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第四章 現代編(制裁される悪女①)
39 白亜の洋館(志津江、静香、渚)
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樹海入口で車を停め、3人を連れて樹海を思い通り洋館に到着した隆之は2階の客間に3人を案内し、志津江に隆之が戻るまで少女2人の面倒を見ているように命令し、山野専務の入院先に向かった。拝借した高層マンションのキーを彼のキーホルダーに戻し偽キーを回収した隆之は直ぐに洋館に向かって車を走らせた。
途中で、携帯で峰元女医に薬物投与された少女2人を救出したのでリハビリを依頼すると
『取り敢えず、禁断症状が収まるまでは森下会長が面倒見てくれるでしょうから、私がカウンセリングするのは4日後で良いですよね。何か問題が有れば、私の個人電話に連絡してください』
3人娘の件もあり、完全にお任せします口調で話をされてしまった。
洋館に戻り客室に顔を出すと志津江は起きて隆之の帰りを待っていた。牝奴隷として何人ものご主人様に転売された彼女にとってご主人様の命令は絶対で、隆之が2人の面倒を見ながら待っていろと出掛けてしまったので、寝ずに待ち続けていたのだろう。そんな志津江でも、やはり睡魔は襲ってくるらしく、隆之が明日の昼までゆっくり寝なさいと命令すると2人の少女達の横で5分も経たず寝息を立て始めた。
志津江が眠りについたのを確認した隆之は、昼の12時になったら少女達と一緒に浴室で身体を洗い用意してある服を着て書斎に来るよう頭元にメモと館内の案内図を置いて客室を出た。
翌朝、一番近くの宅配集荷場留めで昨日発注した志津江達の服を受取り脱衣場に置いた。
少女達の服や下着は既製品で手配出来たが、バストがメガサイズの志津江用下着は特注でしか手に入らなかったので、爆乳外国人元AVモデルと結婚している友人から奥さんが結婚前に使っていた水着を宅配で送って貰った。AVモデルが身に付けていた代物なのである程度想定していたがら、届いた水着は布地が極端に小さく、ボトムは股間の割れ目が隠れるだけでお尻は細い紐だけで尻臀は剥き出し、当然、"牝豚"の焼印も丸見えだ。ビキニトップも乳首が辛うじて隠れるだけで、激しく身体を動かせば乳首が直ぐに覗いてしまうような代物だった。実際に水着として使うのも無理だろう。
ようは無いよりはマシだろうと言った代物だ。準備を終えた隆之が書斎で次の計画を練っていると、11時過ぎ書斎に美味しそうな香りが漂って来たので、音を立てないようにしてキッチンを覗くと志津江がなにやら料理をしていた。服は此処に連れて来たままなので、残したメモ通り12時にならないと浴室には行かないつもりなのだろう。
12時半過ぎ、書斎の扉がノックされたので扉を開けてやると白い布を掛けたワゴンを押した志津江と2人の少女が立っていた。志津江は書斎に入るとワゴンの白い布を剥ぐった。そこには、美味しそうなオムレツとベーコン、サラダ、トースト、ミルクが1人前だけ載っていた。
「何で、1人前しか無い?」
隆之が大声で言うと、志津江は一瞬ビクッと身体を硬直させたが、
「奴隷はご主人様の食べ残されたモノか、奴隷食として与えられたモノしか口にしてはいけないと躾られていましたから、ご主人様はそれが駄目だと言われるのでしょうか?」
「駄目だ。前のご主人様がどんな事を躾たか知らない、否、知りたくも無いが、此れからは全て私の流儀に従って貰う。取り敢えず、今後の食事はこの場に居る全員で一緒に食べる」
「はい、申し訳有りません」
「解ってくれたなら、3人分大至急作って来なさい」
「はい、ご主人様」
志津江が書斎から出て行こうとすると、少女2人も一緒に着いて行こうとするので、
「2人は此処に残って、ソファに腰を下ろして先に半分ずつ食べなさい。お腹が空いているのだろ?」
志津江かワゴンから朝食の載ったトレイをソファテーブルに運ぶと、2人の少女はソファに腰掛けた。
「直ぐに戻って来るから食べてなさい」
2人が頷くと志津江は書斎から出て行っても、不安そうな顔で食事に手を出そうとしないが、静香のお腹からグーと小さな音が聞こえた。
「遠慮しないで食べなさい。渚ちゃんと静香ちゃんを虐める男は此処には居ない。もし、2人を虐めるような奴がいれば私が許さない」
2人は互いに見詰め合い、頷き合うと
「ご主人様、戴きます!」
2人が食べ始めると、隆之は黙ってその姿を眺めていた。2人が食べ終わる頃、ワゴンに3人前の朝食を載せた志津江が戻って来た。
「随分早いな。私は怒っていないのだから、そんなに急いで作らなくても良かったのに」
「さっきは食材、料理道具、食器の有りかなどが判らなかったのて時間が係りましたけど、様子さえ掴めれば、何時も此れくらいで作れます」
「此処に居る間は貴女に料理して貰う事にしようかな。私も多少料理は出来るが、結構大雑把だからな」
「はい、喜んでお料理させて戴きます」
「私はもう食事を済ましているので、貴女もソファに座って3人で食べなさい」
志津江が何か言いそうにしていたが、隆之は無視して3人で食事をするよう指示した。少女達が余りにも美味しそうに食べているので、隆之もオムレツを一口分けて貰ったが、それだけで志津江の料理の腕前が中々のモノだと納得した。
彼女達が食事を終えるのを待ち、隆之は今後について話を始めた。
隆之は今後、彼女達を奴隷として扱う気は無く、少女2人は薬物中毒がある程度解消すれば、専門医のカウンセリングを受け社会復帰の為のリハビリを始める。現在、彼女達のような少女がリハビリしている施設があるので、そこに合流して貰う。
今後、隆之は3人を渚ちゃん、静香ちゃん、志津江と呼ぶので自分の事はご主人様とは呼ばないで森下さんと呼ぶように言った。
少女2人は施設に居る少女達が何と呼んでいるかと聞くので"小父さま"と呼んでる子が多いと話すと2人も"小父さま"が良いと言うので了承した。
「さて、志津江が真性マゾ奴隷に調教されたのは理解しているが、今後、奴隷として扱う気は無い。どちらかと言えば愛人として傍にいて欲しい」
「"牝豚"の焼印を押された私が、愛人なんて無理です。それに虐められ無いと感じない身体をどうすれば良いのですか?」
「それは今後、私がどうにかしてみる。それに、お尻の焼印も消せるかも知れない」
結局、志津江も折れて"ご主人様"と呼ばない代わりに愛人なのだから"旦那さま"と呼ぶ事になった。
そして志津江に少女達に薬物を定期的に与えでいないか確認すると普段は2日に一度だが、前回投与されたのは4日前だと答えたので、おそらく今晩辺り禁断症状が出てくるのだろう。
途中で、携帯で峰元女医に薬物投与された少女2人を救出したのでリハビリを依頼すると
『取り敢えず、禁断症状が収まるまでは森下会長が面倒見てくれるでしょうから、私がカウンセリングするのは4日後で良いですよね。何か問題が有れば、私の個人電話に連絡してください』
3人娘の件もあり、完全にお任せします口調で話をされてしまった。
洋館に戻り客室に顔を出すと志津江は起きて隆之の帰りを待っていた。牝奴隷として何人ものご主人様に転売された彼女にとってご主人様の命令は絶対で、隆之が2人の面倒を見ながら待っていろと出掛けてしまったので、寝ずに待ち続けていたのだろう。そんな志津江でも、やはり睡魔は襲ってくるらしく、隆之が明日の昼までゆっくり寝なさいと命令すると2人の少女達の横で5分も経たず寝息を立て始めた。
志津江が眠りについたのを確認した隆之は、昼の12時になったら少女達と一緒に浴室で身体を洗い用意してある服を着て書斎に来るよう頭元にメモと館内の案内図を置いて客室を出た。
翌朝、一番近くの宅配集荷場留めで昨日発注した志津江達の服を受取り脱衣場に置いた。
少女達の服や下着は既製品で手配出来たが、バストがメガサイズの志津江用下着は特注でしか手に入らなかったので、爆乳外国人元AVモデルと結婚している友人から奥さんが結婚前に使っていた水着を宅配で送って貰った。AVモデルが身に付けていた代物なのである程度想定していたがら、届いた水着は布地が極端に小さく、ボトムは股間の割れ目が隠れるだけでお尻は細い紐だけで尻臀は剥き出し、当然、"牝豚"の焼印も丸見えだ。ビキニトップも乳首が辛うじて隠れるだけで、激しく身体を動かせば乳首が直ぐに覗いてしまうような代物だった。実際に水着として使うのも無理だろう。
ようは無いよりはマシだろうと言った代物だ。準備を終えた隆之が書斎で次の計画を練っていると、11時過ぎ書斎に美味しそうな香りが漂って来たので、音を立てないようにしてキッチンを覗くと志津江がなにやら料理をしていた。服は此処に連れて来たままなので、残したメモ通り12時にならないと浴室には行かないつもりなのだろう。
12時半過ぎ、書斎の扉がノックされたので扉を開けてやると白い布を掛けたワゴンを押した志津江と2人の少女が立っていた。志津江は書斎に入るとワゴンの白い布を剥ぐった。そこには、美味しそうなオムレツとベーコン、サラダ、トースト、ミルクが1人前だけ載っていた。
「何で、1人前しか無い?」
隆之が大声で言うと、志津江は一瞬ビクッと身体を硬直させたが、
「奴隷はご主人様の食べ残されたモノか、奴隷食として与えられたモノしか口にしてはいけないと躾られていましたから、ご主人様はそれが駄目だと言われるのでしょうか?」
「駄目だ。前のご主人様がどんな事を躾たか知らない、否、知りたくも無いが、此れからは全て私の流儀に従って貰う。取り敢えず、今後の食事はこの場に居る全員で一緒に食べる」
「はい、申し訳有りません」
「解ってくれたなら、3人分大至急作って来なさい」
「はい、ご主人様」
志津江が書斎から出て行こうとすると、少女2人も一緒に着いて行こうとするので、
「2人は此処に残って、ソファに腰を下ろして先に半分ずつ食べなさい。お腹が空いているのだろ?」
志津江かワゴンから朝食の載ったトレイをソファテーブルに運ぶと、2人の少女はソファに腰掛けた。
「直ぐに戻って来るから食べてなさい」
2人が頷くと志津江は書斎から出て行っても、不安そうな顔で食事に手を出そうとしないが、静香のお腹からグーと小さな音が聞こえた。
「遠慮しないで食べなさい。渚ちゃんと静香ちゃんを虐める男は此処には居ない。もし、2人を虐めるような奴がいれば私が許さない」
2人は互いに見詰め合い、頷き合うと
「ご主人様、戴きます!」
2人が食べ始めると、隆之は黙ってその姿を眺めていた。2人が食べ終わる頃、ワゴンに3人前の朝食を載せた志津江が戻って来た。
「随分早いな。私は怒っていないのだから、そんなに急いで作らなくても良かったのに」
「さっきは食材、料理道具、食器の有りかなどが判らなかったのて時間が係りましたけど、様子さえ掴めれば、何時も此れくらいで作れます」
「此処に居る間は貴女に料理して貰う事にしようかな。私も多少料理は出来るが、結構大雑把だからな」
「はい、喜んでお料理させて戴きます」
「私はもう食事を済ましているので、貴女もソファに座って3人で食べなさい」
志津江が何か言いそうにしていたが、隆之は無視して3人で食事をするよう指示した。少女達が余りにも美味しそうに食べているので、隆之もオムレツを一口分けて貰ったが、それだけで志津江の料理の腕前が中々のモノだと納得した。
彼女達が食事を終えるのを待ち、隆之は今後について話を始めた。
隆之は今後、彼女達を奴隷として扱う気は無く、少女2人は薬物中毒がある程度解消すれば、専門医のカウンセリングを受け社会復帰の為のリハビリを始める。現在、彼女達のような少女がリハビリしている施設があるので、そこに合流して貰う。
今後、隆之は3人を渚ちゃん、静香ちゃん、志津江と呼ぶので自分の事はご主人様とは呼ばないで森下さんと呼ぶように言った。
少女2人は施設に居る少女達が何と呼んでいるかと聞くので"小父さま"と呼んでる子が多いと話すと2人も"小父さま"が良いと言うので了承した。
「さて、志津江が真性マゾ奴隷に調教されたのは理解しているが、今後、奴隷として扱う気は無い。どちらかと言えば愛人として傍にいて欲しい」
「"牝豚"の焼印を押された私が、愛人なんて無理です。それに虐められ無いと感じない身体をどうすれば良いのですか?」
「それは今後、私がどうにかしてみる。それに、お尻の焼印も消せるかも知れない」
結局、志津江も折れて"ご主人様"と呼ばない代わりに愛人なのだから"旦那さま"と呼ぶ事になった。
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