【完】ロリコンエロ親父(法務部長)から、ヘソ曲がりのおヘソを探されることになった※ロリコンではありません

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早く、女の子の格好がしたかった・・・。
そう思って頑張ってきたけど、お金を貯めるのに・・・時間が掛かっていた。



平日1日、夕方からのシフトでは・・・とてもじゃないけどお金が貯まらなくて。
お金が貯まったかと思えば、下着がダメになってしまったり、勉強で必要な物を買わないといけなくなったり・・・。



まとまったお金がなかなか貯まらないまま、もう12月になった。



今年のクリスマスは女の子の格好でエロ親父と会いたいと思っていたけど・・・ダメそうだった。



そんなことを思っていたら・・・



「加瀬！試験お疲れ！」



ゼミで一緒だった男子から声を掛けられた。
あまり可愛いわけではないし、樹里のことを気持ち悪い目で見ているのは分かったから・・・話し掛けられたら少し話すくらいにしている。




なのに・・・




「加瀬って身長高いよな？」



「170だけど。」



「うちの姉ちゃんもそのくらいあって、加瀬の話したら服いくつかあげるって言ってた！
これから時間あるなら、取りにくるか？」




こんなことを、言われてしまって・・・。




ブレそうになる・・・。




ブレそうになる・・・。




だって、樹里は早く女の子の格好がしたかった・・・。




早く、エロ親父に女の子として見られたかった・・・。




きっと、ビックリして・・・




ビックリして・・・





キスをされちゃうかもしれない。





告白されちゃうかもしれない。





だって、エロ親父は・・・





樹里のことが大好きだから。






あとは、樹里が・・・






ちゃんと可愛い格好をすれば、







もしかしたら・・・







もしかしたら・・・。