特技は有効利用しよう。

人は変わらない。

そんなコトを。

心配したコトもありました。

結局、ナルさんとハイドさんは私にくっついて西河の女神神殿にやってきた。
目的は、世界中の酒と甘味。
ギルドに居るより私にくっついてる方が確実に手に入るからとかナンとか。

自由か。

おっかしーな、２人ともイイ大人のハズなんだが。
自分の欲望に忠実過ぎやしないか？

良いけど。
別に。




王弟殿下とケーリッシュ嬢の年の差カップルは、なんかグダグダなカンジで公国との外交を済ませ、帰国後直ぐに御成婚あそばした。
勝手に幸せに成ってくれて良いよ？

集団見合いで出来上がったカップルは、嫁に貰ったり、婿に行ったり……。
それなりに目出度いコトが続いた。
王国と公国の外交はこれ以上無いってくらい上手くいってるらしい。

知らんけど。

ついでに。
結局、公国の内乱は起きなかった。
第２公子のロリ疑惑は、対象が限定されてる上に、対象になった童女が７歳で公子に逆プロポーズかまして。
思いの外あっさりとカップル成立。
からの、神への誓約なんかもあっさり成立。
公王夫妻は複雑だったが、まあクーデター無くなったし。
一番大事な国民に害は無さそうだし。
何より娘が幸せそうだからまあいっか。

と、なんかイイカンジにまとまった。

すっごくふわふわした結果に落ち着いた。