吸血鬼騎士のディアーボルス(悪魔)

結愛

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第十五章~始まりの鐘~

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鳥のさえずりが聞こえる。

それは、確かに春だということを強調していた。優しい風が部屋に入り込む。

肌寒く感じる風は、ライラを起こすのには充分だった。

ライラは、開けた瞼をもう一度閉じようとはせずに、ベッドからおりる。

大きく伸びと欠伸をして、目元を擦る。

カーテンをあけ、外をみてみれば、既に多くの戦闘員が整列している。

急いだほうがいいのだろうが、ライラは焦ることはなく、従者を起こしにそのベッドに向かう。

小さな寝息をたてて寝ている従者を起こすのは少々気が引けるが、時間が時間なので布団をめくる。

「朝だから起きて。今日は待ちに待った戦だよ。はやく朝食食べて行くぞ」

そう述べたあと、ライラは支度を始める。髪は、邪魔にならないよう、一本に上で纏める。

「黒百合、よろしく頼むよ」

タンスからひらりと黒百合が舞い、体を包み込む。みるみるうちに全身を包み、しばらくすれば、当たり前のようにライラが顔をだす。服は変貌をとげていた。黒を基調とした旧日本帝国式の軍服の上着――その上に外套が羽織われ、裾が動きやすいように短いスカート。腰にダーインスレイヴをつけ、魔界のときのような格好になる。

机に、朝食の食パンとジャム、サラダを並べ、水玉のコップに注がれたハニーホットミルクを一口飲む。

体は温まり、覚醒したライラは、準備中の従者に目を向ける。

「ライラ様ぁ。眠くないんですふぁ?」

まだしっかり目が覚めていないノルは、欠伸を交えながら問いてくる。

その平和な光景に、微笑みながらも、ライラは返す。
「ちゃんと毎日同じ時間に起きていたから。アラームがなくても起きれるよ」

遠まわしに貶しているように思うが、ノルとニルは気にもとめずに納得している。

二人共、外にいる人の多さに気付き、椅子に座るなり、思ったことを口にする。

「主、外にどうやらもう集まっているようですが、のんびりしていて宜しいのですか?」

あまり宜しくない行為だが、そこまではやく行っても意味はないだろう。まだ、作戦を話すのはあとだ。何十分も前に行く必要はない。そのぶん、武器の手入れをしていたほうが幾分かマシだ。

朝食を食べながら、話を進める。

「今日の作戦はどのようなものなんでしょう?」

「千夜のことだから、なにもないだろうな」

「そんな手抜きでよろしいんですか?」

ニルが、怪訝そうに問う。

何も考えてないと考えているのだろうが、実のところ、違う。

なにもない、の意味を、ライラは二人に教える。

「手抜きではないんだな、これが。作戦というものは、予測した相手の行動によって作られる。つまり、相手の行動が予測できなければ作れないんだ。しかも、相手は裏を読んでいるかもしれない。だから、柔軟な対応が求められるものなんだよ。作戦なんて、便利どころか枷にすらなってしまうからね」

サクッ、とかぶりつけば気持ちのいい音が鳴る、イチゴジャムをつけた食パンを二口ほど食べ、話を進める。

「千夜は、実戦経験がほかの奴らと比べて圧倒的に豊富だからな。私も基本作戦ないし。状況判断に力をいれるからね」

ごちそうさま、と二人よりはやく食器を片付け、また席につく。

ハニーホットミルクを飲みながら、外を眺める。

相も変わらず、人間がぞろぞろと絶えず集まり、それぞれのグループで戦闘スタイルを話し合っているようだ。

「下手したら私たちも劣るかもですねぇ」

「人間にしては油断なりません。神が宿っているという話ですし」

二人は悩みながら、食器を片付け、洗う。

ライラは、ハニーホットミルクを飲み干して、コップの底をみながら、思考を巡らす。

確かに、人間には神が宿っている。けれど、それにも種類がある。一番流通しているのは、神の力を多く分割したもの。そして、神の力を二分割したもの。最後に、一番使いにくい、千夜や透が使う、神そのものを宿すこと。神の力を分割したものは、それぞれ武器に宿る。それに対し、神そのものは、自身に宿して使う。神に心を乗っ取られては終わってしまう。吸血鬼であっても時間が経てば、いずれ人間に追いつかれてしまう。できることならば、ここで攻めてしまったほうがいい。どちらも、これ以上の長期戦は望まず、ますます決戦をはやめる。手を打つならば、今回の戦しかないといえるだろう。

「どうやって仕掛けるかな」

色々と考えていると、食器の片付けが終わったのか、ノルとニルが戻ってくる。

準備は整った。

運命の決戦が始まる。もう、引き下がることはできない。
窓を開け、集合場所を見下ろす。

窓の縁に乗り出し、遠くをみる。

荒廃した世界。けれど、もう種族戦争もいずれ終幕する。それぞれ苦しみから解き放たれるのだ。そして、それをライラは見送る。

「じゃあ、行こうか」

集合場所まで飛び降りる。

ノルとニルもそのあとに続き、勢いを殺してから着地。ライラは、着地したあとに、千夜の元に駆け寄る。

千夜は呆れ顔で確認したあと、近くの大岩に乗る。

「全員揃ったな。では、これから作戦を伝える」

ここに集合している全ての人間が千夜に視線を向ける。

先程の騒がしさはなくなり、静寂が支配する。千夜は、隊員を全て確認すると、口を開いた。

「命令はただ一つ。生きて帰れ」

その命令に、キョトンと人間たちはする。

対して、ライラは別に驚くこともなく、微笑を浮かべていた。

「今回の戦は、運命を変えるチャンスだ。だが、それ以前に、お前らの命がなければできないことだ。失敗しても、生きていればまたやり直せる。勝つのはついでだ!   危なくなったら逃げろ!   隙あらば討て!   それが、今回の命令だ。臨機応変に対応することこそ、この戦、我らが人類に勝利をもたらす!!」

雄叫びがあがる。

単純すぎる。この戦は、こちら側にとってもすぐに勝てるようなものではない。なにかしら、相手にも策はあるはずだ。

ライラは、そう直感し、より一層気を引き締める。悪寒が、すぐライラの隣を通る感覚に、ほんの少しばかり、気持ちだけ一歩下がる。

「おい、千夜」

「んぁ?」

大岩から降りてきた千夜に、声をかける。

薫たちと話していた千夜は、怪訝そうに頭だけで振り返る。

「ライラやないか~。どないしたん?   より怖い顔しおって」

相も変わらずのびのびとした雰囲気を帯びた声音で話しかけてくる薫は、こちらを探っているようにみえる。

特に隠していることもないので、気にせずに千夜に向き直る。

「今回は嫌な予感がする。気をつけろ。いくらお前でもなんとかなりそうにない」

ただそれだけ述べると、小春が出てくる。変わらない冷徹な視線は、ライラを貫き通す。

「なんですか。それだけですか。千夜様は様々な戦を乗り越えてきました。この戦はそこまで危険ではありませんし。なにをあなたは怯えているのですか」

小春は千夜を買い被っているわけではない。確かに問題ないかもしれない。けれど、なにか引っかかる。本能が警告している。相手は吸血鬼。吸血鬼同士で協力しあうことはほとんどない。それに、今回は候補に上がっている人以外がくる。だから、十位始祖あたりしかでないはずだ。なのに、なぜだろう。胸がざわつく。これは、怯えているのか。

「怯えてなんてない。野生の勘。まあ、気をつけるだけでいいし」

小春に指摘されたことに覚えはあるが、自分にすら嘘をつくように、平気をよそおう。

けれど、不安を捨てきれない。気のせいでもなく、でたらめでもないこの感覚は、なにか、教えているようだった。

「念のため、気を付けておくよ。あと、お前、どんぐらいの範囲にいる吸血鬼を観測できるか?」

千夜は、少し重くなった空気を変えるため、話題を変える。それでも戦に関係することなので誰も突っ込んだりはしなかった。

「え?   えと、自分を中心に半径5kmぐらいなら平気、かな?   ヴァンパイアモードになれば半径15kmぐらいになるかな」

突然話を振られ、違和感をずっと考えていたライラは、しどろもどろになる。だが、それよりも、ライラの口から出た数字に、ライラをよく知っている千夜も、小春たちは言うまでもなく、驚いた。

「そんなに観測できんのかよ······。なら、観測者は一人で事足りるな」

驚きを通り越して呆れた千夜は、小春と梓に、各隊の隊長へと伝言を頼む。

「私のみか?    それだと士気が下がるんじゃ――」

「それは問題ありませんよ」

突如声をかけられ、反射的に振り返る。

その反応速度に、声の主、咲良は半歩下がり、ほんの少しばかり警戒する。

「あぁ。咲良か。悪いな、驚かせて。勧誘目的に声をかけられることが多くてな。人間のたくさん集まるところに連れてかれそうになった経験があったものだから、つい過剰に牽制してしまうんだよ」

今にも出てきそうだった覇気は、ゆっくりと息を潜める。咲良だと確認したライラは、警戒を解くよう、優しげな雰囲気で説明する。

咲良も、最初は驚いていたが、呆れたようにため息をつき、近付いてくる。

「すみません。そいつらは恐らくライラが捕獲された中で一番安全な吸血鬼だから、パーティーに遊び半分で誘っていたんでしょう」

なぜか謝ってくる咲良に、ライラはとんでもない、と苦笑する。悪い感情がなければいいのだ。仲良くなりたいだけなら、さして問題はない。

その様子を見て、千夜は不思議そうにしている。

「お前ら、そんなに仲良かったのか?」

その問いに、ライラと咲良は顔を見合わせ、考え始める。

「まあ、最初はぎくしゃくしてたけどね」

「竜田姫の修復と、さらに私に合うよう、調整をしてくれたんです」

「わ、私が壊してしまったからな。さすがに放置はできない」

というわけだそうだ。お菓子作りにきていたのはそのときに誘っていたらしい。あの日、いつ調整をしたのかわからないが、きっととんでもない速さで調整したのだろう。でなければ、この戦には間に合わないはずだ。変わりもない超人に、千夜は呆れたようにため息をつく。

「んで。話を戻すが、士気が下がらないのはなぜだ?」

ひとしきり説明したあと、ライラは話題を戻す。咲良は、そうだった、とでもいいそうな顔をして、一つコホンと咳払いをする。

「私と戦ったあと、私を医療室まで運んでくださいましたよね。その気遣いに、どうやらみんな、心打たれたようです」

咲良も、嬉しかったようで、口元をほころばせる。ライラは、驚きのあまり受け入れずらく、やや目を丸くしていた。

恐らく、それから勧誘があったのだろう。千夜といたことも、安全を裏付けたようだ。

「そうなのか······。それは、ありがたいな。うむ。ならば、私も全力を尽くすしかあるまいな」

クスリ、と微笑み、ライラはぐっ、と力強く拳をつくる。頼もしい仕草は、気を引き締めるとともに、みんなの心の支えとなる。

「ライラに任せっきりじゃあ、俺達のいる意味がなくなっちまうなぁ」

「私らも頑張にゃいかへん。ほな、士気を高めに行くかのぅ」

薫と隼人は、それぞれ部隊の様子を聞きに行った。二人はどうやら、割とムードメーカーで、緊張感漂う空気を解いてくれる。和やかな雰囲気になり、いつも通りにいけそうだ。

「私も少々、抜けます。竜田姫と戦術を考えたいので、これで」

咲良は、千夜に一礼すると、この場を去った。すると、神とどう会話をするのか気になったらしく、ノルとニルは社会科見学のように、咲良についていった。

そして、この場にはもちろん、千夜とライラのみとなった。

よく別れ際に、寂しいことを言っていたので、わいわいと話すことは無い。

千夜をみれば、あの方の面影が視えてしまう。しかも、哀愁の雰囲気でだ。だからなのか、とても懐かしくて、とても哀しく思えてしまう。そのせいなのか、どうしても不安しか抱えられない。

(あの方を想うとは······。どうやら甘くなったようだな)

千夜と最初戦ったとき、心を折ることかできなかった。確かに相手は強かったが、ライラの敵ではなかった。あの時からまた想ってしまっている。もう、会えないというのに。

「今日は大丈夫そうだな」

この状況をみて、大丈夫、なんて言えるはずがなかった。だが、千夜をみれば、無理矢理にでも大丈夫にしたいようだった。千夜だって、この戦で生き残る保証がない。指揮官がこんなんでまとまるはずもない。だから、平気を装う。

「膝が震えてるくせに。無理をするな」

小刻みにだが、僅かに揺れている。気付く人は少ないだろう。誰もが恐怖しているのだから。でも、この中でも、一番千夜が恐れている。仲間を失う責任がある。それは、とても重いものだ。

「ちっ。バレてんのかよ。ま、なるようになんだろ」

半ば投げやりに言葉を吐けば、ライラは苦笑に、小さな胸を張る。

「敵の感知は任せろ。できる範囲なら、私が全て叩く」

「お前こそ、無理すんなよ」

「分かってる」

片手をあげ、任せろと言わんばかりにハイタッチをする。
気楽に行けばいい。焦ることなんてない。勝つなんてついで。今回は上層部がくるまで、時間稼ぎをすればいい。ただ、それだけなんだ。これくらい、できる。

胸の疼きが止まないが、それを無理やり抑えて、笑みを浮かべた。

「では、これより移動を開始する!   各持ち場について移動を始めよ!」

号令がかかる。

隊形は、半径10キロ以内の円内に五人で形成された隊がまばらに配置され、どれも、すぐ増援に駆けつけられるほどの距離しか離れていない。ライラは、その中央にあたる、千夜率いる部隊に参加している。

「呼び醒めろ。ヴァンパイア」

元の力を解放し、五感が鋭くなる。

全隊の位置を確認し、さらに吸血鬼がいないか確認する。

先ほど渡されたトランシーバーを握りしめ、気を張る。対して、人間は気楽に話している。普通であれば怒られるものだが、これは仕方がないというか。気を張っていては、普段通りの力が出せないため、別にさして問題ではない。監視とかがないのも、ライラで全てカバー出来ているからだ。あとは、トランシーバーで情報を渡せば、それぞれで対応してくれる。

「気を張っていて平気なんですか?」

梓が心配そうに話しかける。

雑談を話していたが、ライラは気の乗らないものだったので、会話には不参加だった。もとより、機嫌が良くないので、参加するような気分ではない。

「あ?   別に神経使えたら使ってるわけじゃないし。そこまで気ぃ張ってないし。特に疲れたりしないんで」

やけに突き放したような言い方で返し、ライラは不機嫌さを丸出しにする。

さすがに分かりやすい言い方に、小春は嫌味を飛ばす。

「何がご不満ですか、吸血鬼サマ。我々の背中を預けられませんよ」

笑いを含めた言い方に、梓も顔をしかめるが、対してライラは気にせず、嫌味を軽くスルーして、だるく口を開く。

「あのなぁ。私一人にこんな重要な役目任せっきりで、なんであんたらはきゃっきゃうふふになるんだよ」

眉を寄せたまま、普段のライラから出るはずのない言葉が飛び出る。

意外な言葉遣いに、小春は少々非難の目を向けていた。だが、千夜は特に気にすることなく、息をつく。

「お前が広範囲を監視できるから、俺らがやっても無意味だろ」

「監視専門のやつもいないのかよ。忍びとかできるだろうが」

「そこまで天才いねぇよ」

ぶつぶつ不満をぶちまけるライラに、千夜は呆れつつ丁寧に返していく。

薫は微笑み、隼人は心配そうな視線を向けるが、さして問題はなく、むしろ、仲がいいというだけだ。

小春はいまだに敵視しているが、ライラは気にもとめず、欠伸で躱した。

「はぁ·······。九重隊、前方左から、吸血鬼一体接近。装備は三級。タイプは雷だ」

『了解した』

トランシーバーを口に寄せ、口早に伝達する。やる気のなさそうな雰囲気をだしながらも、監視は手を抜いていないようだった。というか、朝飯前という感じで事を済ませる。

しっかり仕事をしているので、口出しすることは誰も出来なかった。

「でも凄いですねぇ。こんな広範囲を一目瞭然だなんて。吸血鬼ってやはりすごいです」

梓は素直な感想を述べ、ライラの隣を歩く。

ライラは、横目で梓をみながら、前を見据えて話し出す。

「別にすごくなんかないよ。実際、吸血鬼はここまでできるもんじゃないからね。吸血鬼は、五感のみが鍛えられた人間とほぼ同じさ。五感が鍛えられれば、身体的にも変わってくる。すると肉体的時間が遅くなるんだ。人間も、修練を積めば、これくらいのことはできるはずだよ」

その修練が何年かかるのか。そんなことは聞かずとも、気が遠くなるほどの時間だろうと直感する。

ライラは何事も無かったように、いつも通りの雰囲気で歩を進めていく。

「にしても、遠くないか?」

「そうか?    まあ、地下を通っていくしかないからな。少し遠回りになるか」

「俺にはキツイ話だよなぁ」

隼人は、深く溜息をつく。基本、隼人はサポートで、しかもその上に、幻術使いだ。千夜や、ライラとは違い、そこまで動かない。多少は鍛えているはずだが、なかなか動かないので、体は鈍りやすい。

「お主は鍛えればよかろうなぁ、ライラ」

薫は微笑みながら話をふってくる。

ライラ自身、吸血鬼の力がなくとも、人間に後れを取らないほどの身体能力がある。隼人と、素で戦えば、百発百中で勝つことは間違いない。そして、隼人も、自分自身の体力をわかっている。体力を消耗せず、戦う術は身につけているだろう。

「まあ·······そうだね」

「なんで渋々同意してるの?!」

言葉を濁して同意するライラ。それを隼人は、遠慮がちに言ったとみて、突っかかる。

さらに、小春はくすっ、と馬鹿にしたように笑い、そんな光景を呆れ気味に梓はみる。千夜というと、さっきから、妙にそわそわしている。

「千夜、大丈夫か?   落ち着きがないようだが」

「あ?   いや、別になんともない。ただ、なんか見られているような気がしてな」

(みられている?)

ライラは、頭の中でオウム返しをし、索敵する。だが、周辺にはなにも引っかからない。念のため、生き物全般を対象にするが、なにも変化はない。

「まあ、気のせいだろうな」

千夜は、特に深入りせず、その考えを捨てる。けれど、ライラは気になってしかたがない。自分の索敵に入らないものなんてないはずだ。覇気も、全て消せるようなやつがいるはずがない。いたとしても、そいつは本拠地から動かないはず。

移動前に感じていた違和感が戻ってくる。なにか違う。

違和感に身を震わせながら、足をはやめた。
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