ゴブリンは最弱？誰が決めた？

第４章

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旅をしてから9ヶ月とちょと俺達の娘の名前を考えた結果

「カナリ・ドラグーン」に決まった

因みに俺もドラグーンの名を名乗っても良いらしい

カナリも最初は（見た目とは裏腹に）
「あーうー」とかしか喋れ無かったが最近では普通の会話を出来る用になっていた

最近は「お父様大好き！結婚する！」と言ったのが最近でいちばんビックリした

ミーアに聞いてみた所龍族は本能的に強い雄を求めるらしい

言わば小さい子が父親が一番強いと思い込むあれだ
他の男に合った事が無いのも原因だろう

龍族も人間と同じ用に年頃になると父離れするらしいので大丈夫だろう…
と言う話だ…なんで父だけ？

少し進んで10ヶ月

そろそろカナリの父離れと言う頃らしいが
一向にその気配が無い
それどころか逆にもっとくっつく用になった

「そろそろカナリも父離れしないか？」

「！？お…お父様はカナリの事嫌いですか？…」

「え？…いやいや！カナリは大好きな娘だよ！」

「じゃあ問題有りませんね！」ギュ

「はは…」

今の状態を一言で言うと“コアラ”だ

カナリが顔を肩に乗せ手足で体をホールドしている

「そろそろ離れたらどうじゃ？」ｲﾗｲﾗ

めっちゃ怒ってる…

「何そんなに怒ってるんだよ自分の娘だろ？」

「娘とは言え目の前で旦那とイチャイチャされると
腹くらいたつのじゃ」

「あらお母様嫉妬ですの？見苦しいですわね」フフ

「（イラッ）カナリちょと来なさい」

「ちょっ！ちょと落ち着いて！」