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・マママママフィア!(家族団らん)
(おまけ2)
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「……優兄?」
さっきまではなかったはずのそれが、後頭部に当たったような気がした。
「……っ、うう……」
気づかれたと悟ったのだろう。優兄はまるで泣き出すように両手で顔面をおおうと、雨に濡れた子犬のようにふるふると全身を震わせ始めた。
でも、もっと明確な意思を持って震えているところがある──。
「優兄」
その愛おしい場所にイタズラしてみたくなったオレは、そーっと体を起こした。
せっかく膨らんだのに正直になれないなんて、もったいない。頑固な羞恥心を解放してあげたかった。
「ゆー、にぃ……」
真っ赤に染まった耳の横でわざとらしく吐息と唾液をからませてみる。
「声出さないようにする練習、今からちょっとだけ、してみよっか……」
衝動と共鳴するかのように、ヒクン、と弾んだ腰に手を回し、ゆっくり押し倒していく。あともう少しで──というところで、優兄は後ろにヒジを立てて突っ張った。
「まっ! 待ってせんちゃんっ! ……ぼ、ぼくまた漏らしちゃうかもしれないし、声は我慢できても音はしちゃうわけだし、やっぱり恥ずかしい……」
「じゃ、お風呂一緒に入ろっか。漏らしても音しても結局は水音だから平気だよねぇ?」
「……ッ! いじわるっ」
相変わらずめちゃくちゃ照れまくりながらも、さっきよりも激しくソワソワもじもじし始めた優兄をオレは当然、見逃さなかったのだった。
素直じゃないんだから。かわいいっ!
【おまけ おしまい】
さっきまではなかったはずのそれが、後頭部に当たったような気がした。
「……っ、うう……」
気づかれたと悟ったのだろう。優兄はまるで泣き出すように両手で顔面をおおうと、雨に濡れた子犬のようにふるふると全身を震わせ始めた。
でも、もっと明確な意思を持って震えているところがある──。
「優兄」
その愛おしい場所にイタズラしてみたくなったオレは、そーっと体を起こした。
せっかく膨らんだのに正直になれないなんて、もったいない。頑固な羞恥心を解放してあげたかった。
「ゆー、にぃ……」
真っ赤に染まった耳の横でわざとらしく吐息と唾液をからませてみる。
「声出さないようにする練習、今からちょっとだけ、してみよっか……」
衝動と共鳴するかのように、ヒクン、と弾んだ腰に手を回し、ゆっくり押し倒していく。あともう少しで──というところで、優兄は後ろにヒジを立てて突っ張った。
「まっ! 待ってせんちゃんっ! ……ぼ、ぼくまた漏らしちゃうかもしれないし、声は我慢できても音はしちゃうわけだし、やっぱり恥ずかしい……」
「じゃ、お風呂一緒に入ろっか。漏らしても音しても結局は水音だから平気だよねぇ?」
「……ッ! いじわるっ」
相変わらずめちゃくちゃ照れまくりながらも、さっきよりも激しくソワソワもじもじし始めた優兄をオレは当然、見逃さなかったのだった。
素直じゃないんだから。かわいいっ!
【おまけ おしまい】
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