とある勇者の冒険

そうた

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救世主

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『バン!!!』と、後ろからドアが壊れたような音が響いた。

「…おい……何をしている…」

後ろを振り返ると、いつもとは違うドス黒いオーラを感じるほどに怒ってるガインさんが大剣片手に立っていた。

「ロアくんが疲れているようだったのでマッサージをしていたところでs……っ!!」

レントさんが振り返ってガインさんに向けて話しかけた直後、目にも留まらぬ…というか一瞬でガインさんがレントさんの首根っこを掴んで持ち上げた。

ガイン「…マッサージねぇ…ロアが嫌がってるじゃねぇか…、今ならこのまま首へし折れるんだが、どうなんだ?」

ガインさんが少しニヤついた表情でレントさんに話しかけていた。

レント「そんな怖いこと言わないでくださいよ…、でも私に震えてるロアくんにはそそられましたよ…フフ」

ガインさんが「ほう…」と言いながら掴んでる力が増してきた。しかし物怖じせずレントさんが「痛いのでそろそろ良いですか?」と急に消えたかと思えば向かいの席に座っていた。

瞬間移動系の魔法なのだろうか、レントさんがもう何者かもわからなくなってしまって本当に怖くなっていた。

ガイン「お前、魔法使いか」

レント「いえ、少し使えるだけですよ…フフ…」

静まり返った部屋にそんな会話が響いた。
僕は今がチャンスだ!と思って椅子から降りてガインさんの足に抱きついて「怖かった……」と必死にガインさんに想いを伝えると「すぐ気付いてやれんでごめんな」と撫でてくれてとても安心して緊張が解れたからか、その瞬間体に力が入らなくて倒れてしまった。
倒れる瞬間「また会いましょう…」と脳内にレントさんの声が響いた。



うーん……「…起きたか」目が覚めると目の前にガインさんが居た。どうやらガインさんに抱っこされる形で僕は寝ていたようだ。
ガインさんにあの後のことを聞くと、レントさんは何もしてこなかったみたいで荷物まとめてすぐ村を出てキャンプしてるって事らしい。

そんな話を聞いてじゃあ村の近くなのかと思ってテントから出てみるとそこには何も無かった。ガインさんに聞くと村を出てすぐ振り返るとそこは更地になってたようで全部レントさんの幻影魔法だったようだ。あんなにリアルな幻影は強い意志がないと成立しない…レントと名乗る男は何者だったんだ…とガインさんの呟きが聞こえてきた。
「うーん…」と唸るガインさんに飛び込んで僕は精一杯抱きついた。「あの時来てくれなかったら今頃…」と僕はあの時の恐怖感が思い出されてうわーんと泣いていた。

「ロアを守ると言っておきながらすぐ行ってやれなくてごめんな…」

ガインさんの優しい声が耳元で響いた。

「でも…僕もごめんなさい……喉乾いて1人で行動しちゃったからあんなことになって…うぅ…」

ガインさんがよく寝てて起こしたくなったのも事実だし、あれは自業自得という事にもなるんだと思い悩んでいると、

「今度からは怖い時はいつでも言ってくれ」

とガインさんから力強く言われた。
その時僕はガインさんが旅のパートナーで本当によかったと強く感じて、「ありがとう」という言葉と共にガインさんの頬にチュッと口付けをした。ガインさんが耳を赤くして「…どこで覚えたんだ…」と言ってたのでいつものガインさんだーって嬉しかった。

ガイン「さっきの村では何も買えなかったしなぁ…そろそろ食材調達したい。ここから距離はあるが知り合いの居る大きめの街に行きたいんだが、良いか?」

ロア「ガインさんのお知り合いの方が居るんですね!会ってみたいです!」

ガイン「じゃあ軽く飯食ったら行くか…、体がつらくなったらいつでも言えよ」

「はい!!」と僕は笑顔で返事をした。

僕が寝てる間に魚介で煮込まれたスープがあったので温め直してくれた。「これ食え」と差し出されたスープは具沢山で思ったより食べごたえがあった。

「…ふぅ…美味しかったぁ」と言ってると「すぐ片付けるから待ってろ」とガインさんに言われたので「ガインさん…今日はおやつ無いんですか…?」と聞いてみた。
「すまんな…甘い物も何も無い」とガインさんが言うので「そ…そうじゃなくて…」と言うと「…っ…///」急にガインさんの顔が真っ赤になった。
ガインさんは薄着だったためか股間の方に目をやると大きく膨れていたので「…だめ?」と甘えてみた。
「ダメ…ではないが…」と顔を真っ赤にしてるガインさんが目の前で仁王立ちしてたので下着ごとズボンを下げるとブルンと一昨日見たよりもはちきれんばかりのモノが出てきた。すかさず両手で触りながらハムっと咥えると少ししょっぱく感じて「今日の酸っぱいです…」というと「ここまで走ってきた時に汗かいたからだな…今日は汚いからやめた方がいい…」とガインさんに言われて、たしかにズボン脱がした時に汗の臭いがしたとは思ったけど嫌な臭いでは無かった。
ガインさんの言葉を聞かずガインさんのモノを両手で触りながら先の方をはむはむしてると一昨日と同じように甘いシルが出てきたからジュルリと啜った。するとガインさんの足が震えだしてシルがいっぱい出てきて零さないように少し奥まで咥えると「ヤ…バい…」とガインさんの声がしたと同時に両手で僕の頭をガシッと掴んで前後に揺さぶったと思えば「う…っ」とガインさんの声と共に僕の喉奥に熱いシルが勢いよく入ってきたのでゴホッと少し噎せてしまった。
すぐガインさんが「…ハァハァ……だ…大丈夫か」と心配してくれたので「少し噎せちゃいました…テヘヘ」とガインさんの心配そうな目を見て言うと急に抱きついてきたので僕もガインさんの大きな体を必死に抱きついた。ついでに頬にチュッとすると

ガイン「ありがとな…ロアは俺が絶対守ってやる」

ガイン「さて、そろそろ片付けて行くか」

ロア「うん!!」

元気よく返事をした。
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