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エピローグ(?)
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後に、『血塗れた悪魔』率いるとある集団が大陸に名を馳せた。
『絶対零度の騎士達』だ。
その集団には年頃の少年や見目麗しい青年達がいるとのこと。
そして、その集団を率いる『血塗れた悪魔』は女だったのだ。
………それも、絶世の美女だ。
魔族もが平伏すようなその悪魔は、魔王…、神にも誇る魔力を持っていた。
あるときは大地を切り裂き、あるときは森を焼き尽くし、あるときは……。
「……ねえ、なんか現世で凄い話が流れてるんだけど?」
「ん~?あ、ホントだ」
「なんの話っスか~?」
「現世で俺達のことを話して、というか、語り継がれていますね」
「ふん、普通であったら人間の寿命はとっくに過ぎているからな。あの人間達は我らが死んでいるとでも思っているのだろう」
「我々魔族は余裕で生きますがね……まぁ、規格外な女(ヒト)がいらっしゃるから最早普通とは言い難……グハッ!」
「あらヤダ。失礼。最近“歳”のせいか力加減が難しいのよ。ごめんなさいね?」
「………ハナはいつまで経っても可愛いな」
「………(天使か)ありがとう」
「す、すみません……(鬼だ。鬼が降臨なされた)。」
「にしても、酷い話だよね~~?たかだか“200年”現世を離れていただけなのに」
「普通の人間に取っては普通200年もの時を生きるとは思わないと思いますよ?」
「まぁ俺達はハナさんの契約していた神からの加護というか呪いというか…なんとも祝福していいかのわからないこの状況で生きているんスけどね~」
「あはは~(笑えねー)」
でもまぁ、私の大切な存在がこうして
共に生きていけているから感謝こそすれど憎みはしないかなぁ~。
あの子も良かれと思ってやったことだしね~。
「あ、そうだ。今度200年ぶりに現世に降りて帝国乗っ取ってみる?面白そうなことになりそうでしょ?」
「「「ダメ」」」
「え~、つっまんないなぁ~」
「俺達はもう歴史上の人物なわけっスよ?そんな存在が現れて混乱しないわけがないっスよ」
「でも私達……『絶対零度の騎士達』とか『血塗れた悪魔』の絵なんてないんだから混乱の仕様がないんじゃないの??私達の姿を知っているのは魔族くらいでしょ?」
「「「………あ、」」」
「うん、決まりね。なら近々、降りて帝国を乗っ取ろうね。そのまま世界征服も面白いと思うわよ?」
クスリと笑えば仕方がないなぁとでもいうような感じに皆は笑った。
「相変わらず私に甘いよね~」
「当然だろ?」
「だって僕達は」
「「「我儘姫の虜なんだから」」」
それに私はクスクスと笑い……、現世の様子が映っている水晶を壊した。
さぁ
楽しい楽しい
宴の時間だよ?
『絶対零度の騎士達』だ。
その集団には年頃の少年や見目麗しい青年達がいるとのこと。
そして、その集団を率いる『血塗れた悪魔』は女だったのだ。
………それも、絶世の美女だ。
魔族もが平伏すようなその悪魔は、魔王…、神にも誇る魔力を持っていた。
あるときは大地を切り裂き、あるときは森を焼き尽くし、あるときは……。
「……ねえ、なんか現世で凄い話が流れてるんだけど?」
「ん~?あ、ホントだ」
「なんの話っスか~?」
「現世で俺達のことを話して、というか、語り継がれていますね」
「ふん、普通であったら人間の寿命はとっくに過ぎているからな。あの人間達は我らが死んでいるとでも思っているのだろう」
「我々魔族は余裕で生きますがね……まぁ、規格外な女(ヒト)がいらっしゃるから最早普通とは言い難……グハッ!」
「あらヤダ。失礼。最近“歳”のせいか力加減が難しいのよ。ごめんなさいね?」
「………ハナはいつまで経っても可愛いな」
「………(天使か)ありがとう」
「す、すみません……(鬼だ。鬼が降臨なされた)。」
「にしても、酷い話だよね~~?たかだか“200年”現世を離れていただけなのに」
「普通の人間に取っては普通200年もの時を生きるとは思わないと思いますよ?」
「まぁ俺達はハナさんの契約していた神からの加護というか呪いというか…なんとも祝福していいかのわからないこの状況で生きているんスけどね~」
「あはは~(笑えねー)」
でもまぁ、私の大切な存在がこうして
共に生きていけているから感謝こそすれど憎みはしないかなぁ~。
あの子も良かれと思ってやったことだしね~。
「あ、そうだ。今度200年ぶりに現世に降りて帝国乗っ取ってみる?面白そうなことになりそうでしょ?」
「「「ダメ」」」
「え~、つっまんないなぁ~」
「俺達はもう歴史上の人物なわけっスよ?そんな存在が現れて混乱しないわけがないっスよ」
「でも私達……『絶対零度の騎士達』とか『血塗れた悪魔』の絵なんてないんだから混乱の仕様がないんじゃないの??私達の姿を知っているのは魔族くらいでしょ?」
「「「………あ、」」」
「うん、決まりね。なら近々、降りて帝国を乗っ取ろうね。そのまま世界征服も面白いと思うわよ?」
クスリと笑えば仕方がないなぁとでもいうような感じに皆は笑った。
「相変わらず私に甘いよね~」
「当然だろ?」
「だって僕達は」
「「「我儘姫の虜なんだから」」」
それに私はクスクスと笑い……、現世の様子が映っている水晶を壊した。
さぁ
楽しい楽しい
宴の時間だよ?
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