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第2章

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「俺の名は…」

どうしよう名前考えて無いや…
元の名前でも良いかな?うーん…
せっかくなら違う名前を使ってみたいし…

「なんじゃ?やっぱり名無しか?」ニヤニヤ

ぐぬぬ…言い返せない…

「まぁそれほどの魔力を持つものが名無しと言うのもなぁ
そうだ!我が着けてやろう!」

「はぁ?人…ゴブリンの名を勝手に着けんな」

「まぁそう言うなそうじゃなぁ…
       【ワル○ルギス】なんてどうじゃ?」

!?やっやべぇ…

「いやそれは駄目だ!」

「何故じゃ?」

「兎に角駄目なんだ!」

「仕方ないのぉ…じゃあ
     【ギルガ○ッシュ】とか…」

「それも駄目なんだ…」

「もぉ何なんじゃ!我が考えてやった名を次々と!」

「すまん…」

「最後に今思い付いた【ファクティア】はどうじゃ?」

「【ファクティア】か…」

俺が覚えてる限りそんな名前のアニメキャラは居なかった
はずだ…多分

「うん良いな【ファクティア】それにしよう」

ピロリン  龍の加護を獲とくしました

ん?加護を獲とく?何故?

「おいドラグーン何か加護貰ったぞ?」

「そりゃそうじゃ我ほどの位が有れば
名を着ければ加護は着く」

「加護はどんな効果だ?」

「簡単じゃ全ステータス15倍じゃ」

ふぁ!?

「ヤバくないかそれ…」

「まぁの我の加護は普通受けんから平気じゃろ」

うーん15倍かまぁ俺の∞ステータスには関係無いと思うが…

「あとな人属だと龍に魔物だと人になれる」

は?今なんて言ったんだコイツは…
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