83 / 109
83話 俺も怒っている
しおりを挟む
メイランの火魔法上級であるエクスプロージョンノヴァにより、相手の3人は丸焼きとなった。
火が収まる頃には、既に敵の3人は場外で気絶していた、上限ダメージか気絶で弾き出されたみたいだな。
「メイランお疲れ様、上手くいったな」
「ええ!1発成功するとは思わなかったわ!援護ありがとうコウガ様」
「2人共お疲れっす!」
「ソルトもお疲れ様」
「あの魔法凄かったっすね!さすがメイランっす! 」
「ふふ、ありがとう」
3人で先程の戦いについて話しながらステージを後にする。
俺達にやられたあの3人は、俺達が動き出す前に救護班によって運ばれて行ったが、気絶しているだけだから大丈夫だろうって言っていたのが聞こえたので、そのまま戻る事にした。
入場口に入ると、誰も居ないのを見計らってシェミィが影からニュッと現れる。
「パパ、みんなもお疲れ」
「お疲れ様シェミィ、魔力ありがとうな」
「んーん!全然余裕、魔力も殆ど減ってない」
シェミィは不思議そうに自分の魔力を感じ取る。
影から出てきたシェミィの手を取りゆっくり歩く。
「なら良かった、でも無理はしないようにな」
「ん!あと、ついさっき気付いた事がある」
「ん?なんだ?」
「パパとママ2人で契約してから、魔力がパパとママから常に供給されてる感覚がある、変身し続けても魔力が減ってる気がしない」
「そうなのか?まぁ確かに、シェミィやカエデの魔力は常に感じるが……それなら、この姿はずっと維持出来るとみていいのか?」
「離れたらどうなるかは分からない、だけど多分パパとママの傍を離れない限りはずっと維持出来そう、パパは魔力が減ってる感覚ある?」
「いや……特にそんな感覚はないな……」
どういう事だろう?
変身し続ける為の魔力が、どれだけのペースで減っていたのかは分からないが……俺もシェミィも魔力が減っていないのはおかしい。
ならカエデが魔力消費の肩代わりしている?
「どう思う?シェミィ」
「んー……今私達の魔力は1つに纏まって混ざりあってる、これは間違いない。そこから考えるに……魔力の回復力も3人分合算されているとすれば?」
「……なるほど、そういう事か。魔力回復力が3人分だから、変身維持の魔力を賄えている……か」
「そう、そうとしか思えない」
確かにその線はありそうだ、常に
2人の魔力を感じるのは1つに混ざりあっている証拠だ。
魔力の貸し借りには本人同士の意思疎通がいるのは変わりないっぽいけどな。
……もしや俺の魔力回復力って……高いのでは?こんな所にも目に見えないような調整入れてたのかレアさんや……
そういえば、シェミィって何故こんなに知性があるんだ?
元はただのストームキャットだったはずだよな……?
んー……分からないが、まぁ気にする程でもないか?知性あるお陰で助かってるんだしな。
ある程度納得した所で応援席へ戻る。
「ご主人様、みんなもお疲れ様!」
「コウガさん、お疲れ様です!」
みんなからお疲れ様の言葉を掛けてもらいつつ席に着席。
そして、先程話題にでた魔力の話をカエデにしてみると。
「私の魔力も減ってる所か、ご主人様とシェミィからの魔力のお陰で常に潤ってるよ」
「やっぱりか、シェミィの言ってたやつで確定っぽいな」
「って事は……これからずっとシェミィとお話出来るね!」
「ん!楽しみ!」
シェミィといつでも話せるようになった事に喜ぶ2人。
こうして皆で色々話ながらも試合を観戦していたのだが、結局パパ呼びママ呼びは変えられないという結論に至った。
「コウガさんがパパ……ふふ」
ミツキが何故か微笑む顔をしていたが、気にしない事にした。
そして昼休憩の時間になった。
みんなで囲んで食べるお弁当はほんと美味しい、ミツキとヴィーネの努力の結晶なのもあるが、やはり元の世界の食事は凄く心が満たされる。
「おやおや、やっぱり美味しそうな物を食べてますねぇ!」
急に声が聞こえて振り返ると、この大会で司会をやっているミーサーが立っていた。
「ミーサーさん、お疲れ様です」
「やほやほミッツー!」
ミッツーとはミツキの事らしい、かなり親しい仲であるようだ。
「な、なんでミーサーさんがここに?」
「いやー美味しそうな匂いがしまして、やっぱり日本食はいいですよねぇ!」
「……もしや、俺も流れ人なのに気付いて?」
「もちろんです!あの強さに見た目、それにミッツーとこんなに仲良さげなんですから、間違えませんよー」
「まぁ、ミーサーさんもおなしゃすって言い出すから、すぐ分かりましたよ」
「やっぱりです?同郷に会うには、やはり向こうの言葉が有効じゃないですか」
「確かに」
俺もミーサーが流れ人だと気付いたのはその言葉だったからな。
「コウガさん、司会しながら見てましたが、やっぱり凄いですねぇ」
「そ、そうか……?」
「戦闘の腕前もそうですけど、女の子に関しては両手に花どころか選り取りみどりじゃないですか!私は参加者の情報を一応仕事上知ってますが……登録時にコウガさんの周りに居なかったセシルさんやエリスタさんまで今連れ込んでるではないですか!それにこの白い子は誰ですか!犯罪の匂いがしますよ!?」
しまった……この子がシェミィだって言っても信じて貰えるわけがない……しかも、変身させる訳にもいかないよな……
「い、いや!こ、これには訳がだな……!」
「いや、言わなくても分かりますよ!異世界転生と言えば……そう!!!ハーレム!!!!!ハーレムを作るおつもりでしょう!!!!……ハッ!私も危ない!?」
ミーサーは自分の胸を隠すように腕をクロスさせて隠す。
「いや、ねぇよ……ハーレムなのは認めるが……」
思わず普段使わない言葉を使ってしまった、まぁハーレムなのは否定しようがないからな。
「まぁ、冗談は置いといて……私が来た本当の理由をお伝えします。個人戦第3位となりましたので、大会運営から冒険者ギルドを経由して報酬が入って来ます、その受け取りを明日以降に冒険者ギルドへ来てもらう必要があるのでお伝えしますね」
「あっ、はい分かりました!」
報酬なんてあったのか、その辺見てなくて知らなかった。
「では、これにてドロンッ!すさささささ!」
ミーサーは忍者風なだけの、なんちゃって走りで去っていった。
「……何だか面白い人だったね、ご主人様」
「そ、そうだな……何だが同郷として恥ずかしい気がする……」
「ま、まぁミーサーはそういう人ですから……根は良い人ですよ、面白いですし」
「それは分かる」
ミーサーの乱入がありつつも昼食を食べ終わると、昼休憩も終わったようで団体戦がどんどん進んでいった。
次の試合が俺達の番なので控室に居るのだが、次戦うPTはシード枠だったので俺達の二回戦の相手は誰なのか、名前を見ただけでは分からなかった。
「次戦うやつはだれだろうな?」
「分からないけれど、次は骨がある相手だと嬉しいのだけれどね」
「そうっすね、順当にいけば3回戦がやばいっすから……」
3回戦に当たるのは、恐らく個人戦1位と2位がいる騎士団だろう。
負けに行くつもりは無いが……実力的には厳しいだろう、でも今出せる精一杯を出すためにも次の試合でしっかり動いておきたい。
モニターを見ると丁度試合が終わったようだ、しかしながら対戦相手が控室には来なかった。
「さて、いくか!」
「「了解!」」
「シェミィも、頼んだぞ」
「ん!」
俺達は入場口からステージまで上がっていくと、対戦相手が居たのだが……
「「あっ!!あの時の!!」」
見ると、ノイシュに来た際に奴隷だと言って侮辱してきた人族2人と鬼人族女のPTだった。
「……っ」
カエデに身体を真っ二つに引き裂かれた男は、顔が真っ青になってしまっていた。
「よくものこのこと私達の目の前に現れたわね……!!許さないわよ!!!」
メイランが翼を広げて威嚇する。
「ひっ……」
ずんずんと対戦相手に迫っていくメイランを、俺は静止させた。
「その辺にしといてやれメイラン」
「コウガ様……でもっ……」
「続きは試合が始まってからだ」
可愛い俺の仲間たちを侮辱したあの3人を睨みつけ、魔力を放出し纏わせる。
「……!」
「俺も内心では怒ってんだよ、続きは……始まってからだ」
「……はい!コウガ様!」
「自分も、本気でいくっす……」
俺達3人の殺気は、ただでさえ怖気ついていた相手を更に委縮させた。
「さぁ、何やら不穏な空気ですが……団体戦2回戦第5試合、そろそろ始めたいと思います!!構えてください!」
俺はナイフを握る、メイランは翼を広げ、ソルトは集中力を高めていく……ソルトは極限集中で速攻を決めるつもりだ。
「それでは試合開始します!レディーーーーッ、GO!!!」
火が収まる頃には、既に敵の3人は場外で気絶していた、上限ダメージか気絶で弾き出されたみたいだな。
「メイランお疲れ様、上手くいったな」
「ええ!1発成功するとは思わなかったわ!援護ありがとうコウガ様」
「2人共お疲れっす!」
「ソルトもお疲れ様」
「あの魔法凄かったっすね!さすがメイランっす! 」
「ふふ、ありがとう」
3人で先程の戦いについて話しながらステージを後にする。
俺達にやられたあの3人は、俺達が動き出す前に救護班によって運ばれて行ったが、気絶しているだけだから大丈夫だろうって言っていたのが聞こえたので、そのまま戻る事にした。
入場口に入ると、誰も居ないのを見計らってシェミィが影からニュッと現れる。
「パパ、みんなもお疲れ」
「お疲れ様シェミィ、魔力ありがとうな」
「んーん!全然余裕、魔力も殆ど減ってない」
シェミィは不思議そうに自分の魔力を感じ取る。
影から出てきたシェミィの手を取りゆっくり歩く。
「なら良かった、でも無理はしないようにな」
「ん!あと、ついさっき気付いた事がある」
「ん?なんだ?」
「パパとママ2人で契約してから、魔力がパパとママから常に供給されてる感覚がある、変身し続けても魔力が減ってる気がしない」
「そうなのか?まぁ確かに、シェミィやカエデの魔力は常に感じるが……それなら、この姿はずっと維持出来るとみていいのか?」
「離れたらどうなるかは分からない、だけど多分パパとママの傍を離れない限りはずっと維持出来そう、パパは魔力が減ってる感覚ある?」
「いや……特にそんな感覚はないな……」
どういう事だろう?
変身し続ける為の魔力が、どれだけのペースで減っていたのかは分からないが……俺もシェミィも魔力が減っていないのはおかしい。
ならカエデが魔力消費の肩代わりしている?
「どう思う?シェミィ」
「んー……今私達の魔力は1つに纏まって混ざりあってる、これは間違いない。そこから考えるに……魔力の回復力も3人分合算されているとすれば?」
「……なるほど、そういう事か。魔力回復力が3人分だから、変身維持の魔力を賄えている……か」
「そう、そうとしか思えない」
確かにその線はありそうだ、常に
2人の魔力を感じるのは1つに混ざりあっている証拠だ。
魔力の貸し借りには本人同士の意思疎通がいるのは変わりないっぽいけどな。
……もしや俺の魔力回復力って……高いのでは?こんな所にも目に見えないような調整入れてたのかレアさんや……
そういえば、シェミィって何故こんなに知性があるんだ?
元はただのストームキャットだったはずだよな……?
んー……分からないが、まぁ気にする程でもないか?知性あるお陰で助かってるんだしな。
ある程度納得した所で応援席へ戻る。
「ご主人様、みんなもお疲れ様!」
「コウガさん、お疲れ様です!」
みんなからお疲れ様の言葉を掛けてもらいつつ席に着席。
そして、先程話題にでた魔力の話をカエデにしてみると。
「私の魔力も減ってる所か、ご主人様とシェミィからの魔力のお陰で常に潤ってるよ」
「やっぱりか、シェミィの言ってたやつで確定っぽいな」
「って事は……これからずっとシェミィとお話出来るね!」
「ん!楽しみ!」
シェミィといつでも話せるようになった事に喜ぶ2人。
こうして皆で色々話ながらも試合を観戦していたのだが、結局パパ呼びママ呼びは変えられないという結論に至った。
「コウガさんがパパ……ふふ」
ミツキが何故か微笑む顔をしていたが、気にしない事にした。
そして昼休憩の時間になった。
みんなで囲んで食べるお弁当はほんと美味しい、ミツキとヴィーネの努力の結晶なのもあるが、やはり元の世界の食事は凄く心が満たされる。
「おやおや、やっぱり美味しそうな物を食べてますねぇ!」
急に声が聞こえて振り返ると、この大会で司会をやっているミーサーが立っていた。
「ミーサーさん、お疲れ様です」
「やほやほミッツー!」
ミッツーとはミツキの事らしい、かなり親しい仲であるようだ。
「な、なんでミーサーさんがここに?」
「いやー美味しそうな匂いがしまして、やっぱり日本食はいいですよねぇ!」
「……もしや、俺も流れ人なのに気付いて?」
「もちろんです!あの強さに見た目、それにミッツーとこんなに仲良さげなんですから、間違えませんよー」
「まぁ、ミーサーさんもおなしゃすって言い出すから、すぐ分かりましたよ」
「やっぱりです?同郷に会うには、やはり向こうの言葉が有効じゃないですか」
「確かに」
俺もミーサーが流れ人だと気付いたのはその言葉だったからな。
「コウガさん、司会しながら見てましたが、やっぱり凄いですねぇ」
「そ、そうか……?」
「戦闘の腕前もそうですけど、女の子に関しては両手に花どころか選り取りみどりじゃないですか!私は参加者の情報を一応仕事上知ってますが……登録時にコウガさんの周りに居なかったセシルさんやエリスタさんまで今連れ込んでるではないですか!それにこの白い子は誰ですか!犯罪の匂いがしますよ!?」
しまった……この子がシェミィだって言っても信じて貰えるわけがない……しかも、変身させる訳にもいかないよな……
「い、いや!こ、これには訳がだな……!」
「いや、言わなくても分かりますよ!異世界転生と言えば……そう!!!ハーレム!!!!!ハーレムを作るおつもりでしょう!!!!……ハッ!私も危ない!?」
ミーサーは自分の胸を隠すように腕をクロスさせて隠す。
「いや、ねぇよ……ハーレムなのは認めるが……」
思わず普段使わない言葉を使ってしまった、まぁハーレムなのは否定しようがないからな。
「まぁ、冗談は置いといて……私が来た本当の理由をお伝えします。個人戦第3位となりましたので、大会運営から冒険者ギルドを経由して報酬が入って来ます、その受け取りを明日以降に冒険者ギルドへ来てもらう必要があるのでお伝えしますね」
「あっ、はい分かりました!」
報酬なんてあったのか、その辺見てなくて知らなかった。
「では、これにてドロンッ!すさささささ!」
ミーサーは忍者風なだけの、なんちゃって走りで去っていった。
「……何だか面白い人だったね、ご主人様」
「そ、そうだな……何だが同郷として恥ずかしい気がする……」
「ま、まぁミーサーはそういう人ですから……根は良い人ですよ、面白いですし」
「それは分かる」
ミーサーの乱入がありつつも昼食を食べ終わると、昼休憩も終わったようで団体戦がどんどん進んでいった。
次の試合が俺達の番なので控室に居るのだが、次戦うPTはシード枠だったので俺達の二回戦の相手は誰なのか、名前を見ただけでは分からなかった。
「次戦うやつはだれだろうな?」
「分からないけれど、次は骨がある相手だと嬉しいのだけれどね」
「そうっすね、順当にいけば3回戦がやばいっすから……」
3回戦に当たるのは、恐らく個人戦1位と2位がいる騎士団だろう。
負けに行くつもりは無いが……実力的には厳しいだろう、でも今出せる精一杯を出すためにも次の試合でしっかり動いておきたい。
モニターを見ると丁度試合が終わったようだ、しかしながら対戦相手が控室には来なかった。
「さて、いくか!」
「「了解!」」
「シェミィも、頼んだぞ」
「ん!」
俺達は入場口からステージまで上がっていくと、対戦相手が居たのだが……
「「あっ!!あの時の!!」」
見ると、ノイシュに来た際に奴隷だと言って侮辱してきた人族2人と鬼人族女のPTだった。
「……っ」
カエデに身体を真っ二つに引き裂かれた男は、顔が真っ青になってしまっていた。
「よくものこのこと私達の目の前に現れたわね……!!許さないわよ!!!」
メイランが翼を広げて威嚇する。
「ひっ……」
ずんずんと対戦相手に迫っていくメイランを、俺は静止させた。
「その辺にしといてやれメイラン」
「コウガ様……でもっ……」
「続きは試合が始まってからだ」
可愛い俺の仲間たちを侮辱したあの3人を睨みつけ、魔力を放出し纏わせる。
「……!」
「俺も内心では怒ってんだよ、続きは……始まってからだ」
「……はい!コウガ様!」
「自分も、本気でいくっす……」
俺達3人の殺気は、ただでさえ怖気ついていた相手を更に委縮させた。
「さぁ、何やら不穏な空気ですが……団体戦2回戦第5試合、そろそろ始めたいと思います!!構えてください!」
俺はナイフを握る、メイランは翼を広げ、ソルトは集中力を高めていく……ソルトは極限集中で速攻を決めるつもりだ。
「それでは試合開始します!レディーーーーッ、GO!!!」
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
白いもふもふ好きの僕が転生したらフェンリルになっていた!!
ろき
ファンタジー
ブラック企業で消耗する社畜・白瀬陸空(しらせりくう)の唯一の癒し。それは「白いもふもふ」だった。 ある日、白い子犬を助けて命を落とした彼は、異世界で目を覚ます。
ふと水面を覗き込むと、そこに映っていたのは―― 伝説の神獣【フェンリル】になった自分自身!?
「どうせ転生するなら、テイマーになって、もふもふパラダイスを作りたかった!」 「なんで俺自身がもふもふの神獣になってるんだよ!」
理想と真逆の姿に絶望する陸空。 だが、彼には規格外の魔力と、前世の異常なまでの「もふもふへの執着」が変化した、とある謎のスキルが備わっていた。
これは、最強の神獣になってしまった男が、ただひたすらに「もふもふ」を愛でようとした結果、周囲の人間(とくにエルフ)に崇拝され、勘違いが勘違いを呼んで国を動かしてしまう、予測不能な異世界もふもふライフ!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる