時給六千円の仕事

Tsubaki hime

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第1章 はじまり

13.NO.1になれた要因 ~調教~

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性の知識が乏しいままだった私は、
彼に誘われると、
次はどんなことが起こるのか、
彼への恋心と性への興味で毎日頭がいっぱいになった。

そして初めてのラブホテルに行った時、
彼から調教を受けることになったのだ。

調教と言っても、彼の細かい指示通りに
モノの舐め方を教わったのだ。

初めてホテルのシャワーに入った。
大きくてマットもあった。
私は要領を得ず、髪の毛まで洗ったら、彼に若干引かれた。

マットでローションで遊んだりもした。
ぬるぬると体をすり合わせ、気持ちいいのかよく分からなかった。

いざ、ベッドに入ると、やはり最初は優しく肌を這うように触られた。

そして私の手を彼のモノに誘う。


舐めて欲しい、と言われ、私はこれを舐めるのか、と少し戸惑いながらも従う。

舌先を尖らせて、根元から先に向かって、1周するように舐めて。

言われるままに舐める。
彼が喜んでいるのが鼓動でわかった。


後はもう彼の支持のままに…

次は先を舌で回すようにして…

次は頭部分だけを口に含んで…

次は全部しゃぶって上下に動かして…

次はもう少し早く…


彼の興奮が徐々に増していくのがわかる。


次は手も使ってみて…

手を少し捻りながら…

手と口で一緒にこうして…

もっと強く握って…

そう…







その瞬間彼が果てた。
彼の白いドロっとしたものが口の中に入ってくる。
私はそれをどうしたらいいのかわからず飲み込んだ。


ティッシュを差し出してきた彼に、
飲み込んじゃったの?と笑われた。

初めてのことだらけで、訳もわからず。
でも、彼が喜んでくれたことが嬉しかった。


そう、私の技術面においては、
この彼の調教が主にベースとなっているのである。

そのベースを忠実に守りながら、相手の鼓動や興奮度に合わせ、

私は口で(手も含む)イカせるテクニックを習得した。

15歳で初めてを経験してから、たった数週間のことであった。



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