメンタルが弱り、プライベートの感情も仕事に持ち込む。
仕事が捗らず体調を崩す。
いわゆる、"仕事に向いていない"
のであった。
しかし、接客は好きだった。
お客様がありがとう、と言ってくださるのが嬉しかった。
このありがとうが仕事をがんばる唯一の原動力となっていた。
しかし、次第に欠勤が増え、2年も続かず退社した。
その後、街でスカウトされ、キャバクラで働くことになったのだ。
短時間で高収入という条件は、仕事が向かない私にはとてつもなく魅力的だったのだ。
そして後に風俗にたどり着く。
当時、街にはティッシュ配りがわんさかいて、そのもらったティッシュのキャバクラのキャスト募集に応募し、面接をした。
しかし面接で告げられたのは水商売ではなく風俗の仕事の斡旋である。
もちろん最初は抵抗があった。
しかし面接官の上手い誘い方、高収入の仕事の魅力。
職場の見学だけどうかと誘われ、そのまま勤めることになるピンサロに連れていかれた。
連れていかれたピンサロは、学生服が制服のお店。
大きな店内には20を超える席数はあったという記憶がある。
そして大部屋の待機室に通され、
制服を纏ったキャストたちの中に、ポンと放り出される。
このピンサロのすごいところは、女の子(キャスト)が勧誘してくるところである。
とても親しげに話しかけられ、お店の料金システムなどを表を見ながら説明される。
仕事に対しての不安や心配事も、女の子達の話により和らいでいく。
そしてすっかり仲良くなったころには、
体験入店をする、という運びになっていたのである。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる