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第1章 オーク豚の百合嵐風煮込み
第3話風 キッチンが狭いから!ワンルームでも使い様
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【巨乳金髪天然ボクっ娘少女シャルロット視点】
ボクと仲良し3人組はピクニックに来ています。
この3人は、いつも学食の隅っこで独りで座っていたボクに、声を掛けてくれた大切な友達です。
このピクニック(遠征)は、ボクのせいで金の玉と単位がまとめて無くなった学級委員長、セレナ=クライトマンさんの補習の為、魔法薬材料の調達に学校の裏山に来ています。
セレナさんは、ちょっと怖い人だけど大切なクラスメイトさん――お友達の3人とセレナさんの喧嘩がキッカケで、テッサちゃん達と仲良くなったのです。
ちなみにその喧嘩の時、セレナさんの魔法を受けたボクは片目が潰れかけました。
テッサちゃん達は真っ青になって喧嘩を中断、めでたしめでたしでした。
ボクは両親に殴られて育ったので丈夫なんです――えっへん!
「そう言えばアンタ、顔面怪我した時もゴハン食べてたよね」
ボクの隣に登山に付き合ってくてたテッサちゃんは言いました。
「言いました――じゃなくて声に出てるわよ? アンタ」
え? 何が?
「それが」
「ど、どこから!?」
「前回のあらすじから」
ガクッ――ボクは四つん這いで倒れ込みます。
またやっちゃった……ボクはたまに考えている事が声に出てしまいます。
でも今回は変な妄想じゃなくて良かった……。
【貧乳銀髪体育会系褐色少女テッサ視点】
あ、恥ずかしかったらしく倒れこんだ。
あの時のシャルは凄かったなぁ……学食で顔面血だらけになったのに、ご飯をタッパーに詰めだした時はどうしようかと思った。
この娘は常にタッパーを持っている。
(学食のご飯はタダだもんね……)
貴族が通う我が魔法学院は、ほぼ全ての無料で使用できる。
彼女がタッパーを常に持っているのは、食べ放題焼き肉にビニール袋を持っていく様な理由だろう。
この娘には両親がいない。
最近亡くなったらしく莫大な遺産と爵位を相続し、超が付くほどお金持ちだ。
なのに勿体無いとか言って、お金を使わない。
昔は凄く貧乏だったらしく、よくその辺の草とか千切って持って帰ったり、松の木の樹液を集めてお金に換金したり、今でもしている。
更に今はとある理由でこの王都、トロンリネージュ城の一室をタダで間借りしている。
シャルの希望で超狭いワンルームらしいのだが、お風呂とトイレはユニットバスなのに超大きなキッチンが付いている。
この裏山(正確には城の後方にそびえる山脈)への遠征もアタシは反対した。
『金の玉なんてお店で買えばいいじゃない』
『1Gだよ!? かいわれ500袋分だよ!?』
『いやいや……そんなに買わないでしょ』
『……え?』
買うの!? あの時はビックリした。
何でも栽培するより買った方が安い、ベランダに植えとくと日持ちするから好きとの事。
この娘は1ヶ月の食費を5シックル(5000円)で済ます猛者、かいわれ大根は、彼女曰く万能らしい。
「シャルほれ――行くよ? さっさと取って帰ろう?」
「う……うんありがと、今日、ちょっと寒いね」
アタシと男共は制服の上にコートを着ていた。
シャルは1年中学校の制服を着ている。
制服1着、私服1着、スケスケのネグリジェ1着しか持ってない。
1回シャルを起こしに行った時はビビった。
ほぼ全裸に見えるネグリジェを着て寝ていたのだ。
何でも母親の形見らしいのだが……この娘って意外と大胆な性格なんじゃなかろうか? 下着も下しか持ってないらしくノーブラだし。
「こんな裏山にオークって居るの?」
「うん――ギルドの人が言ってた。最近女の人がよく襲われるんだって」
危ないんじゃない? アタシ等は、化け物じみた強さを誇る「魔法戦闘」の先生に訓練を受けているので、まぁよっぽどの事がなければ負けないと思うけど。
ちょっと待てよ? この娘今ギルドって言った? もしやオークの玉だけ取って、換金するつもりじゃなかろうか? 心配になったアタシは、親友に話を振った。
「シャル、今日は晩御飯何作るの?」
「――ポーク・カタストロフ!」
「破滅豚!?」
更に食う気だこの女――
【赤髪単細胞天然男子アベル視点】
(本当に山に入ることになるとは……)
まさかシャルロットの奴が、本当にオークを狩りに行くとは思わなかった。
テッサの奴はともかく、ぼけ~っとしたシャルロット独りに行かせられるわけがなく、俺とセドリックも付き合っている。
登山を開始してから30分、そこそこ森らしくなってきている。
聞いた話によると、山菜を取りに山に入ったかなりの女性が襲われているらしく、荒ぶる我が国の皇女アンリエッタ様から討伐命令が出ているとか。
「なぁセドリック、オークって危ないのか?」
隣を歩く親友に聞いた。
「油断しなければ、魔法を使える僕等の敵ではありません、しかし――」
何だ? 俺はセドリックの怪訝な眼差しに不安を感じる。
コイツの学力は校内トップクラス、魔法知識と学問に秀でた秀才だ。
「女性にエッチな事をするらしいのです」
何だと……そう言えばそんな本を見たことがあるな。
戦女神がオークの巨大に襲われるエロ本、あれにはお世話になった。
誰に借りたんだっけか……。
前方に歩く女2人を見た。
絶対エロ展開にはさせない――絶対にだ。
「セドリック……オークは俺が倒す」
「フ……セドリック背中は任せなさい」
友情の握手を交わす。
親友よ、お前は頼りになるやつだ。
俺の魔法属性は「炎」セドリックは「風」。
ここも相性が良い。
近接格闘を得意とする俺に対して、魔法の多彩性に秀でた親友。
ここも相性が良い。
あ、今思い出した――
「セドリック、あのエロ本……超良かった」
「……ヴァルキリーのアヘ顔には参りましたね」
フッ……笑う親友。
コイツもしかしてモテないんじゃないだろうか。
金持ちで気が利き、顔が良い俺の親友は、クラス中の女性に言い寄られている。
俺は惚れる女は独りで良い派だ。
そして本の好みは人それぞれ――やはり相性が良い。
【金髪ロンゲメガネ男子セドリック視点】
無くしたと思っていましたがあのエロ本……犯人はアベルでしたか。
恨みますよ……僕はそのお陰で、この1ヶ月欲求不満です。
この1ヶ月、シャルロットさんの脳内バックアップを、動画に転換して頑張ってきたのです。
あのエロ本のヴァルキリーは彼女に酷使している――それ故、僕は貸したつもりはない! なんで貴方が持ってる!? 許しませんよアベル。
親友と握手を交わしながらボクはメガネを直します。
(アベルめ……目にもの見せてやりますよ)
そして相も変わらず単細胞ですね……気付いていない。
オークはアベルが仕留め、シャルロットさんは僕が護ります。
こういう時は勇ましい男より、気遣いが解り自分を守ってくれる男性の方が、好感度上昇幅が大きいのです。
しかし思い返せば誤算でした。
魔法薬の授業が学級委員のセレナ嬢のお陰で、魔法薬「百合豚嵐」の効果を試すことなくチャイムが鳴り、リーザ先生に回収されてしまったのです。
効果の程を確かめる為には、何としてもここから金の玉を持って帰る必要があります。
あれの効力は是非ともシャルロットさんに試したい所、それも授業中の事故として。
気を取り直して僕達は山奥へと歩みを進めます。
放課後の裏山は少し肌寒い――
(しまった、僕としたことが)
シャルロット嬢が寒そうです。
説明に尺を取り過ぎて気付きませんでした。
すかさず僕は彼女に歩み寄ります。
「シャルロットさん、僕は少し暑がりでして――これを着てください」
「え?……うんありがとうセドリック君」
僕は着ているコートを彼女の肩に掛けます。
何て笑顔だ……君を僕は生涯守ると誓いますよ?
その時僕は気付いたのです――これはまさか!?
ボクと仲良し3人組はピクニックに来ています。
この3人は、いつも学食の隅っこで独りで座っていたボクに、声を掛けてくれた大切な友達です。
このピクニック(遠征)は、ボクのせいで金の玉と単位がまとめて無くなった学級委員長、セレナ=クライトマンさんの補習の為、魔法薬材料の調達に学校の裏山に来ています。
セレナさんは、ちょっと怖い人だけど大切なクラスメイトさん――お友達の3人とセレナさんの喧嘩がキッカケで、テッサちゃん達と仲良くなったのです。
ちなみにその喧嘩の時、セレナさんの魔法を受けたボクは片目が潰れかけました。
テッサちゃん達は真っ青になって喧嘩を中断、めでたしめでたしでした。
ボクは両親に殴られて育ったので丈夫なんです――えっへん!
「そう言えばアンタ、顔面怪我した時もゴハン食べてたよね」
ボクの隣に登山に付き合ってくてたテッサちゃんは言いました。
「言いました――じゃなくて声に出てるわよ? アンタ」
え? 何が?
「それが」
「ど、どこから!?」
「前回のあらすじから」
ガクッ――ボクは四つん這いで倒れ込みます。
またやっちゃった……ボクはたまに考えている事が声に出てしまいます。
でも今回は変な妄想じゃなくて良かった……。
【貧乳銀髪体育会系褐色少女テッサ視点】
あ、恥ずかしかったらしく倒れこんだ。
あの時のシャルは凄かったなぁ……学食で顔面血だらけになったのに、ご飯をタッパーに詰めだした時はどうしようかと思った。
この娘は常にタッパーを持っている。
(学食のご飯はタダだもんね……)
貴族が通う我が魔法学院は、ほぼ全ての無料で使用できる。
彼女がタッパーを常に持っているのは、食べ放題焼き肉にビニール袋を持っていく様な理由だろう。
この娘には両親がいない。
最近亡くなったらしく莫大な遺産と爵位を相続し、超が付くほどお金持ちだ。
なのに勿体無いとか言って、お金を使わない。
昔は凄く貧乏だったらしく、よくその辺の草とか千切って持って帰ったり、松の木の樹液を集めてお金に換金したり、今でもしている。
更に今はとある理由でこの王都、トロンリネージュ城の一室をタダで間借りしている。
シャルの希望で超狭いワンルームらしいのだが、お風呂とトイレはユニットバスなのに超大きなキッチンが付いている。
この裏山(正確には城の後方にそびえる山脈)への遠征もアタシは反対した。
『金の玉なんてお店で買えばいいじゃない』
『1Gだよ!? かいわれ500袋分だよ!?』
『いやいや……そんなに買わないでしょ』
『……え?』
買うの!? あの時はビックリした。
何でも栽培するより買った方が安い、ベランダに植えとくと日持ちするから好きとの事。
この娘は1ヶ月の食費を5シックル(5000円)で済ます猛者、かいわれ大根は、彼女曰く万能らしい。
「シャルほれ――行くよ? さっさと取って帰ろう?」
「う……うんありがと、今日、ちょっと寒いね」
アタシと男共は制服の上にコートを着ていた。
シャルは1年中学校の制服を着ている。
制服1着、私服1着、スケスケのネグリジェ1着しか持ってない。
1回シャルを起こしに行った時はビビった。
ほぼ全裸に見えるネグリジェを着て寝ていたのだ。
何でも母親の形見らしいのだが……この娘って意外と大胆な性格なんじゃなかろうか? 下着も下しか持ってないらしくノーブラだし。
「こんな裏山にオークって居るの?」
「うん――ギルドの人が言ってた。最近女の人がよく襲われるんだって」
危ないんじゃない? アタシ等は、化け物じみた強さを誇る「魔法戦闘」の先生に訓練を受けているので、まぁよっぽどの事がなければ負けないと思うけど。
ちょっと待てよ? この娘今ギルドって言った? もしやオークの玉だけ取って、換金するつもりじゃなかろうか? 心配になったアタシは、親友に話を振った。
「シャル、今日は晩御飯何作るの?」
「――ポーク・カタストロフ!」
「破滅豚!?」
更に食う気だこの女――
【赤髪単細胞天然男子アベル視点】
(本当に山に入ることになるとは……)
まさかシャルロットの奴が、本当にオークを狩りに行くとは思わなかった。
テッサの奴はともかく、ぼけ~っとしたシャルロット独りに行かせられるわけがなく、俺とセドリックも付き合っている。
登山を開始してから30分、そこそこ森らしくなってきている。
聞いた話によると、山菜を取りに山に入ったかなりの女性が襲われているらしく、荒ぶる我が国の皇女アンリエッタ様から討伐命令が出ているとか。
「なぁセドリック、オークって危ないのか?」
隣を歩く親友に聞いた。
「油断しなければ、魔法を使える僕等の敵ではありません、しかし――」
何だ? 俺はセドリックの怪訝な眼差しに不安を感じる。
コイツの学力は校内トップクラス、魔法知識と学問に秀でた秀才だ。
「女性にエッチな事をするらしいのです」
何だと……そう言えばそんな本を見たことがあるな。
戦女神がオークの巨大に襲われるエロ本、あれにはお世話になった。
誰に借りたんだっけか……。
前方に歩く女2人を見た。
絶対エロ展開にはさせない――絶対にだ。
「セドリック……オークは俺が倒す」
「フ……セドリック背中は任せなさい」
友情の握手を交わす。
親友よ、お前は頼りになるやつだ。
俺の魔法属性は「炎」セドリックは「風」。
ここも相性が良い。
近接格闘を得意とする俺に対して、魔法の多彩性に秀でた親友。
ここも相性が良い。
あ、今思い出した――
「セドリック、あのエロ本……超良かった」
「……ヴァルキリーのアヘ顔には参りましたね」
フッ……笑う親友。
コイツもしかしてモテないんじゃないだろうか。
金持ちで気が利き、顔が良い俺の親友は、クラス中の女性に言い寄られている。
俺は惚れる女は独りで良い派だ。
そして本の好みは人それぞれ――やはり相性が良い。
【金髪ロンゲメガネ男子セドリック視点】
無くしたと思っていましたがあのエロ本……犯人はアベルでしたか。
恨みますよ……僕はそのお陰で、この1ヶ月欲求不満です。
この1ヶ月、シャルロットさんの脳内バックアップを、動画に転換して頑張ってきたのです。
あのエロ本のヴァルキリーは彼女に酷使している――それ故、僕は貸したつもりはない! なんで貴方が持ってる!? 許しませんよアベル。
親友と握手を交わしながらボクはメガネを直します。
(アベルめ……目にもの見せてやりますよ)
そして相も変わらず単細胞ですね……気付いていない。
オークはアベルが仕留め、シャルロットさんは僕が護ります。
こういう時は勇ましい男より、気遣いが解り自分を守ってくれる男性の方が、好感度上昇幅が大きいのです。
しかし思い返せば誤算でした。
魔法薬の授業が学級委員のセレナ嬢のお陰で、魔法薬「百合豚嵐」の効果を試すことなくチャイムが鳴り、リーザ先生に回収されてしまったのです。
効果の程を確かめる為には、何としてもここから金の玉を持って帰る必要があります。
あれの効力は是非ともシャルロットさんに試したい所、それも授業中の事故として。
気を取り直して僕達は山奥へと歩みを進めます。
放課後の裏山は少し肌寒い――
(しまった、僕としたことが)
シャルロット嬢が寒そうです。
説明に尺を取り過ぎて気付きませんでした。
すかさず僕は彼女に歩み寄ります。
「シャルロットさん、僕は少し暑がりでして――これを着てください」
「え?……うんありがとうセドリック君」
僕は着ているコートを彼女の肩に掛けます。
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