とある勇者の冒険

そうた

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ロアの旅立ち《ガイン編》

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俺はガインだ。俺は少年が好きだ。いわゆるショタコンていうのか、少年を見ると目の色が変わってしまうのが悩みだ。
ジンガ帝国で俺は騎士として職務を全うしてたが、遭難した少年を見つけに山へ救助に向かったんだ。
すぐに見つかったんだが、あまりにも可愛かったもんで誰も居なかったし、洞窟へ連れて行って俺はズボンを脱いで大きくなったモノを見せた。すると不思議そうに両手でぺたぺた触ってくるもんで感じてしまい我を忘れて少年の頭を掴み口に含ませ上下に振って喉奥でイってしまった。見つかれば犯罪行為だ。絶対に言わないようにと注意しといたが、まぁ無理だった。
バレて騎士を退団させられ禁固刑だったが帝国から逃げ、このガウル村へたどり着いたのだ。

この村はいいところだ。こんな髭面な風貌の俺を見てもみんな優しく接してくれるんだ。
八百屋のおばさんから聞かれて宛もなく旅してると話すと、「あっちに空き家があるからそこで寝なさいな」と空き家まで貸してくれた。笑顔で溢れるこの村に俺は少し涙が溢れた。


村に滞在して少し経って、帝国のヤツらがこの村に指名手配犯として探しにやってきた。村の皆は知らないと、庇ってくれてるのか、写真と違い髭面だから気付いてないのか分からないが、頼もしかった。
村の人達は帝国が嫌いなのか、あまり村を捜索させずに叩き出したおかげで見つからずに済んだ。指名手配の紙を貼ってたが俺が村を歩いてても誰も気にしないようだ。


数日経ったある日、散歩してると村では見たことも無い10歳にも満たないくらいの可愛げな少年がキョロキョロと見回しながら道に立っていた。
気になり、物陰に隠れながら観察してると、村を出ようとしていた。村の外には危険がいっぱいだ。危なっかしいと思い、つい話しかけてしまった。
しかしこの見た目に物怖じせず付いてくことに笑顔で承諾してくれた。ロアと言うらしい、見た目によらず大人びてるような気がした。
少し待っとれ、と準備して八百屋のおばさんにも挨拶して、村を出た。

森に入るなり、ロアが魔物に襲われないよう先陣を切った。森の中で少し開けたところでふぅ…と休んでるとロアが「ガインさんありがとう」って満面の笑みで言ってきたもんだからもう身体の疲れが一気に吹き飛んで、顔に出てそうでさっさと行くぞ!と突き進んだ。

夜はキャンプだな…と、木の実や山菜、魔物の肉などリュックに入れながらロアと進んでると意外と早めに森をぬけた。ちょうど夕方になってたからかロアからここで休もうと言われ了承した。
キャンプはお手の物でテントを張ってロアに休んどけと言っておき、料理など手際よく進めてると、あと少しで出来るとこでロアが目を覚ましたらしく手伝いたいと言ってきたがもう少しで出来るしと星が綺麗に見えるから見とけと言った。(ロアがあの年で魔法使えるのにはビビったが、だから怖がりもなく村を出ようとしてたのかと関心した。俺は大人になっても魔法適性がなく剣技を極めたんだ…。)



よし、出来た。と思ってロアを見ると星を見ながら寝てしまったんだろうな………寝顔が可愛かった…下が立ってしまう…いやいやご飯だ。。
俺は両手で自分の顔を叩いて正気に戻り、ロアを起こして飯にした。


複数人で飯なんか久しぶりだった。1人で食べることが多かったから向かいに人が…いや少年が居るんだ…とか思ってると、ロアがはちきれんばかりの笑顔で「すごく美味しい!」と言ってくれたんだ。そりゃあもう可愛かった。顔が火照るのがわかった、喜んで貰えて嬉しいがロアの目を見れない…。
いつもだと自分で作る料理の味はもう慣れてるから美味いも不味いもないが、ロアの笑顔があるだけで倍以上の美味しさに感じた。

俺は食べ終えて、もぐもぐと食べるロアを見ながら皿を片付けてるとロアも食べ終わって、持参の水で手際よく洗い流していると、またしてもロアから手伝いたいと言われたからすぐ終わるしまた星でも見とけと言った。
料理よりも片付けの方がすぐ終わる。

ひと段落してロアを見ると体育座りで星を眺めていた。少し冷えてきたのもあって寒くないかと聞くと案の定冷えてたらしい…。1人にして申し訳なかったと思い上着を脱いで渡そうと思ったが身体が勝手にロアを抱きしめていた。
もう勢いに任せようとロアに、1人にしてごめんな…これで暖かいだろ…と言った途端ロアの体がビクッとなって急に立ち上がった。どうしたんだ?と思っているとロアから「テントに入りましょ」と言われた。
突然立ったもんで嫌だったんかと落ち込んでしまったが、テントに入って2人横になるなりロアが泣きそうな顔で「…抱きしめて…」とか言われたらもう自我崩壊しそうな程に抱きついてしまった。
するとロアが俺のモノを触ってきた。俺は抱きつくと同時に立ってしまってたようだ…。ロアにぺたぺた触られて感じていると咄嗟に銃かと聞かれた。武器で殺すのかと聞かれて違う!!と叫んでしまった。違うが…とモゴモゴしてると、じゃあ安全なんですねともっと触ってきた。
……ヤバい感じてしまうと思ってるとロアが「しっこ出てる」とか言い出して、見るとズボンにシミができるほど滲んでた。
これはもうやらんとおさまらんと思ってズボンを脱いだ。ブルンとはちきれんばかりのモノからトロリとシルが流れた。
ロアが初めて見るような表情だったから「甘いから舐めてみな」とか冗談で言ってみたらゆっくり近づいてぺろぺろ舐めだした。もうそれだけでイっちまいそうでヤバいのに咥えながら喋るもんだから気持ちよすぎてロアの頭掴んで喉奥にイっちまった。大丈夫か!?と思ったが「おやつ美味しかった」とか言ってきた。おやつと言われてクスッとして「…ロア…ありがとな…」と言ってその日はロアに抱きつかれて眠りについた。
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