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元気さんの言葉に驚いていると、元気さんはもっと驚いた顔をしている。
「ごめん、俺は女の子のこととか全然分からないからさ。
無理矢理約束させちゃったし、良くなかったなって反省もしてて。
やっぱり俺が偉くならないと進めないと思ってて。」
「そうだったんですか・・・。
でも、そういうことは教えてください。
言ってくれないと分かりません。
私、ずっと待ってて・・・。」
「待っててくれてたのか、ごめん。
・・・うわ~、これから海渡るんじゃなかったから無理にでも時間作ったけど!!
あー・・・いや、今日はどうしても時間ない!!
明後日!!明後日は美鼓ちゃん大丈夫!?」
「はい・・・。」
私が頷くと元気さんは優しい顔で笑った。
「何でも言って!!
不満でも心配事でもワガママでも何でも!!
俺も・・・」
元気さんが急に声を小さくして言葉を切った。
「ごめん、俺は美鼓ちゃんに言ってないことがある。
これを言ったらもっと俺のことを信じて貰えないかもしれないと思うと、美鼓ちゃんに言えなくて。」
結子さんのことかなと思いながら、私も口を開いた。
「私も元気さんに言ってないことがあります。
これを言ったらもっと幻滅させるかなと思って。」
酔っ払ってした初めてのエッチ。
何1つ覚えていないと言えないままでいる。
記憶がなくなるまで酔っ払い、初めてのエッチをしてしまった私。
そんな私に幻滅するかもしれないと思ってしまう。
「ごめん、俺は女の子のこととか全然分からないからさ。
無理矢理約束させちゃったし、良くなかったなって反省もしてて。
やっぱり俺が偉くならないと進めないと思ってて。」
「そうだったんですか・・・。
でも、そういうことは教えてください。
言ってくれないと分かりません。
私、ずっと待ってて・・・。」
「待っててくれてたのか、ごめん。
・・・うわ~、これから海渡るんじゃなかったから無理にでも時間作ったけど!!
あー・・・いや、今日はどうしても時間ない!!
明後日!!明後日は美鼓ちゃん大丈夫!?」
「はい・・・。」
私が頷くと元気さんは優しい顔で笑った。
「何でも言って!!
不満でも心配事でもワガママでも何でも!!
俺も・・・」
元気さんが急に声を小さくして言葉を切った。
「ごめん、俺は美鼓ちゃんに言ってないことがある。
これを言ったらもっと俺のことを信じて貰えないかもしれないと思うと、美鼓ちゃんに言えなくて。」
結子さんのことかなと思いながら、私も口を開いた。
「私も元気さんに言ってないことがあります。
これを言ったらもっと幻滅させるかなと思って。」
酔っ払ってした初めてのエッチ。
何1つ覚えていないと言えないままでいる。
記憶がなくなるまで酔っ払い、初めてのエッチをしてしまった私。
そんな私に幻滅するかもしれないと思ってしまう。
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