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最終話
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しおりを挟む割り開かれた膝の間で貴臣の頭が揺れていた。
「あっ、そこっ__んん、弱いんですぅ」
「(ぴちゃ)はあ・・・わかっている。だから、こうしているのだろう?」
酷く楽しそうな声が登ってくる。真っ赤に熟れた秘豆は心臓よりも強く脈打っていた。暖かくざらりとした舌が這わされて、思わず足に力がこもる。唇全体で包み込んでは吸い付かれて腰が跳ねた。逃げ出したいくらいの、強い快感に涙がこみあげる。
「あぁ、これも私を求めている。赤くヒクついて、こんなに大きく。・・はむっ、ちゅうぅ」
「いっ、あっあん、いわ__ないでくださっ、くぅ」
大きく育ったそこは、つるりと剥けて顔を出している。自分のものなのか、貴臣の唾液なのかわからないぬるつきは滑りをよくするだけで快感を増幅させた。
必死に声を抑えようとする沙也加がいじらしく、同時に鳴かせたい気持ちが貴臣には沸き上がっていた。最高の快感を与え、蕩けきった顔を見たいと。
「もうっ、早く入れてっ」
切羽詰まった催促に貴臣は顔をほころばせた。求められることの喜びを噛みしめながら、柔らかく濡れた沙也加のそこに己のいきり立ったものを宛がった。自分のそれを見て苦笑した。沙也加のそこを見て大きくなったと思っていたが、自分の先端も相当だった。パンパンに腫れた先端は先走りに濡れている。
体勢を整えるために、改めて沙也加に覆いかぶさり見下ろした。流れるように背中に添えられた小さな手を見て、いい妻になると確信した。
自分のものを濡らす様に、先端を沙也加に擦り付けた。にちゃにちゃと卑猥な音が鳴り、組み敷かれたまま頬を染める姿も愛らしい。先端でキスするように主張する部分に当てると、やんわりと腰に足が回された。
「___私、あの頃が一番の幸せだと思っていました」
「・・・」
「でも、今の方がもっと、ずっと幸せです。きっと今日の幸せより、明日の方がもっと幸せだと思います。そうやって、私は毎日貴方に恋をして、愛されていくんだと思うと「もう」
「へ?」
「それ以上言ってやるな。お前を満足させてやる前に、情けない事になってしまいそうだ」
「どんな情けない貴臣さんもすっ・・・、あああっそんなっ、奥に届いて(むぐっ)
沙也加の口は貴臣の手に塞がれてしまう。
「もう、勘弁してくれ。___本当に、とんだ女を愛してしまったな」
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