8 / 23
7話 初めまして?そして久しぶり
しおりを挟む
王都から出発して一カ月が過ぎた。
その間に、魔物討伐や薬草探しなどをしてお金を稼ぎ、順調に東の森へと近付いていった。
そんなある日、血気盛んな港を見つけそこに寄った。
「今日はこの港で宿を探す」
いいか?と尋ねるスグリに皆頷いた。
反論する理由がない。
……あの日、王都で買ったオモチャは未だ使えていない。
と言うのもここ最近、私の調子が悪いからだ。
風邪でも引いたかのごとくに身体が思うように動かないのだ。
鉛でも付けたのかというほどに身体が重たい。
病気、ではないだろうし……。
原因が分からないからどうしようもない。
そのせいで3人に心配を掛けるし。
一時期、リンヤに死なないでくれと
懇願されたくらいだ。
だから、私の体調を考慮した上で宿に泊まろうってことにしたのだろう。
大袈裟というか心配性というか。
「いいっスね?きちんとベッドで寝ててくださいっスよ?キル、頼んだっスよ?」
「はい、了解しました」
部屋を、スグリと共に出て行ったリンヤ。
「キル、行って来ていいんだけど?」
「顔色悪い奴を1人置いてけるわけないだろ?」
ドカッと木の椅子に腰掛けたキル。
そこまで酷いのか、私の顔色は。
ペタペタと触るが当然、分かるはずがなく。
「ねぇ、キルー」
「?」
「1つ、頼み事聞いてくれない?」
「……あの2人が戻って来たらな」
それじゃあ意味がないんだって。
ジーッと見ているとキルが最終的には折れた。
「話だけだからな」
馬鹿だなー。
話を聞いたら最後なのに。
近付いてくるキルに隠れてニヤリと笑った。
キルを手刀で眠らせ宿を抜け出していた。
心配してくれてる3人には悪いけど、
少し、気になる気配があるんだよね。
街のハズレにある林を通り抜ける。
すると、今まで感じていた空気が軽くなった。
………居た。
湖の側に、幼い姿をした見覚えのある雰囲気の少年が1人、佇んでいた。
「……雅、久しぶり。今はハナだったっけ?」
「なんで分かんの、湊?」
「どうしてでしょう?」
クスクスと楽しそうに笑う幼馴染みの姿に溜め息を吐く。
「まさか、湊まで死んだとは思わなかったんだけど?」
しかも同年代じゃなく少年として転生しているなんて。
私の反応に湊は確かに、と頷いた。
「ハナ、今体調を崩してるでしょ?」
トッ、と私に近寄って来た湊に静かに頷いた。
「湊、今の名前は?」
「ん?……ソラ、だよ。ちょっと動かないでね?」
上目遣いで見上げてくる湊、ソラの指示に従う。
「汝の奥底に入り込んだ穢れよ、我の願いと共に消しされ」
ソラがそう呟くと、私の身体は光に包まれ身体が軽くなった。
「どう?」
「………回復魔法か。うん、楽になったよ」
手を開いたり閉じたりしているとソラは安心したように笑った。
あ、この笑い方懐かしい。
前世で風邪とか怪我をして治った時に
いつもこんな笑い方で私を見守っていた。
スグリと一緒にいつも私を護ってくれていた。
そんな、優しい幼馴染み。
「ハナ、大雅は?」
「今はスグリだよ。勝手に宿抜け出して来たからねぇ、多分怒ってる。元気だし、前世と変わらず可愛いよ」
「(……それはハナだけだと思う)そ、そっか。元気ならいいや」
視線を漂わせ答えたソラ。
「というか、こんなとこで何やってんの?」
「何って……、ハナが来てくれることは分かってたから待ってた」
おおう、マジか。
なんかストーカーみたいだぞ、ソラ。
苦笑する私にソラはただ笑う。
「と、そろそろ戻るね」
「……一緒に行っていい?」
服を引っ張り呟くソラ。
「別に私はいいけど、大丈夫なの?」
この世界のソラの親とか。
私の言いたいことはお見通しのようで大丈夫だと笑った。
「家はもう出てるから」
………、はい?
今、ソラなんて言った?
家を出てる?
「親の了解も取ってるから大丈夫」
そういう問題じゃないでしょうよ。
何も言えずにソラを宿に連れて来た。
「ハナ!!!どこ行ってたんだ!?
心配しただろ?!!」
宿の前に居た3人は私に気付いた途端走り寄って来た。
スグリは鬼の形相をしていた。
「……ハナさん、そのチビ誰っスか?
まさか、誘拐……」
リンヤの悪ふざけにスグリはソラに視線を向けた。
「……湊か?」
「フフッ。よく分かったね、大雅。
今はスグリだったっけ」
スグリもソラが湊だとすぐに分かったようだ。
「スグリ、今の僕はソラだよ。相変わらず2人は呆れるくらい相思相愛なんだね。ホント、羨ましいよ」
その瞬間、2人の間の空気が変わった気がした。
というか、変わった。
「お前はいい加減諦めたらどうだ?しつこいと鬱陶しいぞ?」
「あはは、スグリこそいい加減、僕に譲ってくれない?」
バチバチと火花が飛び散っていそうな雰囲気にリンヤとキルは引いていた。
「なんスか、あれ」
「大丈夫、いつも通りのことだから」
離れたところから見守っているとどうしてもあの頃を思い出す。
「というかハナさん、体調はもう良さそうっスね」
リンヤが心底安心したように笑う。
キルもその隣で息を吐いていた。
あ、
「キル、さっきはごめん…。まだ痛いとかある?」
「あれぐらい大丈夫だ。これでも護衛隊長だ」
……若干忘れてた。
そういえばキルって、護衛隊長だったね。
なんかよわ…、ううん!や、優しい?から忘れてた。
「………それより、アレ、止めなくていいのか?」
キルは溜め息を吐き2人を見た。
「止めなきゃね~。……そこのお2人さーーん!!いい加減にしないと……
どうなるか分かってんよな?」
ドスの効いた声を出し2人を威嚇するのだが……、なぜかキルとリンヤの2人までもが怯え上がった。
何故に?
女としての私の立場がないじゃん。
「は、ハナさんってそんな声もだ、出せるんスね……」
視線が泳いでんぞー、リンヤ。
「は、ハナ……。いや!ハナ様!!」
なんで悪化してんの、キル。
「あ、相変わらずの威圧感だね~」
涙目って……、精神年齢まで退化したの、ソラ。
「……嫌いになったか?」
可愛いな、おい。
「………とりあえず中に入ろうか」
「….てことで、私は宿を抜け出しました。チャンチャン」
「か、軽い!!そして野生児っスか!
ハナさんは!」
事の成り行きを話し終えると一番にリンヤが口を開いた。
てゆーか、軽い?
じゃあもっと重く話した方が良かったわけ?
「……とにかく、ハナが無事ならそれでいい」
スグリ、なんか違う。
「あー、そうだ。3人共、ソラも一緒に旅するのいい?」
思い出したように言うとキルとリンヤの2人は了承した。
「元はと言えばハナさんとスグリさんの旅に連れて来てもらっている身なので大丈夫っスよ!」
「同じく」
「スグリは?」
「あっちでと同じ扱いでいいなら別にどうでもいい。……本当なら、あの頃の代わりがいるから一緒じゃなくてもいいけど…ハナが楽しそうだから連れて行く」
スグリさんや、それはどうかと思うけど?
「そう?ならあの頃と同じようにハナとイチャイチャさせて貰うね」
「は?」
「何か?」
「ちょっ!!お2人さん!!?」
………また始まった。
呆れて物言えず状態でいるとリンヤは発狂した。
「どうしてこうなるんスかーー!!」
……これは慣れだね。
ガンバ、リンヤ。
その間に、魔物討伐や薬草探しなどをしてお金を稼ぎ、順調に東の森へと近付いていった。
そんなある日、血気盛んな港を見つけそこに寄った。
「今日はこの港で宿を探す」
いいか?と尋ねるスグリに皆頷いた。
反論する理由がない。
……あの日、王都で買ったオモチャは未だ使えていない。
と言うのもここ最近、私の調子が悪いからだ。
風邪でも引いたかのごとくに身体が思うように動かないのだ。
鉛でも付けたのかというほどに身体が重たい。
病気、ではないだろうし……。
原因が分からないからどうしようもない。
そのせいで3人に心配を掛けるし。
一時期、リンヤに死なないでくれと
懇願されたくらいだ。
だから、私の体調を考慮した上で宿に泊まろうってことにしたのだろう。
大袈裟というか心配性というか。
「いいっスね?きちんとベッドで寝ててくださいっスよ?キル、頼んだっスよ?」
「はい、了解しました」
部屋を、スグリと共に出て行ったリンヤ。
「キル、行って来ていいんだけど?」
「顔色悪い奴を1人置いてけるわけないだろ?」
ドカッと木の椅子に腰掛けたキル。
そこまで酷いのか、私の顔色は。
ペタペタと触るが当然、分かるはずがなく。
「ねぇ、キルー」
「?」
「1つ、頼み事聞いてくれない?」
「……あの2人が戻って来たらな」
それじゃあ意味がないんだって。
ジーッと見ているとキルが最終的には折れた。
「話だけだからな」
馬鹿だなー。
話を聞いたら最後なのに。
近付いてくるキルに隠れてニヤリと笑った。
キルを手刀で眠らせ宿を抜け出していた。
心配してくれてる3人には悪いけど、
少し、気になる気配があるんだよね。
街のハズレにある林を通り抜ける。
すると、今まで感じていた空気が軽くなった。
………居た。
湖の側に、幼い姿をした見覚えのある雰囲気の少年が1人、佇んでいた。
「……雅、久しぶり。今はハナだったっけ?」
「なんで分かんの、湊?」
「どうしてでしょう?」
クスクスと楽しそうに笑う幼馴染みの姿に溜め息を吐く。
「まさか、湊まで死んだとは思わなかったんだけど?」
しかも同年代じゃなく少年として転生しているなんて。
私の反応に湊は確かに、と頷いた。
「ハナ、今体調を崩してるでしょ?」
トッ、と私に近寄って来た湊に静かに頷いた。
「湊、今の名前は?」
「ん?……ソラ、だよ。ちょっと動かないでね?」
上目遣いで見上げてくる湊、ソラの指示に従う。
「汝の奥底に入り込んだ穢れよ、我の願いと共に消しされ」
ソラがそう呟くと、私の身体は光に包まれ身体が軽くなった。
「どう?」
「………回復魔法か。うん、楽になったよ」
手を開いたり閉じたりしているとソラは安心したように笑った。
あ、この笑い方懐かしい。
前世で風邪とか怪我をして治った時に
いつもこんな笑い方で私を見守っていた。
スグリと一緒にいつも私を護ってくれていた。
そんな、優しい幼馴染み。
「ハナ、大雅は?」
「今はスグリだよ。勝手に宿抜け出して来たからねぇ、多分怒ってる。元気だし、前世と変わらず可愛いよ」
「(……それはハナだけだと思う)そ、そっか。元気ならいいや」
視線を漂わせ答えたソラ。
「というか、こんなとこで何やってんの?」
「何って……、ハナが来てくれることは分かってたから待ってた」
おおう、マジか。
なんかストーカーみたいだぞ、ソラ。
苦笑する私にソラはただ笑う。
「と、そろそろ戻るね」
「……一緒に行っていい?」
服を引っ張り呟くソラ。
「別に私はいいけど、大丈夫なの?」
この世界のソラの親とか。
私の言いたいことはお見通しのようで大丈夫だと笑った。
「家はもう出てるから」
………、はい?
今、ソラなんて言った?
家を出てる?
「親の了解も取ってるから大丈夫」
そういう問題じゃないでしょうよ。
何も言えずにソラを宿に連れて来た。
「ハナ!!!どこ行ってたんだ!?
心配しただろ?!!」
宿の前に居た3人は私に気付いた途端走り寄って来た。
スグリは鬼の形相をしていた。
「……ハナさん、そのチビ誰っスか?
まさか、誘拐……」
リンヤの悪ふざけにスグリはソラに視線を向けた。
「……湊か?」
「フフッ。よく分かったね、大雅。
今はスグリだったっけ」
スグリもソラが湊だとすぐに分かったようだ。
「スグリ、今の僕はソラだよ。相変わらず2人は呆れるくらい相思相愛なんだね。ホント、羨ましいよ」
その瞬間、2人の間の空気が変わった気がした。
というか、変わった。
「お前はいい加減諦めたらどうだ?しつこいと鬱陶しいぞ?」
「あはは、スグリこそいい加減、僕に譲ってくれない?」
バチバチと火花が飛び散っていそうな雰囲気にリンヤとキルは引いていた。
「なんスか、あれ」
「大丈夫、いつも通りのことだから」
離れたところから見守っているとどうしてもあの頃を思い出す。
「というかハナさん、体調はもう良さそうっスね」
リンヤが心底安心したように笑う。
キルもその隣で息を吐いていた。
あ、
「キル、さっきはごめん…。まだ痛いとかある?」
「あれぐらい大丈夫だ。これでも護衛隊長だ」
……若干忘れてた。
そういえばキルって、護衛隊長だったね。
なんかよわ…、ううん!や、優しい?から忘れてた。
「………それより、アレ、止めなくていいのか?」
キルは溜め息を吐き2人を見た。
「止めなきゃね~。……そこのお2人さーーん!!いい加減にしないと……
どうなるか分かってんよな?」
ドスの効いた声を出し2人を威嚇するのだが……、なぜかキルとリンヤの2人までもが怯え上がった。
何故に?
女としての私の立場がないじゃん。
「は、ハナさんってそんな声もだ、出せるんスね……」
視線が泳いでんぞー、リンヤ。
「は、ハナ……。いや!ハナ様!!」
なんで悪化してんの、キル。
「あ、相変わらずの威圧感だね~」
涙目って……、精神年齢まで退化したの、ソラ。
「……嫌いになったか?」
可愛いな、おい。
「………とりあえず中に入ろうか」
「….てことで、私は宿を抜け出しました。チャンチャン」
「か、軽い!!そして野生児っスか!
ハナさんは!」
事の成り行きを話し終えると一番にリンヤが口を開いた。
てゆーか、軽い?
じゃあもっと重く話した方が良かったわけ?
「……とにかく、ハナが無事ならそれでいい」
スグリ、なんか違う。
「あー、そうだ。3人共、ソラも一緒に旅するのいい?」
思い出したように言うとキルとリンヤの2人は了承した。
「元はと言えばハナさんとスグリさんの旅に連れて来てもらっている身なので大丈夫っスよ!」
「同じく」
「スグリは?」
「あっちでと同じ扱いでいいなら別にどうでもいい。……本当なら、あの頃の代わりがいるから一緒じゃなくてもいいけど…ハナが楽しそうだから連れて行く」
スグリさんや、それはどうかと思うけど?
「そう?ならあの頃と同じようにハナとイチャイチャさせて貰うね」
「は?」
「何か?」
「ちょっ!!お2人さん!!?」
………また始まった。
呆れて物言えず状態でいるとリンヤは発狂した。
「どうしてこうなるんスかーー!!」
……これは慣れだね。
ガンバ、リンヤ。
0
あなたにおすすめの小説
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
再婚相手の連れ子は、僕が恋したレンタル彼女。――完璧な義妹は、深夜の自室で「練習」を強いてくる
まさき
恋愛
「初めまして、お兄さん。これからよろしくお願いしますね」
父の再婚によって現れた義理の妹・水瀬 凛(みなせ りん)。
清楚なワンピースを纏い、非の打ち所がない笑顔で挨拶をする彼女を見て、僕は息が止まるかと思った。
なぜなら彼女は、僕が貯金を叩いて一度だけレンタルし、その圧倒的なプロ意識と可憐さに――本気で恋をしてしまった人気No.1レンタル彼女だったから。
学校では誰もが憧れる高嶺の花。
家では親も感心するほど「理想の妹」を演じる彼女。
しかし、二人きりになった深夜のキッチンで、彼女は冷たい瞳で僕を射抜く。
「……私の仕事のこと、親に言ったらタダじゃおかないから」
秘密を共有したことで始まった、一つ屋根の下の奇妙な生活。
彼女は「さらなるスキルアップ」を名目に、僕の部屋を訪れるようになる。
「ねえ、もっと本気で抱きしめて。……そんなんじゃ、次のデートの練習にならないでしょ?」
これは、仕事(レンタル)か、演技(家族)か、それとも――。
完璧すぎる義妹に翻弄され、理性が溶けていく10日間の物語。
『著者より』
もしこの話が合えば、マイページに他の作品も置いてあります。
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/658724858
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる