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「元気君とどうなってるの?」
お昼休み、同じビル内にある部署やグループ会社に異動になった女の先輩達が声を掛けてくれ、近くにあるお洒落なお店でランチを食べていたら聞かれた。
「特にどうにもなってないです。」
あれからは本当に何もなっていない。
たまに一緒にお昼ご飯を食べたり社内で話したり、それくらいの関係が続いていて。
だからさっき急にあんなことを言い出して凄く驚いた。
ああいう発言は2人の時もしなくなっていたし、元気君の中ではもう終わったことなのかと思っていた。
“別日”の約束は守られることがないまま、もう終わったことなのかと思っていた。
私1人がまた取り残されているのかと思っていた。
忘れることもなかったことも捨てることも終わることも出来ないまま、私1人だけが“別日”の約束が果たされる日を待ち続けているのかと思っていた。
「元気さんはよく分からないです。」
素直に先輩達に言うと先輩達は深く頷いた。
「元気君って本当によく分からないよね。
増田ホールディングスから給与貰ってないって本当っぽいし。
経理部の人達の間でも元気君の給与の支払いが本当にないって噂になってるらしい。」
「人事部でも元気君の雇用契約書はないって噂になってる。」
「総務部の仕事も今でもしてないらしいし、いつも何してるんだろ?
英語でもないから何喋ってるか分からないしさ。」
「たまにいない日もあるしね、本当によく分からない。」
先輩達は口々に元気さんのことを噂していて、そして・・・
「あの社内システム作ったのほぼ元気君なんでしょ?
システム課の人達が騒ぎまくってたよ。
エンジニアとかそういう系なのかな?」
「それは違うみたいですね。」
つい言ってしまうと先輩達が私のことを見てきた。
それには慌てながら続ける。
「そういうことも勉強していたらしいですけど、仕事にはしなかったみたいです!!
本人から少し聞いたことがあって!!」
お昼休み、同じビル内にある部署やグループ会社に異動になった女の先輩達が声を掛けてくれ、近くにあるお洒落なお店でランチを食べていたら聞かれた。
「特にどうにもなってないです。」
あれからは本当に何もなっていない。
たまに一緒にお昼ご飯を食べたり社内で話したり、それくらいの関係が続いていて。
だからさっき急にあんなことを言い出して凄く驚いた。
ああいう発言は2人の時もしなくなっていたし、元気君の中ではもう終わったことなのかと思っていた。
“別日”の約束は守られることがないまま、もう終わったことなのかと思っていた。
私1人がまた取り残されているのかと思っていた。
忘れることもなかったことも捨てることも終わることも出来ないまま、私1人だけが“別日”の約束が果たされる日を待ち続けているのかと思っていた。
「元気さんはよく分からないです。」
素直に先輩達に言うと先輩達は深く頷いた。
「元気君って本当によく分からないよね。
増田ホールディングスから給与貰ってないって本当っぽいし。
経理部の人達の間でも元気君の給与の支払いが本当にないって噂になってるらしい。」
「人事部でも元気君の雇用契約書はないって噂になってる。」
「総務部の仕事も今でもしてないらしいし、いつも何してるんだろ?
英語でもないから何喋ってるか分からないしさ。」
「たまにいない日もあるしね、本当によく分からない。」
先輩達は口々に元気さんのことを噂していて、そして・・・
「あの社内システム作ったのほぼ元気君なんでしょ?
システム課の人達が騒ぎまくってたよ。
エンジニアとかそういう系なのかな?」
「それは違うみたいですね。」
つい言ってしまうと先輩達が私のことを見てきた。
それには慌てながら続ける。
「そういうことも勉強していたらしいですけど、仕事にはしなかったみたいです!!
本人から少し聞いたことがあって!!」
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