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「・・・そんなに緊張しないで、ごめんね。」
藤岡副社長が、優しい顔をもっと優しくして笑っている。
それだけを確認して、私はまた俯く。
副社長室の中、応接ソファーに促され・・・目の前には藤岡副社長が・・・。
「まさか、御社がそんな方法で採用活動しているとは知らずに、軽い気持ちでお願いしてまったよ。」
「そんな方法、ですか・・・?」
「応募者全員と面接するんだって?」
「はい・・・お会いしないと分かりませんので・・・ごめんなさい・・・。」
「逆に言うと、会うと分かるということだよね。」
そう言われ、少しだけ顔を上げる。
藤岡副社長が私のことをジッと見てくる。
そして、不思議そうな顔をして首を傾げた。
「本当に飯田さんが御社の採用を?
社長さんや他の社員の同席や最終判断は?」
「そういうのは、ございません・・・。」
藤岡副社長が、優しい顔をもっと優しくして笑っている。
それだけを確認して、私はまた俯く。
副社長室の中、応接ソファーに促され・・・目の前には藤岡副社長が・・・。
「まさか、御社がそんな方法で採用活動しているとは知らずに、軽い気持ちでお願いしてまったよ。」
「そんな方法、ですか・・・?」
「応募者全員と面接するんだって?」
「はい・・・お会いしないと分かりませんので・・・ごめんなさい・・・。」
「逆に言うと、会うと分かるということだよね。」
そう言われ、少しだけ顔を上げる。
藤岡副社長が私のことをジッと見てくる。
そして、不思議そうな顔をして首を傾げた。
「本当に飯田さんが御社の採用を?
社長さんや他の社員の同席や最終判断は?」
「そういうのは、ございません・・・。」
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