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女子トイレで女の人と話してから、また人事部に戻り・・・履歴書を1枚ずつパッと見ていく・・・。




それを、何度も繰り返し・・・




繰り返し・・・




繰り返し・・・




繰り返し・・・















繰り返していた、その時・・・
















「頑張りすぎだろ!」






そんな声が聞こえてきたかと思ったら・・・
頭の上にポンッと手を乗せられた。








見上げてみると・・・今日話したロリコンエロ親父が、いた。







「もう22時だぞ?そろそろ帰れ!」







そう言われて・・・時計をゆっくりと見ると、本当に22時だった。
それも、ピッタリ。




人事部の部屋を見渡すと、誰もいなくなっていた。




「うん、帰る・・・。」




履歴書の山をボックスに戻し、キャビネットに入れて鍵をした。
デスクに戻り、掛けていた鞄を取ろうと身体を少し屈ませ・・・起き上がろうとした時・・・




目の前が・・・グラついた・・・。
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