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第8章 勇気の向こう側に
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ジュンの考えにウェンディが異議を唱えた。
「無茶よ、あの衝撃波が全体に広がるまでおよそ30秒。その間にローデンに近づくなんて」
「けど、あそこが唯一のチャンスなんじゃないかと思うんだ、あの衝撃波で吹っ飛ばされた後にローデンは僕らを探し始めていた。つまり、あの僅かな瞬間、動けない時間があるんだよ」
「でも、それを実現するには、あの衝撃波をなんとかしないと。ジュン、何か方法はあるの?」
「あの衝撃波を何とかする方法か・・・」
少なくとも、あれを何とかするには衝撃波に耐えて吹っ飛ばされない耐久力とローデンに近づくためのスピードが必要だ。
すると、ルイーザが何かを思い付いた。
「そうだ、ワッフルに突撃してもらう?」
「え?ワッフル連れてきたの?」
連れてくると、ジュン達の正体がバレるから待機してると思ったが。
「うん、呼べば来てもらえるところにいるわ」
「ねえ、2人とも、ワッフルって?」
「ああ、ルイーザの相棒の動物だよ。確かにワッフルで突撃すれば可能性あるね、試す価値はありそうだ。ただし、呼ぶチャンスは奴が高く飛んで、さっきの衝撃波をやる前だね。それまでは作戦がバレる訳にはいかない」
「分かった」
3人はローデンのところに戻る。
「おや、生きてましたか。あの程度の攻撃で死んでもらっては困りますからね」
「何でだよ、僕らにはさっさと退場してもらった方があんたにとってはいいんじゃないか?」
「そうは行きません。あなた達は私の計画を何度も邪魔してきたのです。楽に退場できると思わない事ですね」
それを聞いたジュンはローデンに対して呆れた。
「あんた、根性が腐りきってるな」
「何とでも言うがいい。勝った方が正しいのですから」
「ホントに嫌なやつね」
そう言うと、ルイーザは矢でローデンを攻撃する。
「無駄ですよ、そんな攻撃」
ローデンはルイーザの矢の攻撃を残らず受けた。全部当たったにも関わらず、ダメージは0だ。
「もう、何でダメージ与えられないのよ」
「恐らく、ドラゴンの力を得て防御力が格段に上がったんだわ」
「だったら貫通の効果を得たこの弾で」
ジュンは拳銃を撃った。この攻撃なら効果はあるみたいだが。
「大したダメージではないですね」
翼の方にダメージを与えたが、あまり効いてないようだ。
「ねえ、ルイーザ、今ジュンが撃ったところを狙えないかな?出来れば、ウォーターアローで」
「ウォーターアローで?撃ってもいいけど、貫通効果ないからダメージの期待は無理よ?」
「いいの。ちょっと試してみたいことがあるわ」
ウェンディに言われてルイーザは、ウォーターアローでローデンの翼に攻撃をする。
「同時に、この技もお見舞いするわ」
ウォーターアローが命中したところにウェンディは雷魔法でローデンに攻撃をする。
「ぐっ・・・!?」
「あれ?効いてる・・・!?」
ジュンとルイーザもなぜ効いたのか理解できない状況だ。
「無茶よ、あの衝撃波が全体に広がるまでおよそ30秒。その間にローデンに近づくなんて」
「けど、あそこが唯一のチャンスなんじゃないかと思うんだ、あの衝撃波で吹っ飛ばされた後にローデンは僕らを探し始めていた。つまり、あの僅かな瞬間、動けない時間があるんだよ」
「でも、それを実現するには、あの衝撃波をなんとかしないと。ジュン、何か方法はあるの?」
「あの衝撃波を何とかする方法か・・・」
少なくとも、あれを何とかするには衝撃波に耐えて吹っ飛ばされない耐久力とローデンに近づくためのスピードが必要だ。
すると、ルイーザが何かを思い付いた。
「そうだ、ワッフルに突撃してもらう?」
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「ねえ、2人とも、ワッフルって?」
「ああ、ルイーザの相棒の動物だよ。確かにワッフルで突撃すれば可能性あるね、試す価値はありそうだ。ただし、呼ぶチャンスは奴が高く飛んで、さっきの衝撃波をやる前だね。それまでは作戦がバレる訳にはいかない」
「分かった」
3人はローデンのところに戻る。
「おや、生きてましたか。あの程度の攻撃で死んでもらっては困りますからね」
「何でだよ、僕らにはさっさと退場してもらった方があんたにとってはいいんじゃないか?」
「そうは行きません。あなた達は私の計画を何度も邪魔してきたのです。楽に退場できると思わない事ですね」
それを聞いたジュンはローデンに対して呆れた。
「あんた、根性が腐りきってるな」
「何とでも言うがいい。勝った方が正しいのですから」
「ホントに嫌なやつね」
そう言うと、ルイーザは矢でローデンを攻撃する。
「無駄ですよ、そんな攻撃」
ローデンはルイーザの矢の攻撃を残らず受けた。全部当たったにも関わらず、ダメージは0だ。
「もう、何でダメージ与えられないのよ」
「恐らく、ドラゴンの力を得て防御力が格段に上がったんだわ」
「だったら貫通の効果を得たこの弾で」
ジュンは拳銃を撃った。この攻撃なら効果はあるみたいだが。
「大したダメージではないですね」
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「いいの。ちょっと試してみたいことがあるわ」
ウェンディに言われてルイーザは、ウォーターアローでローデンの翼に攻撃をする。
「同時に、この技もお見舞いするわ」
ウォーターアローが命中したところにウェンディは雷魔法でローデンに攻撃をする。
「ぐっ・・・!?」
「あれ?効いてる・・・!?」
ジュンとルイーザもなぜ効いたのか理解できない状況だ。
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