とある勇者の冒険

そうた

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村にやってきた。

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そんなこんなでノク村に着いたんですが、何故かガインさんが顔を隠すようにフードを被ってるんですよね、たしかに顔は怖いかもしれないけど優しい人だから分かってもらえるはずだよ…とか思いながら村に入ったら静まり返ってて、急に男性に話しかけられて「こっちへ…」と言われ、ガインさんと共について行った。

とある家の一室で
???「急に声をかけてすみません…、この村はよそ者に厳しいもので…こちらへは何をしに来たんですか?」
と聞かれたので、「色んなとこへ旅をしてて、宿に泊まれたらすぐ出ますのでご心配なく」と言ってみた。
ガインさんもフードを被ったままコクコクと頷いていた。

???「そうだったんですね、引き止めてしまってすみませんでした。…ただ、村の人達は警戒心が強いことは忘れないで下さい。」
と、念を押されたので
ロア「あなたは村の人では無いんですか?なぜ話しかけてくれたんですか?」
と聞いてみた。

???「はい…、私も村に住んでるんですが…、この前、帝国の方々が急に来て急に家に上がり込んだり屋台を壊したり隅々までどなたかを探されてですね…それはもう散々で…、それまでは活気に満ちた村だったんですが、みんな心を閉ざしちゃって……あ、すみません少し席を外しますね、ごゆっくりしててください」
と言われ外に出ていった。

何故か話を聞きながらガインさんがビクビクしていた。

ロア「ガインさんどうしました?大丈夫ですか?」
とガインさんに横から抱きついた。

ガイン「あ…、あぁ…大丈夫だ…。」

ロア「汗かいてますよ!暑いんですか?フード脱いだ方が…」と言いかけると被さるように「大丈夫だ!!」と強く言われて怖くなってうるうるしてしまった。

ガイン「……っ…すまん…大丈夫だ……すまんな…」
と抱きしめてくれた。
ロア「やっぱりガインさんは良い人ですよ。だってこうしてると落ち着くんです…。」
と抱きしめ返すとガインさんの体がビクッと跳ねた。「…っ///…ロア…こんなとこで煽るな!」と軽く怒られた。


ガチャっと音がした。

???「あ、お待たせしました。宿の方に言っては見たんですが…、やっぱり受け入れたくないそうで、良ければなんですが私のとこに泊まっていかれませんか?…あ、私はレントと申します。」

ロア「えっっ、良いんですか?」

レント「はい!!2階に空き部屋が1室あるのでそこで良ければですが、ベッドが1つなんですが…マットか何か持っていきましょうか?」

ロア「いえ、寝られるだけでも嬉しいのでそんなお気になさらないでください!お部屋使わせて頂きます。ありがとうございますレントさん!!」
と満面の笑みで返した。……ん?レントさんの耳が赤いような…。

レント「最近そんなに使ってない部屋なので少し埃っぽいかもしれませんが、ごゆっくりしてくださいね。あ、シャワー室もあるのでお気軽にお使いください。あとご飯は…簡単なものでいいでしょうか…」

ロア「ご飯まで…ありがたいです!」

レント「良かった、ではまたご飯が出来たらお呼びしますね!」

「はい、ありがとうございます」と言い、ガインさんと頭を下げ2階の部屋へ上がった。


部屋のドアを開けると意外と広いというか、元々宿屋かってくらい綺麗な部屋だった。よくお客さんを入れるのかなとか思いながら、部屋に入ってドアを閉めるとやっとガインさんがフードを取った。

荷物を置くなりガインさんが「じゃ…汗かいたからシャワー浴びる」とスタスタシャワー室へ向かったから追いかけて「僕も!」って言ったんだけど「…少し1人にしてくれ…」とかガインさんぽくない事を言われて少し寂しさを感じた。

この村に来てフード取らないし始終ビクビクしてるように感じたし、ガインさんの様子はどう見てもおかしいんだよね…。でもガインさんに聞くのも怒られるかもしれないし…と、言ってくれるまで話題には出さないようにしようと1人考えていた。



「ふぅ…」とバスタオルを腰に巻いて髪を拭きながらガインさんが出てきた。

ロア「シャワーどうでしたか?」

ガイン「…ん?…あぁ……落ち着いた…昨日は浴びてなかったしな、シャワーはありがたい…」
とか言ってるよりも僕はガインさんの大きな身体をみていた。筋肉にちょっと脂肪が乗ったくらいのガッチリした胸に水滴が残ってたり、髪を拭いてるガインさんの腕も太くて大きくて…、腰にバスタオル…から少し出てる足もガチっと筋肉がついてて、めちゃくちゃエr…かっこよかった。

ガイン「おい、聞いてるか?」

ロア「…ハッ!!……あ…、はい。良かったです。それにしても…ガインさんの体って大きいですよね…。…触ったらダメですか…?」

ガイン「…ダメじゃないが…、夕飯食べてから…だな…、…ロアも浴びてこい」

ロア「はい、楽しみにしておきますね!シャワー行ってきます!」

昨日は近くに川も無かっただけにシャワーがすごく気持ちよく感じられた。

「ふぃー…気持ちよかった~!」って言いながらタオルで体拭いて、バスタオルを腰に巻いたままベッドに腰掛けてるガインさんに勢いよく抱きついた。

ガイン「うお!!…おいおいどうした、ちゃんと髪拭かないと風邪引くぞ!」
とガインさんがばさばさと髪を拭いてくれた。

ガインさんに「ありがとう!」って言ったら顔真っ赤にしてそっぽ向いた。

ガイン「と…とりあえず服着ろ!」

ロア「ガインさんも服着ないと風邪引いちゃいますよ!」

ガイン「…俺は大丈夫だ……(目のやり場に困る…!!!)」

なんか最後小声で言ったような気がしたけど聞こえなかったし…まぁいいや。

窓を見てみると気付けば夕日と共に村が赤く染っていた。幻想的な光景にガインさんを呼んでガインさんの横に座って一緒に眺めながらウトウトしていた。
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