【R18】清掃員加藤望、社長の弱みを握りに来ました!

Bu-cha

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青さんは笑いを堪えた様子もなければ笑うこともなく、静かに私の身体を拭うだけで。



それには戸惑ってしまっていると、青さんが持つティッシュが私の身体から離れた。



「早くシャワーを浴びてこいよ。」



「分かった、ちょっと待っててね?
おちんちんダランとさせちゃダメだよ?」



「・・・いや、ヤんねーよ?
俺の精子なんて汚ねーから、早くシャワーを浴びてこいってこと。」



「えぇぇっ!?エッチしてくれないってこと!?
出すもの出してスッキリしたからしないってこと!?」



「ちげーよ!!
さっき“酷い”って言ってただろ!?
“挿れてないなら良かった”って本音まで漏らしてただろ!?
そんなことを本当のところは思ってるような女とセックスするわけねーだろ!!!」



「それは違うって!!
・・・違わないけど、違うんだって!!」



「違わねーんだろ!?
お前は俺となんて本当のところはセックスなんてしたくないんだよ!!
本当は俺のことなんて好きでもないどころか大嫌いなんだよ!!!」



「何でそうなったの!?
ちょっと落ち着いてよ!!」



「落ち着けるわけねーだろ!!!
俺は小関の“家”に初めて行った時から、落ち着いたことなんて1度もねーよ!!!
その口にセロハンテープが貼られてるのを見た時から、“お兄ちゃん”からの研修を受けてから、呆けた亀さんを見てから、望がブスな顔で夜の道を歩き続けてるのを見た時から、俺は落ち着いたことなんてない!!!」



何がどうしたのか、青さんが物凄く怒りながら私に怒鳴ってくる。



「分かったから、それはありがとう。
青さんの一平さんや私に対する気持ちはちゃんと伝わってるから。」



「俺の気持ちにっ、やり方にっ、文句ばっかり言いやがって!!!
これが俺のやり方なんだよ!!!
これが俺の小関の“家”と加藤の“家”の理解で、一平自身と望自身の受け止め方なんだよ!!!!」



「うん。」



「俺の所に何しに来たんだよ・・・。」



裸の青さんが私の目の前で土下座のような姿勢で蹲った。



「断れよ・・・。
俺の弱みなんて握りに来るなよ・・・。
こんな汚ねーチ◯コなんて握ってくるなよ・・・。
ヤるに決まってるだろ・・・。
ヤりたいと思うに決まってるだろ・・・。
俺、そういう奴じゃん・・・。
望だって知ってるだろ、俺はラッキースケベが目の前に転がってたら余裕で拾う男じゃん・・・。」



「いや、タイプじゃない女から誘われたとしても、拾った話なんて昔は聞いたことなかったよ?」



「・・・・・・。」



「永家からのあの女の人とだってエッチなことをしなかったんでしょ?」



「・・・・・・。」



無言になった青さんの後頭部には笑ってしまいながら続けた。



「我慢は身体に良くないって。
ストレスでハゲるよ?
ちょっと後頭部が薄くなってきてるのに。」



「嘘だろ・・・・!!!?」



ガバっと起き上がり両手で後頭部を確認した青さんに向かって大きく笑った。



「うん、嘘。」
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