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翌日
「国光ちゃん、約束したじゃん!!」
定時後、元気さんの後を付いて回っていると元気さんにそう叫ばれる。
「私は頷いていないので約束していません!!」
「え~!?そんなのアリ!?
変に近付いてきたりしないでってお願いしたのに!!」
そう言われて凄く凄くショックを受けるけど、元気さんと一緒にエレベーターに乗り込んだ。
「国光ちゃん、会社の前までね!!
一緒に帰るのは会社の前まで!!
それだったらいいよ!!」
「それ、一緒に帰るって言いますか?」
「今日は凄く大事な日だから、女の子についてこられると本当に困る!!」
「好きな女の子ですか・・・?」
「うん、そう。
付き合えるか付き合えないかの大事な日だから。
天気予報よりも天気予報の国光ちゃん、どうなるか予報出来る?」
そんなことを聞かれてしまって・・・
「“当てよう”と思って当てられるものではないので分かりません。」
「マジか~、怖いな~・・・。」
元気さんが“怖い怖い”と言い続けながら会社を出て、それから私に向かい合った。
「一緒に帰ったから、これで終わりで!!」
「国光ちゃん、約束したじゃん!!」
定時後、元気さんの後を付いて回っていると元気さんにそう叫ばれる。
「私は頷いていないので約束していません!!」
「え~!?そんなのアリ!?
変に近付いてきたりしないでってお願いしたのに!!」
そう言われて凄く凄くショックを受けるけど、元気さんと一緒にエレベーターに乗り込んだ。
「国光ちゃん、会社の前までね!!
一緒に帰るのは会社の前まで!!
それだったらいいよ!!」
「それ、一緒に帰るって言いますか?」
「今日は凄く大事な日だから、女の子についてこられると本当に困る!!」
「好きな女の子ですか・・・?」
「うん、そう。
付き合えるか付き合えないかの大事な日だから。
天気予報よりも天気予報の国光ちゃん、どうなるか予報出来る?」
そんなことを聞かれてしまって・・・
「“当てよう”と思って当てられるものではないので分かりません。」
「マジか~、怖いな~・・・。」
元気さんが“怖い怖い”と言い続けながら会社を出て、それから私に向かい合った。
「一緒に帰ったから、これで終わりで!!」
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