留学してたら、愚昧がやらかした件。

庭にハニワ

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あなたの知らん事実。

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ジェダイド枢機卿猊下の爆弾発言。
俺、こともあろうに精霊王の加護持ちだと。
じゃあなんで精霊避けになったんだ?
「王の寵愛深く、そこらの精霊は恐れ多いと自らその場を引いたもの、と思われますな」
公子は病に倒れたことも、負傷されたことも無いだろう? 怪我を負われた時は、治りが早かっただろう?
ジェダイド枢機卿猊下、見ていたみたいに話すな。
確かにうっかり擦り傷とか作ってもすぐ治ったし、流行り病が家族を襲っても、俺だけ元気だったりしたが。
つまり?
「俺は精霊に避けられてんじゃ無い?」
「精霊王二柱の寵愛を受けた、精霊としては側に居るのも恐れ多い存在か、と」
真逆だった。


俺の疑問が解決?したところでジェダイド枢機卿猊下、表沙汰に出来ない黒龍苑国の話をはじめた。
どーやら、ヴェロニカには聞かせたくない話のようだ。
……ヤバい話か?
今はとりあえず教会の地下牢に居る妹殿下だが、その出自が想定外だったようだ。
現国王と愛妾との間の子では無い、と。
「え、愛妾が間男との間に作った子供?」
「違うな、そうだったら良かったのだが……」
違ったらしい。
じゃ、なんだよ、なんか不穏だ。
「現国王の父とその孫の間に出来た子だそうだ」
ヤッバ!?
いや待って?
何処からそんな情報?
あ、国と教会とウチ……リンカード家の諜報機関の共同作業?
スゴいな、シンプルに。

で?
えーと…爺さんが孫娘に性的虐待をした結果産まれた子が妹殿下?
ややこしいなおい。
ヴェロニカの爺さんが、ヴェロニカの父さんの兄妹……ヴェロニカの伯母さんにイケナイことした結果が妹殿下ってことか。
んじゃ愛妾はどーゆー立ち位置で妹殿下の母役になったんだ?
「愛妾の母は前国王の命に逆らえず、祖父が孫娘にイタズラする事を知っていながら黙認していた王女付きの女官の1人だった。事が発覚したのは王女の腹が臨月を迎えたからで」
「その王女は、自分がナニをされてたか周囲に言わなかったのですか? 普通、爺さんがおかしいって周囲の大人が気付きそうなモンだけど」
「だから、前国王の命に逆らえなかったと」
「いやでもおかしいでしょう?」




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