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第36話 手紙
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翌朝、起きるとロキの姿はすでに神殿にはなかった。
最後に会ったというベルゼブブがいうには、詐欺師は怪狼を探し出すため、早朝には旅立ったという。
「これは?」
「お前宛の手紙を、預かった」
受け取った手紙に目を通す。思わず手紙の内容に笑ってしまった。
手紙の内容を簡要にいうならば、今回のは大きな貸しだから、あちしが困った時には死ぬ気で力を貸せというものだ。
「不吉、だな」
「へ……?」
神の手紙を流し目でこっそり盗み読むベルゼブブが、嫌なことを口にする。
「考えてもみろ。やつはあの場で俺様とお前を売ることもできた――が、なぜかそれをしなかった。俺様を見逃すというお前の案に、やつは乗ったのだ」
「それが、なんだってんだよ?」
「……裏がある。そう思うのは、俺様がひねくれた悪魔だからか?」
「………」
「なにより、やつは天界では詐欺師と呼ばれるほどのウソつき。神をもあざむく神なのだろ? 昨日の話、どこまでが真実だったのか、俺様には判断しかねる」
「そんな、まさか……」
否定しつつも、なぜだろう……すごく不安になってきた。
ベルゼブブたちと朝食を食べ終えた頃には、兵に頼んで呼びに行ってもらっていた商人、カインが神殿にやって来た。
「ちょっ、ちょっとウゥルさん!? これは一体どういう状況なんですかっ!?」
突然神殿に連れてこられたカインは、ベルゼブブに夜の妖精王を前にして周章狼狽。
「落ち着きなさい、人間」
「は、はい!」
夜の妖精王の見栄っ張りなところは変わっておらず、驕傲な態度で上から目線に跪くように威圧。冷や汗タラタラなカインは、言われるがままに膝をつく。
「………」
チラチラとこちらを窺い、説明してくださいと目で訴えてくる。
「話してた商品の輸送法の件、あれな、なんとかなりそうだから呼んだんだよ」
「……どういうことです?」
今の今まで慌てふためいていたのが嘘のように、カインは途端に商人の顔つきとなる。
さすが娼館『オナホル』女主人、バリエナが推薦するだけのことはある。
「その前に、こっちがこの間話した村の、これから築く国の王、アーサーだ。んっでぇこっちがその従者、ジャンヌ」
俺はカインに二人を紹介する。
「はじめましてです。僕はアーサー・ペンドラゴンと言います。神様から話は伺っています」
「私は王の剣――ジャンヌ・ダルクだ」
「わたしは商人のカインです。以後、お見知りおきを、陛下」
双方の挨拶もそこそこに、俺は本題である村までの輸送法に言及する。
「つまり、全面的に魔族街ワンダーランドが行商の支援をしてくださると、そういうことでしょうか?」
「如何にも。魔族街ワンダーランドとアーサー王国は此の度、正式に同盟を結ぶ運びとなった」
「同盟ですか!?」
夜の妖精王の同盟宣言に驚きを隠せないカイン。
「しかし、アーサー王国は、その、まだ小さな村ほどの規模だと伺っているのですが……」
「それが、何か問題か?」
「……あ、いえ」
商人という職業上、互いに利があってこその同盟だと考えているカインには、今回のワンダーランド側の同盟宣言には、いくつか思うところがあるのだろう。
「失礼ですが、ワンダーランド側にとってアーサー王国がそれほど重要とは思えません。行商支援をしてくださるという申し出は大変有難いのですが、わたしも商人の端くれゆえ、納得できなければ、その……支援を受けるわけにはいきません」
「余の申し出を断ると申すかッ!」
「ひぃっ!? いえ、決してそのようなことは! わたしにとってもアーサー王国は大切なパートナーなのです。しかし、契約内容も知らされずに了承することは、商人の恥と言いますか……。理由だけでもお教え願いませんでしょうか?」
さて困った、どうしますか? ウゥルカーヌス様と、小紫色の瞳をすっとこちらに向けてくる。
当然、俺とベルゼブブとの間で行われたやり取りを、外部に洩らすことはできない。
しかれども、商人という職業上、納得できる理由がなければカインは死んでも首を縦に振らんだろう。
「絶対に誰にも言わんと、誓えるか?」
「わたしをパートナーに、そう思うのでしたら、どうかウゥルさんも信じてください。わたしは口は硬いですよ」
鷹揚とうなずいた俺は、クレアに一瞥を投げる。
「……?」
こてりと首をかしげるクレア。
「そこにいる娘は、王と夜の妖精王の一人娘、姫君だ!」
「左様でしたか! これは失礼を」
恭しく頭を下げるカインは、再び俺に目を向ける。
不思議そうに見つめる、その細い瞳としばらく目を合わせていて、そこで言うべき言葉を何度も逡巡し、「俺の婚約者だ!」堂々宣言。
「―――!?」
度肝を抜かれるカインと、顔から火を放ち、「い、いいいい――」壊れた蓄音機のような声音を発するクレア。
「い、いきなりッ! ななな何言ってんのよウゥルカーヌスッ!!」
「何って、事実だろ?」
そうだろ? と夜の妖精王に顔を向けると、彼女はとても嬉しそうに微笑んだ。
ちなみに父親のベルゼブブも、「二人が決めた事なら、俺様は口出しはせん」と明言する。
「だだだだからって、ここここんな人前でっ」
恥ずかしさのあまり後ろ向きに倒れるクレアを、「クレア様!?」控えていた兵が慌てて支える。
「……婚約」
俺の言葉を反芻するカインは、大きくうなずいた。
「納得しました!」
魔族街ワンダーランドの姫君と俺が婚約関係にある。これ以上の同盟理由は他にないだろう。
「くれぐれもまだ、口外しないようにな!」
「承知していますとも!」
「運搬に関する細かい話はワンダーランド側とやってくれ。方法はそちらに任せてあるからな」
「了解しました!」
さて、これでひとまずワンダーランドでやることはやりきったな。
「って、ゴブトリオの姿が見えないけど、どこだ?」
「あっ、それならゴブゾウから手紙を預かってますよ」
「また手紙かよ」
アーサーから受け取った手紙をすぐに確認する。
「なんだ、これ?」
ゴブゾウは文字が書けないのか、下手くそな絵が描かれていた。
3匹のゴブリンが娼館をバックに手を振っている絵だ。
「あの、ボケ共がッ!」
嫁が村で帰りを待っているというのに、何を考えておるのだ!
根性叩き直してやる。
最後に会ったというベルゼブブがいうには、詐欺師は怪狼を探し出すため、早朝には旅立ったという。
「これは?」
「お前宛の手紙を、預かった」
受け取った手紙に目を通す。思わず手紙の内容に笑ってしまった。
手紙の内容を簡要にいうならば、今回のは大きな貸しだから、あちしが困った時には死ぬ気で力を貸せというものだ。
「不吉、だな」
「へ……?」
神の手紙を流し目でこっそり盗み読むベルゼブブが、嫌なことを口にする。
「考えてもみろ。やつはあの場で俺様とお前を売ることもできた――が、なぜかそれをしなかった。俺様を見逃すというお前の案に、やつは乗ったのだ」
「それが、なんだってんだよ?」
「……裏がある。そう思うのは、俺様がひねくれた悪魔だからか?」
「………」
「なにより、やつは天界では詐欺師と呼ばれるほどのウソつき。神をもあざむく神なのだろ? 昨日の話、どこまでが真実だったのか、俺様には判断しかねる」
「そんな、まさか……」
否定しつつも、なぜだろう……すごく不安になってきた。
ベルゼブブたちと朝食を食べ終えた頃には、兵に頼んで呼びに行ってもらっていた商人、カインが神殿にやって来た。
「ちょっ、ちょっとウゥルさん!? これは一体どういう状況なんですかっ!?」
突然神殿に連れてこられたカインは、ベルゼブブに夜の妖精王を前にして周章狼狽。
「落ち着きなさい、人間」
「は、はい!」
夜の妖精王の見栄っ張りなところは変わっておらず、驕傲な態度で上から目線に跪くように威圧。冷や汗タラタラなカインは、言われるがままに膝をつく。
「………」
チラチラとこちらを窺い、説明してくださいと目で訴えてくる。
「話してた商品の輸送法の件、あれな、なんとかなりそうだから呼んだんだよ」
「……どういうことです?」
今の今まで慌てふためいていたのが嘘のように、カインは途端に商人の顔つきとなる。
さすが娼館『オナホル』女主人、バリエナが推薦するだけのことはある。
「その前に、こっちがこの間話した村の、これから築く国の王、アーサーだ。んっでぇこっちがその従者、ジャンヌ」
俺はカインに二人を紹介する。
「はじめましてです。僕はアーサー・ペンドラゴンと言います。神様から話は伺っています」
「私は王の剣――ジャンヌ・ダルクだ」
「わたしは商人のカインです。以後、お見知りおきを、陛下」
双方の挨拶もそこそこに、俺は本題である村までの輸送法に言及する。
「つまり、全面的に魔族街ワンダーランドが行商の支援をしてくださると、そういうことでしょうか?」
「如何にも。魔族街ワンダーランドとアーサー王国は此の度、正式に同盟を結ぶ運びとなった」
「同盟ですか!?」
夜の妖精王の同盟宣言に驚きを隠せないカイン。
「しかし、アーサー王国は、その、まだ小さな村ほどの規模だと伺っているのですが……」
「それが、何か問題か?」
「……あ、いえ」
商人という職業上、互いに利があってこその同盟だと考えているカインには、今回のワンダーランド側の同盟宣言には、いくつか思うところがあるのだろう。
「失礼ですが、ワンダーランド側にとってアーサー王国がそれほど重要とは思えません。行商支援をしてくださるという申し出は大変有難いのですが、わたしも商人の端くれゆえ、納得できなければ、その……支援を受けるわけにはいきません」
「余の申し出を断ると申すかッ!」
「ひぃっ!? いえ、決してそのようなことは! わたしにとってもアーサー王国は大切なパートナーなのです。しかし、契約内容も知らされずに了承することは、商人の恥と言いますか……。理由だけでもお教え願いませんでしょうか?」
さて困った、どうしますか? ウゥルカーヌス様と、小紫色の瞳をすっとこちらに向けてくる。
当然、俺とベルゼブブとの間で行われたやり取りを、外部に洩らすことはできない。
しかれども、商人という職業上、納得できる理由がなければカインは死んでも首を縦に振らんだろう。
「絶対に誰にも言わんと、誓えるか?」
「わたしをパートナーに、そう思うのでしたら、どうかウゥルさんも信じてください。わたしは口は硬いですよ」
鷹揚とうなずいた俺は、クレアに一瞥を投げる。
「……?」
こてりと首をかしげるクレア。
「そこにいる娘は、王と夜の妖精王の一人娘、姫君だ!」
「左様でしたか! これは失礼を」
恭しく頭を下げるカインは、再び俺に目を向ける。
不思議そうに見つめる、その細い瞳としばらく目を合わせていて、そこで言うべき言葉を何度も逡巡し、「俺の婚約者だ!」堂々宣言。
「―――!?」
度肝を抜かれるカインと、顔から火を放ち、「い、いいいい――」壊れた蓄音機のような声音を発するクレア。
「い、いきなりッ! ななな何言ってんのよウゥルカーヌスッ!!」
「何って、事実だろ?」
そうだろ? と夜の妖精王に顔を向けると、彼女はとても嬉しそうに微笑んだ。
ちなみに父親のベルゼブブも、「二人が決めた事なら、俺様は口出しはせん」と明言する。
「だだだだからって、ここここんな人前でっ」
恥ずかしさのあまり後ろ向きに倒れるクレアを、「クレア様!?」控えていた兵が慌てて支える。
「……婚約」
俺の言葉を反芻するカインは、大きくうなずいた。
「納得しました!」
魔族街ワンダーランドの姫君と俺が婚約関係にある。これ以上の同盟理由は他にないだろう。
「くれぐれもまだ、口外しないようにな!」
「承知していますとも!」
「運搬に関する細かい話はワンダーランド側とやってくれ。方法はそちらに任せてあるからな」
「了解しました!」
さて、これでひとまずワンダーランドでやることはやりきったな。
「って、ゴブトリオの姿が見えないけど、どこだ?」
「あっ、それならゴブゾウから手紙を預かってますよ」
「また手紙かよ」
アーサーから受け取った手紙をすぐに確認する。
「なんだ、これ?」
ゴブゾウは文字が書けないのか、下手くそな絵が描かれていた。
3匹のゴブリンが娼館をバックに手を振っている絵だ。
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