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45.最終話 Will you marry me?
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崚介が緊張した面持ちで沙羅と怜に歩み寄る。
「だあれ?」
「怜。俺は君の」
崚介が日本語で話し始める。
「崚介」
窘めるように呼んだ沙羅に、崚介が「大丈夫」とでも言うように微笑んだ。そして怜に向き合って告げる。
「君のママに恋をしている男だ」
その言葉に沙羅は目を見開いた。
恋。崚介が沙羅に対してそういった言葉を使うのは初めてだ。
「おかーさんのことすきなの?」
「ああ。プロポーズしたいんだ。いいかな」
「え⁉」
驚いて声を上げると、崚介が訝しむように沙羅を見た。
「そういう驚き方をされるのは心外だな」
そう言って少し悲しそうに視線を下げた。周囲を見ると、皆一様に崚介に同情的な態度だった。
「プロポーズって、おうじさまがおひめさまにするやつ?」
怜が目をキラキラさせて尋ねる。戸惑う沙羅に代わって、朔人が「そうよ」と答えた。
「このおじちゃんは、お母さんの王子様になりたいんだって。怜はどう思う?」
「おかーさんがおひめさまになったらすてきね。でもおかーさんがいやっていったらだめなのよ」
おませなことを言う怜に、崚介が「もちろん」と微笑みかける。朔人が怜に「おいで」と言い、沙羅の腕から小さな温もりを取り上げる。
困惑する沙羅の前に崚介が跪いた。怜のいなくなった両腕をどこに置いていいかわからずにいると、崚介に手を握られた。青い瞳がまっすぐに沙羅を見る。娘と同じ瞳が、縋るように。
「君を愛してる」
「う、そ……」
思わず否定の言葉が漏れた。
アメリカ人はストレートな表現をするが、その実「愛してる」はあまり言わない。パートナーや家族にはたくさん言うが、その関係に至るまでに長い時間をかけるのだ。崚介とは何度もセックスをしたが、愛を囁かれたことなどない。
「愛しているよ、沙羅。愛してる」
沙羅の不安を見抜いたように、崚介が手を握りながら繰り返す。何度も、日本語で。
別離を覚悟していたのに真逆のことを言われて、沙羅はどうしていいかわからなくなった。
「神崎沙羅さん。どうか、俺と結婚してください」
胸ポケットから指輪が出てきてなお驚く。いつ準備していたのか。これがただの思いつきではないことを物語っていた。
「俺が日本に行ったっていい。君たちと暮らしたい。俺を君の夫に、彼女の父親にしてほしい」
「そんな。だって、あなたが仕事を辞めるなんて。絶対多くの人を助けるのに」
「君たち以上に大切なものなんて今の俺にはない。愛してるんだ。君も、君が産んでくれた娘も。沙羅。立場とか外聞とか、そういうのはいい。君が今俺をどう思っているか、俺が君たちの何になれるか、教えてくれないか」
「私」
混乱する。心臓はうるさいし、公衆の面前でこんなことをされると思わず、羞恥心に顔も赤くなっている。結婚だなんて考えたこともなくて、迷子のように周囲を見てしまった。周囲が心配そうに見守る中、朔人の腕の中にいる怜がキラキラとした視線を向けている。
ぎゅっと手が強く握られた、視線を戻すと、崚介が不安げに沙羅を見つめている。
「沙羅」
「私……」
「言ってくれ。覚悟はできてるから」
青い瞳に、戸惑う沙羅が映っている。
鼓動がうるさい。考えなければならないことはきっとたくさんある。それなのに思考が回っていないことも自覚している。それでも、偽りのないこの気持ちを。
沙羅は息を吸った。
「私も、あなたと一緒に生きたい」
心臓が暴れるせいで、声も震えそうになった。なんとか言葉を絞り出すと、崚介は時が止まったような顔をした。何度か瞬きをして、やっと呼吸をする。
「それは『YES』ってことで、いい、のか?」
「うん。『YES』。……『YES』だ。I'll marry you」
英語でも答えると、崚介がたまらずといった様子で立ち上がった。その勢いのまま沙羅は抱きすくめられる。
「断られるのかと思った」
思いの外余裕のない声音に、沙羅の方が意外に思った。だって怜が崚介の娘だと知れたとき、同時に沙羅の気持ちも知られてしまった。五年前から愛していたこと。それでも「愛してる」を返されないのは、そういう意味だと思っていたから。
怜が「きゃー」と黄色い声を上げ、周囲からも歓声が上がった。指笛を吹く者もいた。
「おめでとうサラ、リョウ」
カレンがはしゃいだように言う。
「コールマン捜査官。こんなところでプロポーズとは、ロマンがないね」
悪い笑顔を浮かべながら言ったのはルイスだ。崚介は「ほっとけ」と悪態をついた。
「彼女を娘に返せたらプロポーズするって決めてたんだよ。もう一秒でも待てなかった!」
「その男気はステキね。まあ、ロマンはないけど」
意地悪く褒めたのは朔人だ。
楽しそうにそんな応酬をする友人たち。沙羅は動揺が収まらないまま、赤みの引かない頬に触れた。
「まさかプロポーズされるなんて思ってなくて、びっくりした」
そう言うと、崚介が文字通り唖然とした。
「気づいてたんじゃないのか⁉ 君を怜に返してからって決めてたが、家でもずっと何度も言いそうになったよ。『俺と早く結婚してくれ!』って。でもその度に会話をはぐらかされるから、聞きたくないのかと」
なんだそれは。沙羅ははぐらかした覚えなどない。
「私そんなことした?」
「してたさ! 俺が君のキスに弱いのを上手く利用してたじゃないか」
アメリカはオープンな国だが、娘や友人の前でそういうことを言われると居たたまれない。怜は英語がわからないからいいが、朔人は違う。ちらりと見ると、崚介もその視線を追った。親友のオネエはあっけらかんと否定する。
「沙羅にそんな魔性みたいなことできないわよ。意識的にはね」
「私、別れ話をされるのかと思ってたから、なんとなく話すのを避けたい気持ちはあった、かも」
重要な会話を避けたいと無言になる中で自然とキスをすることは何度もあったが、キスを仕掛けていたのは沙羅だったのだろうか。
「俺が君に惚れてるのなんてわかりきってただろ! 君こそ怜が一番だから、俺のことなんてさっさと捨てて早く帰国したいのかと」
「捨てるだなんて、私にそんな悪女みたいなことできるわけないだろう!」
半ば喚くと、沙羅の性格をわかりきっている親友はうんざりしたようにため息をついた。
「嘘やぁだ。やることやってんのに、なんでこんなティーンみたいな痴話喧嘩してるの? 二人ともアラサーでしょ?」
「私もびっくり」
朔人の言葉にカレンも頷いた。初対面の筈なのに、もう意気投合しているようだ。どことなく仕草が似ている。
「異常な状況下で結ばれたカップルは長続きしないってなにかの映画のセリフであったけど、急に盛り上がって会話が足りてないってことなのかしら」
「確かに日本人は言葉が足りない!」
カレンの考察に拗ねたように崚介が言う。誰かが「自分だって日本人だろ」と言った。崚介は「俺は日系アメリカ人だ!」とやけくそに返した。
そのとき、沙羅は自分が過去の恋心は話しても今の気持ちを伝えていないことに気づいた。沙羅としては終わっていない感情だったから今の気持ちも伝わっていると思っていたけれど、崚介もずっと不安だったのか。
「さっくー、おろして」
朔人が怜をおろしてやり、小さな足で怜は母親に駆け寄った。さすがに家族以外の男性には少し人見知りするので、沙羅の袖を掴んだまま不安げに崚介を観察している。
「おかーさん、おひめさまになるの?」
結婚することを言っているのだろう。愛らしい娘に絆されそうになりながら、きちんと伝えなければと思った。
「そうだね。怜も一緒に」
「れいも?」
「怜。この人がお父さんだよ」
そう言うと、崚介が戸惑ったように沙羅を見た。
怜は意味が分からないらしく、小首を傾げる。
「おかーさんとけっこんするから?」
「それだけじゃないよ。この人が怜のお父さんなんだ」
「おとう、さん?」
「そうだよ」
「沙羅、いいのか」
崚介が期待と困惑の混じった表情を浮かべる。
「うん。抱きしめてあげて」
沙羅が頷くと、崚介は膝を折って怜と視線を合わせた。すぐには触れずに、怜の様子を注意深く伺っている。こういうところが好きだなぁと思った。
「怜。俺を君のパパにしてくれるか」
「ぱぱ?」
オウム返しした怜に、崚介が恐々と頷いてみせる。
「君の……怜のパパになりたいんだ」
「れい、ずっとおとーさんがほしかったの!」
幼い声が、鈴を転がすような可愛らしい声が、喜びを口にして崚介に抱きつく。それを怖々と抱き返す崚介の目は、戸惑いと喜びが入り混じっている。その温もりがやっと実感できたのか、娘の小さな体を抱きこんで顔を埋めた。
「怜。俺が君のパパ……お父さんだよ」
何度この光景を夢見たことだろう。実現する日が来るとは思わなかった。
「沙羅」
崚介が顔を上げる。怜を抱きしめたまま、彼は泣きそうに見えた。きっと沙羅も同じ顔をしている。
「崚介、怜」
娘を抱きしめる腕ごと、夫となる人を抱きしめる。沙羅はようやくその言葉を口にした。
「愛してる」
それを初めて聞いた時の崚介の顔を、沙羅は生涯忘れないだろう。
「だあれ?」
「怜。俺は君の」
崚介が日本語で話し始める。
「崚介」
窘めるように呼んだ沙羅に、崚介が「大丈夫」とでも言うように微笑んだ。そして怜に向き合って告げる。
「君のママに恋をしている男だ」
その言葉に沙羅は目を見開いた。
恋。崚介が沙羅に対してそういった言葉を使うのは初めてだ。
「おかーさんのことすきなの?」
「ああ。プロポーズしたいんだ。いいかな」
「え⁉」
驚いて声を上げると、崚介が訝しむように沙羅を見た。
「そういう驚き方をされるのは心外だな」
そう言って少し悲しそうに視線を下げた。周囲を見ると、皆一様に崚介に同情的な態度だった。
「プロポーズって、おうじさまがおひめさまにするやつ?」
怜が目をキラキラさせて尋ねる。戸惑う沙羅に代わって、朔人が「そうよ」と答えた。
「このおじちゃんは、お母さんの王子様になりたいんだって。怜はどう思う?」
「おかーさんがおひめさまになったらすてきね。でもおかーさんがいやっていったらだめなのよ」
おませなことを言う怜に、崚介が「もちろん」と微笑みかける。朔人が怜に「おいで」と言い、沙羅の腕から小さな温もりを取り上げる。
困惑する沙羅の前に崚介が跪いた。怜のいなくなった両腕をどこに置いていいかわからずにいると、崚介に手を握られた。青い瞳がまっすぐに沙羅を見る。娘と同じ瞳が、縋るように。
「君を愛してる」
「う、そ……」
思わず否定の言葉が漏れた。
アメリカ人はストレートな表現をするが、その実「愛してる」はあまり言わない。パートナーや家族にはたくさん言うが、その関係に至るまでに長い時間をかけるのだ。崚介とは何度もセックスをしたが、愛を囁かれたことなどない。
「愛しているよ、沙羅。愛してる」
沙羅の不安を見抜いたように、崚介が手を握りながら繰り返す。何度も、日本語で。
別離を覚悟していたのに真逆のことを言われて、沙羅はどうしていいかわからなくなった。
「神崎沙羅さん。どうか、俺と結婚してください」
胸ポケットから指輪が出てきてなお驚く。いつ準備していたのか。これがただの思いつきではないことを物語っていた。
「俺が日本に行ったっていい。君たちと暮らしたい。俺を君の夫に、彼女の父親にしてほしい」
「そんな。だって、あなたが仕事を辞めるなんて。絶対多くの人を助けるのに」
「君たち以上に大切なものなんて今の俺にはない。愛してるんだ。君も、君が産んでくれた娘も。沙羅。立場とか外聞とか、そういうのはいい。君が今俺をどう思っているか、俺が君たちの何になれるか、教えてくれないか」
「私」
混乱する。心臓はうるさいし、公衆の面前でこんなことをされると思わず、羞恥心に顔も赤くなっている。結婚だなんて考えたこともなくて、迷子のように周囲を見てしまった。周囲が心配そうに見守る中、朔人の腕の中にいる怜がキラキラとした視線を向けている。
ぎゅっと手が強く握られた、視線を戻すと、崚介が不安げに沙羅を見つめている。
「沙羅」
「私……」
「言ってくれ。覚悟はできてるから」
青い瞳に、戸惑う沙羅が映っている。
鼓動がうるさい。考えなければならないことはきっとたくさんある。それなのに思考が回っていないことも自覚している。それでも、偽りのないこの気持ちを。
沙羅は息を吸った。
「私も、あなたと一緒に生きたい」
心臓が暴れるせいで、声も震えそうになった。なんとか言葉を絞り出すと、崚介は時が止まったような顔をした。何度か瞬きをして、やっと呼吸をする。
「それは『YES』ってことで、いい、のか?」
「うん。『YES』。……『YES』だ。I'll marry you」
英語でも答えると、崚介がたまらずといった様子で立ち上がった。その勢いのまま沙羅は抱きすくめられる。
「断られるのかと思った」
思いの外余裕のない声音に、沙羅の方が意外に思った。だって怜が崚介の娘だと知れたとき、同時に沙羅の気持ちも知られてしまった。五年前から愛していたこと。それでも「愛してる」を返されないのは、そういう意味だと思っていたから。
怜が「きゃー」と黄色い声を上げ、周囲からも歓声が上がった。指笛を吹く者もいた。
「おめでとうサラ、リョウ」
カレンがはしゃいだように言う。
「コールマン捜査官。こんなところでプロポーズとは、ロマンがないね」
悪い笑顔を浮かべながら言ったのはルイスだ。崚介は「ほっとけ」と悪態をついた。
「彼女を娘に返せたらプロポーズするって決めてたんだよ。もう一秒でも待てなかった!」
「その男気はステキね。まあ、ロマンはないけど」
意地悪く褒めたのは朔人だ。
楽しそうにそんな応酬をする友人たち。沙羅は動揺が収まらないまま、赤みの引かない頬に触れた。
「まさかプロポーズされるなんて思ってなくて、びっくりした」
そう言うと、崚介が文字通り唖然とした。
「気づいてたんじゃないのか⁉ 君を怜に返してからって決めてたが、家でもずっと何度も言いそうになったよ。『俺と早く結婚してくれ!』って。でもその度に会話をはぐらかされるから、聞きたくないのかと」
なんだそれは。沙羅ははぐらかした覚えなどない。
「私そんなことした?」
「してたさ! 俺が君のキスに弱いのを上手く利用してたじゃないか」
アメリカはオープンな国だが、娘や友人の前でそういうことを言われると居たたまれない。怜は英語がわからないからいいが、朔人は違う。ちらりと見ると、崚介もその視線を追った。親友のオネエはあっけらかんと否定する。
「沙羅にそんな魔性みたいなことできないわよ。意識的にはね」
「私、別れ話をされるのかと思ってたから、なんとなく話すのを避けたい気持ちはあった、かも」
重要な会話を避けたいと無言になる中で自然とキスをすることは何度もあったが、キスを仕掛けていたのは沙羅だったのだろうか。
「俺が君に惚れてるのなんてわかりきってただろ! 君こそ怜が一番だから、俺のことなんてさっさと捨てて早く帰国したいのかと」
「捨てるだなんて、私にそんな悪女みたいなことできるわけないだろう!」
半ば喚くと、沙羅の性格をわかりきっている親友はうんざりしたようにため息をついた。
「嘘やぁだ。やることやってんのに、なんでこんなティーンみたいな痴話喧嘩してるの? 二人ともアラサーでしょ?」
「私もびっくり」
朔人の言葉にカレンも頷いた。初対面の筈なのに、もう意気投合しているようだ。どことなく仕草が似ている。
「異常な状況下で結ばれたカップルは長続きしないってなにかの映画のセリフであったけど、急に盛り上がって会話が足りてないってことなのかしら」
「確かに日本人は言葉が足りない!」
カレンの考察に拗ねたように崚介が言う。誰かが「自分だって日本人だろ」と言った。崚介は「俺は日系アメリカ人だ!」とやけくそに返した。
そのとき、沙羅は自分が過去の恋心は話しても今の気持ちを伝えていないことに気づいた。沙羅としては終わっていない感情だったから今の気持ちも伝わっていると思っていたけれど、崚介もずっと不安だったのか。
「さっくー、おろして」
朔人が怜をおろしてやり、小さな足で怜は母親に駆け寄った。さすがに家族以外の男性には少し人見知りするので、沙羅の袖を掴んだまま不安げに崚介を観察している。
「おかーさん、おひめさまになるの?」
結婚することを言っているのだろう。愛らしい娘に絆されそうになりながら、きちんと伝えなければと思った。
「そうだね。怜も一緒に」
「れいも?」
「怜。この人がお父さんだよ」
そう言うと、崚介が戸惑ったように沙羅を見た。
怜は意味が分からないらしく、小首を傾げる。
「おかーさんとけっこんするから?」
「それだけじゃないよ。この人が怜のお父さんなんだ」
「おとう、さん?」
「そうだよ」
「沙羅、いいのか」
崚介が期待と困惑の混じった表情を浮かべる。
「うん。抱きしめてあげて」
沙羅が頷くと、崚介は膝を折って怜と視線を合わせた。すぐには触れずに、怜の様子を注意深く伺っている。こういうところが好きだなぁと思った。
「怜。俺を君のパパにしてくれるか」
「ぱぱ?」
オウム返しした怜に、崚介が恐々と頷いてみせる。
「君の……怜のパパになりたいんだ」
「れい、ずっとおとーさんがほしかったの!」
幼い声が、鈴を転がすような可愛らしい声が、喜びを口にして崚介に抱きつく。それを怖々と抱き返す崚介の目は、戸惑いと喜びが入り混じっている。その温もりがやっと実感できたのか、娘の小さな体を抱きこんで顔を埋めた。
「怜。俺が君のパパ……お父さんだよ」
何度この光景を夢見たことだろう。実現する日が来るとは思わなかった。
「沙羅」
崚介が顔を上げる。怜を抱きしめたまま、彼は泣きそうに見えた。きっと沙羅も同じ顔をしている。
「崚介、怜」
娘を抱きしめる腕ごと、夫となる人を抱きしめる。沙羅はようやくその言葉を口にした。
「愛してる」
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