パートのおばちゃん達が聖女召喚された件

庭にハニワ

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孫が居るんだけど…。

生理現象に襲われて。

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あぁややこしいさ日本語って。
なんなら平仮名片仮名混ぜるだけでも……ねぇ? 

「不穏な話はさておくとして、そろそろ我々とお話しませんか?」

偉そうなヤツを宥めてた森の人が猫なで声で話掛けてきた。
上から目線じゃない。
どーする?と視線を交わすおばちゃん達。
片桐さん、興味津々か?
チラチラと現地人達を見ている。
シレッとした顔は推しのいる藤本さんと無駄に知識がある吉田さん。
枝野さんは。

「アタシちょっとトイレ行きたいんだけど」

しょうがないよね、おばちゃんだし生きてるんだからね。

で、吉田さんが交渉。
とにかく山?丘?のてっぺんから移動しないか?
ワタシ達何も分からないから、説明を求める。
ついでに生理現象をなんとかしたい。

要望は直ちに叶えられた。
偉そうなヤツの周囲を固めていた騎士?軍人?っポい方々のうち同じ色(黒)の、マントと言うには丈の短い……肩掛けみたいなモノを身につけた連中が、空中に光でもって魔法陣的なモノを描いた。
光の輝きが強くなって、次の瞬間何処ぞの建物の中にいた。
おばちゃん達も、現地人達も。

きょとん、としたおばちゃん達だったが、次の瞬間。

「ちょっと、トイレは何処!?」

枝野さんだけじゃなかった。
おばちゃん達全員生理現象に襲われていた。
……冷たい風に晒されてたからね。
仕方ないね。




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