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第1章 全ての始まりの記録
abyss:12 内緒の秘密話②
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せっかくこれだけの施設を作ったローグと険悪になっても無駄な時間になると頭を切り替えた。
行方不明の主人のことになって冷静さを欠いた自分を反省した。
「で、わたしをトイレで襲った変態。強かったんだけどなんか人間相手に戦っている感じがしなかったの。肋骨の4、5本と腕を折ってやったのに痛みを感じないというか痛覚、感情がないのよ。力はあるけど動きにキレがなくてワンテンポタイミングが遅いという感じ。あれはきっとターミネーターね、間違いないわ。はっはっは!」
と腕を組みながら敵の分析をしていた夜春は最後に自分でオチをつけて笑いはじめた。
ローグは頭をポリポリとかきながら
「そんな奴を相手に怪我をしていないお主のほうがよっぽどバケモノじゃ」
「それにしてもハルキじゃなくてわたしを襲ってくるのは想定外だわ。相手が誰で出方がわからない以上ハルキの友達、いえ恋人になるのかしら、ティナちゃんも危ない。可能なら彼女に護衛をお願い。今となってはあの子は私たちの弱みになってしまっているから」
「やっぱり二人は付き合っているんか?! さすが父親の血を引いてるのぅ」
下品な顔になるローグ。
「黙れ」
怒りの目でローグをギロリと見る夜春。
「カッー! 当たりキツいのぅ! すでにティナには護衛は付けておる。ティナはハルキの弱みと同時に最強のカードになるかもしれんしのぅ、しらんけど」
「さっきの続きだけどハルキが新世界都市の大学に通い始めてから何かが動き出したわ。私はこれまで何年もこの都市に来ては主人の消息を調べてた。だけど何も向こうからのアクションはなかった。それが今日いきなり襲撃されたわ。なぜ今のタイミングなのか理由がわからないわ」
「そうなのじゃ夜春を襲う敵の事情がわからん。合理性に欠けるというか、混乱させるための嫌がらせ? 判断できるだけのデータがなさすぎじゃ」
「主人が自力で戻ってきていないということが唯一何者かが背後にいるという可能性の話でしかなかったけど」
「将暉が敵を殲滅できない状況ならまだ闘い続けているのじゃろう。何にせよ夜春が襲われたことで敵がまだ都市のどこかに潜伏していることは間違いないのぅ」
夜春とローグは将暉が生きているという可能性と敵がいるだろう、という不確定な二つの要素だけで動いてきた。それが敵が明確に攻撃をしてきたことで確実なものとなった。
「怪しい場所はロス地区である廃墟区<ダスト>。新世界都市初期に建造されたがバブルが弾け区画整理されずに放置された場所じゃ。誰も手入れせんから荒廃した建物が多く残る場所じゃな。
失業者や浮浪者、出自不明の者が全国から流れ着き、怪しい奴らの隠れ蓑となってしまっているスラムじゃ」
正面のモニターに新世界都市のマップが表示され廃墟区<ダスト>にクローズアップされる。
「世界最先端の技術の結晶の隣に格差があるスラム街が存在しているなんて皮肉ね」
「新世界都市の高層区、学園区、商業区の6割は監視することができるが、監視・防犯システムが機能していない廃墟区<ダスト>と完全無人機械化の工場区は企業の最重要機密情報を扱っているためシステムもネットも独立してるからブラックボックスになって覗けないのじゃ」
「この施設の化学技術でもダメなの?」
「向こうのシステムが上手じゃった。完全に見れなくなった。工場区は人工衛星から上から見ても全て建物内にあるから中で何を作っているのかさっぱりわからん。」
「確かに怪しいわね」
「廃墟区<ダスト>は通電して無いわカメラなんて取り外されて売られておるわでもっとわからん。人工衛星で見たところで高層ビルの壁面は巨大広告モニターの残骸で室内がみえないし、ビル群が乱立して互いに隠してしまっておる。
屋上以外は誰がどこで何をしているかなんて一部しか見えんのじゃ」
モニターに上空から超拡大映像で見た廃墟区<ダスト>が映し出されるが、高層ビルの真上で焚き火や集会している人と壁面を覆いつくすモニターの残骸、モニターが付いていない窓が映されるが下層になるほど全貌は不明になった。
「高性能な衛星カメラ持っているのに、宝の持ち腐れね」
「こいつのカメラはおまけみたいなものじゃ」
夜春が工場区全体の映像とマップに切り替える。
「工場区は完全無人化で稼働しているんでしょ。直通の駅がないんだけど行く方法ってあるの?」
「あそこは開発当初から工場地帯として建設されていたので車か運搬専用の車両引き込み線で行く以外ないのぅ。
工場区は何十社か大手企業が食糧生産や食料加工、機械の部品を製造していること以外は何もわかっておらん。専用線路と道路で必要な物が搬入・搬出されておる」
都市計画の中で観光や住居と無縁のため駅を当初から建造しなかった。
「わたしも工場区の企業に探りを入れてみたけど特に怪しい企業がなかったのよね。工場区は白かも、私が行くのは廃墟区<ダスト>に決まりね」
「一人は危険じゃが、ワシの精鋭部隊は必要かのぅ?」
「ありがたいけど足手まといになるからいらないわ。人質に取られでもしたら私が不利になるだけよ。
定期連絡は入れるけど完全に連絡が途切れてから12時間経ったら拉致られたか死んだと思ってちょうだい」
「おぬしの強運なら死ぬことはないじゃろうて、のう?」
口元の髭を触りながら不敵な笑みを浮かべるローグ。
「ふふふ、そうね私が死ぬってよっぽの事だと思うわ」
同じく不敵な笑みで返す夜春。
「にしても解せぬ、13年間音沙汰なしだったのになぜ今このタイミングで敵は動き出したんじゃ」
「それな。ずっと探していたのに手がかりすらなかったから手詰まりだった。結局、憶測で話したところで動機は当事者に聞かない限り真実はわからないわね」
「せめて将暉が誰と接触していたかだけでも判ればもう少し手がかりが掴めそうなんじゃが」
「爆発直前の主人の数ヶ月の行動は私にも教えてくれなかったの」
ローグが言うように敵はなぜ今のタイミングで動き出したのか動機になりそうな事情を推測し始めた。
当時の将暉の行動で何かを見落としている気がしてならないが、何か引っかかるのか見つけられないでいた。
(もっと深く当時のことを思い出せ…………)
夜春の頭にもわもわ~んと大爆発直後のローグと再会した記憶が浮かび上がってきた。
…………アレ、なんだっけこの記憶。
あの日のモヤッとしたあの記憶…………
行方不明の主人のことになって冷静さを欠いた自分を反省した。
「で、わたしをトイレで襲った変態。強かったんだけどなんか人間相手に戦っている感じがしなかったの。肋骨の4、5本と腕を折ってやったのに痛みを感じないというか痛覚、感情がないのよ。力はあるけど動きにキレがなくてワンテンポタイミングが遅いという感じ。あれはきっとターミネーターね、間違いないわ。はっはっは!」
と腕を組みながら敵の分析をしていた夜春は最後に自分でオチをつけて笑いはじめた。
ローグは頭をポリポリとかきながら
「そんな奴を相手に怪我をしていないお主のほうがよっぽどバケモノじゃ」
「それにしてもハルキじゃなくてわたしを襲ってくるのは想定外だわ。相手が誰で出方がわからない以上ハルキの友達、いえ恋人になるのかしら、ティナちゃんも危ない。可能なら彼女に護衛をお願い。今となってはあの子は私たちの弱みになってしまっているから」
「やっぱり二人は付き合っているんか?! さすが父親の血を引いてるのぅ」
下品な顔になるローグ。
「黙れ」
怒りの目でローグをギロリと見る夜春。
「カッー! 当たりキツいのぅ! すでにティナには護衛は付けておる。ティナはハルキの弱みと同時に最強のカードになるかもしれんしのぅ、しらんけど」
「さっきの続きだけどハルキが新世界都市の大学に通い始めてから何かが動き出したわ。私はこれまで何年もこの都市に来ては主人の消息を調べてた。だけど何も向こうからのアクションはなかった。それが今日いきなり襲撃されたわ。なぜ今のタイミングなのか理由がわからないわ」
「そうなのじゃ夜春を襲う敵の事情がわからん。合理性に欠けるというか、混乱させるための嫌がらせ? 判断できるだけのデータがなさすぎじゃ」
「主人が自力で戻ってきていないということが唯一何者かが背後にいるという可能性の話でしかなかったけど」
「将暉が敵を殲滅できない状況ならまだ闘い続けているのじゃろう。何にせよ夜春が襲われたことで敵がまだ都市のどこかに潜伏していることは間違いないのぅ」
夜春とローグは将暉が生きているという可能性と敵がいるだろう、という不確定な二つの要素だけで動いてきた。それが敵が明確に攻撃をしてきたことで確実なものとなった。
「怪しい場所はロス地区である廃墟区<ダスト>。新世界都市初期に建造されたがバブルが弾け区画整理されずに放置された場所じゃ。誰も手入れせんから荒廃した建物が多く残る場所じゃな。
失業者や浮浪者、出自不明の者が全国から流れ着き、怪しい奴らの隠れ蓑となってしまっているスラムじゃ」
正面のモニターに新世界都市のマップが表示され廃墟区<ダスト>にクローズアップされる。
「世界最先端の技術の結晶の隣に格差があるスラム街が存在しているなんて皮肉ね」
「新世界都市の高層区、学園区、商業区の6割は監視することができるが、監視・防犯システムが機能していない廃墟区<ダスト>と完全無人機械化の工場区は企業の最重要機密情報を扱っているためシステムもネットも独立してるからブラックボックスになって覗けないのじゃ」
「この施設の化学技術でもダメなの?」
「向こうのシステムが上手じゃった。完全に見れなくなった。工場区は人工衛星から上から見ても全て建物内にあるから中で何を作っているのかさっぱりわからん。」
「確かに怪しいわね」
「廃墟区<ダスト>は通電して無いわカメラなんて取り外されて売られておるわでもっとわからん。人工衛星で見たところで高層ビルの壁面は巨大広告モニターの残骸で室内がみえないし、ビル群が乱立して互いに隠してしまっておる。
屋上以外は誰がどこで何をしているかなんて一部しか見えんのじゃ」
モニターに上空から超拡大映像で見た廃墟区<ダスト>が映し出されるが、高層ビルの真上で焚き火や集会している人と壁面を覆いつくすモニターの残骸、モニターが付いていない窓が映されるが下層になるほど全貌は不明になった。
「高性能な衛星カメラ持っているのに、宝の持ち腐れね」
「こいつのカメラはおまけみたいなものじゃ」
夜春が工場区全体の映像とマップに切り替える。
「工場区は完全無人化で稼働しているんでしょ。直通の駅がないんだけど行く方法ってあるの?」
「あそこは開発当初から工場地帯として建設されていたので車か運搬専用の車両引き込み線で行く以外ないのぅ。
工場区は何十社か大手企業が食糧生産や食料加工、機械の部品を製造していること以外は何もわかっておらん。専用線路と道路で必要な物が搬入・搬出されておる」
都市計画の中で観光や住居と無縁のため駅を当初から建造しなかった。
「わたしも工場区の企業に探りを入れてみたけど特に怪しい企業がなかったのよね。工場区は白かも、私が行くのは廃墟区<ダスト>に決まりね」
「一人は危険じゃが、ワシの精鋭部隊は必要かのぅ?」
「ありがたいけど足手まといになるからいらないわ。人質に取られでもしたら私が不利になるだけよ。
定期連絡は入れるけど完全に連絡が途切れてから12時間経ったら拉致られたか死んだと思ってちょうだい」
「おぬしの強運なら死ぬことはないじゃろうて、のう?」
口元の髭を触りながら不敵な笑みを浮かべるローグ。
「ふふふ、そうね私が死ぬってよっぽの事だと思うわ」
同じく不敵な笑みで返す夜春。
「にしても解せぬ、13年間音沙汰なしだったのになぜ今このタイミングで敵は動き出したんじゃ」
「それな。ずっと探していたのに手がかりすらなかったから手詰まりだった。結局、憶測で話したところで動機は当事者に聞かない限り真実はわからないわね」
「せめて将暉が誰と接触していたかだけでも判ればもう少し手がかりが掴めそうなんじゃが」
「爆発直前の主人の数ヶ月の行動は私にも教えてくれなかったの」
ローグが言うように敵はなぜ今のタイミングで動き出したのか動機になりそうな事情を推測し始めた。
当時の将暉の行動で何かを見落としている気がしてならないが、何か引っかかるのか見つけられないでいた。
(もっと深く当時のことを思い出せ…………)
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あの日のモヤッとしたあの記憶…………
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