59 / 109
よーやく出発?
考えが甘いイサナ公国。
しおりを挟む
王国の外交団が通る道すがら、何故か不審な馬車を見掛ける事に気付かない騎士達。
ナルシッサやハイドの方が、よっぽど仕事している事実。
子供を利用して外交団に潜り込もうとしたヤカラは、案の定イサナ公国からのハニトラメンバーで。
詰めが甘いのか、ケーリッシュ公爵令嬢を『倒竜姫』と思い込み、なんとか接触してか~ら~の~……。
とりあえず、狙う相手の最低限の情報は仕入れとけよ。
そして騎士達、仕事しろ。
不審な馬車の中身は、ハニトラメンバーとはまた違う連中。
『倒竜姫』と個人的にお近づきになりたいってゆー貴族やら商家やらが、見た目のよろしい連中を王国からの外交団に近づけてるらしい。
普通なら、騎士達ががっつりガードしているはずなんだが。
ナニゆえか、今回の外交団は警備の面では“がばがば”だった。
商業ギルド、冒険者ギルドの方がきっちり仕事する。
王弟殿下の騎士達を見る目が厳しくなり、倒竜姫が自腹を切って雇い入れた商業及び冒険者ギルドのメイドと剣士の方がお役立ちだった。
騎士達、どこかで挽回しないとこの先の未来は……ヤバいかも?
そんな、めちゃくちゃ有益なメイドと剣士は。
最初は雇い主に付いていくはずだった。
が。
雇い主の特技(笑)を利用する事にして、望むように行動する事になった。
メイドはメイドらしく、外交団の世話を焼き。
魔法剣士は、基本何もしない。
が、気が向いた時だけ、騎士達をしごきあげた。
ちょっとハードだったらしく、騎士達は連日筋肉痛になった。
倒竜姫が今どこで何してるのか、知っているのはナルシッサとハイドの二人だけだった。
ナルシッサやハイドの方が、よっぽど仕事している事実。
子供を利用して外交団に潜り込もうとしたヤカラは、案の定イサナ公国からのハニトラメンバーで。
詰めが甘いのか、ケーリッシュ公爵令嬢を『倒竜姫』と思い込み、なんとか接触してか~ら~の~……。
とりあえず、狙う相手の最低限の情報は仕入れとけよ。
そして騎士達、仕事しろ。
不審な馬車の中身は、ハニトラメンバーとはまた違う連中。
『倒竜姫』と個人的にお近づきになりたいってゆー貴族やら商家やらが、見た目のよろしい連中を王国からの外交団に近づけてるらしい。
普通なら、騎士達ががっつりガードしているはずなんだが。
ナニゆえか、今回の外交団は警備の面では“がばがば”だった。
商業ギルド、冒険者ギルドの方がきっちり仕事する。
王弟殿下の騎士達を見る目が厳しくなり、倒竜姫が自腹を切って雇い入れた商業及び冒険者ギルドのメイドと剣士の方がお役立ちだった。
騎士達、どこかで挽回しないとこの先の未来は……ヤバいかも?
そんな、めちゃくちゃ有益なメイドと剣士は。
最初は雇い主に付いていくはずだった。
が。
雇い主の特技(笑)を利用する事にして、望むように行動する事になった。
メイドはメイドらしく、外交団の世話を焼き。
魔法剣士は、基本何もしない。
が、気が向いた時だけ、騎士達をしごきあげた。
ちょっとハードだったらしく、騎士達は連日筋肉痛になった。
倒竜姫が今どこで何してるのか、知っているのはナルシッサとハイドの二人だけだった。
62
あなたにおすすめの小説
俺の伯爵家大掃除
satomi
ファンタジー
伯爵夫人が亡くなり、後妻が連れ子を連れて伯爵家に来た。俺、コーは連れ子も可愛い弟として受け入れていた。しかし、伯爵が亡くなると後妻が大きい顔をするようになった。さらに俺も虐げられるようになったし、可愛がっていた連れ子すら大きな顔をするようになった。
弟は本当に俺と血がつながっているのだろうか?など、学園で同学年にいらっしゃる殿下に相談してみると…
というお話です。
【完結】かなわぬ夢を見て
ここ
ファンタジー
ルーディは孤児だったが、生まれてすぐに伯爵家の養女になることになった。だから、自分が孤児だと知らなかった。だが、伯爵夫妻に子どもが生まれると、ルーディは捨てられてしまった。そんなルーディが幸せになるために必死に生きる物語。
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さくら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
聖女を怒らせたら・・・
朝山みどり
ファンタジー
ある国が聖樹を浄化して貰うために聖女を召喚した。仕事を終わらせれば帰れるならと聖女は浄化の旅に出た。浄化の旅は辛く、聖樹の浄化も大変だったが聖女は頑張った。聖女のそばでは王子も励ました。やがて二人はお互いに心惹かれるようになったが・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる