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番外編 ハナさん最恐説 ①(リンヤside)
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⚠︎これはハナが精霊と契約し、スグリとソラと合流する少し前の話
「あ、そういえば私、精霊と契約するのは初めてだけど契約自体は初めてじゃないんだよね~」
「……急にどうしたんですか?」
キルの嫌な予感がする、というような声色を無視して口を開くハナさん。
……正直俺も、聞かない方が悩まされないとは思うんスけど…何と契約しているのか気になる俺は黙っていた。
(ごめんなさいっス、キル)
「えっとね~、確か1番最初に契約したのがフェンリルかなぁ」
「「はいィィイ?!!!」」
何でもなさそうに言ったハナさんに若干引いた。
いや、若干どころではない。
ドン引きだ。
え、フェンリルってあの?!
あの伝説上のSSランクの狼?!!
……なんてこった。
「フェルって名前付けたんだけどさ~
もう可愛いのなんの!しかもモフモフでさー!!何が可愛いって?もちろん私以外には懐かないという庇護欲唆られる行動とか!」
……なんかハナさんの反応が犬に対するのと同じに感じるのは気のせいっスか?
気のせいっスよね?!
あの伝説っスよ!
流石に犬扱いはないっスよね!
うんうんと1人で納得しているとハナさんに対しての驚きはそれだけでは終わらなかった……。
「後はー、火のドラゴンのレッカかなぁ」
「「(……もう何も言うまい…)」」
遠い目をしてしまったのは致し方ないと思う。
どうしてどちらも高ランク、しかも伝説上、神獣級の生き物なんスか……。
「あ、なんなら今から呼ぶ?」
「「止めてください!!」」
もうやだこの人、と思ったのは仕方ないことだと思うんだよ、うん。
「あ、そういえば私、精霊と契約するのは初めてだけど契約自体は初めてじゃないんだよね~」
「……急にどうしたんですか?」
キルの嫌な予感がする、というような声色を無視して口を開くハナさん。
……正直俺も、聞かない方が悩まされないとは思うんスけど…何と契約しているのか気になる俺は黙っていた。
(ごめんなさいっス、キル)
「えっとね~、確か1番最初に契約したのがフェンリルかなぁ」
「「はいィィイ?!!!」」
何でもなさそうに言ったハナさんに若干引いた。
いや、若干どころではない。
ドン引きだ。
え、フェンリルってあの?!
あの伝説上のSSランクの狼?!!
……なんてこった。
「フェルって名前付けたんだけどさ~
もう可愛いのなんの!しかもモフモフでさー!!何が可愛いって?もちろん私以外には懐かないという庇護欲唆られる行動とか!」
……なんかハナさんの反応が犬に対するのと同じに感じるのは気のせいっスか?
気のせいっスよね?!
あの伝説っスよ!
流石に犬扱いはないっスよね!
うんうんと1人で納得しているとハナさんに対しての驚きはそれだけでは終わらなかった……。
「後はー、火のドラゴンのレッカかなぁ」
「「(……もう何も言うまい…)」」
遠い目をしてしまったのは致し方ないと思う。
どうしてどちらも高ランク、しかも伝説上、神獣級の生き物なんスか……。
「あ、なんなら今から呼ぶ?」
「「止めてください!!」」
もうやだこの人、と思ったのは仕方ないことだと思うんだよ、うん。
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