169 / 226
9
9-13
しおりを挟む
薄暗い照明の中、真知子の姿がクリスマスツリーのライトアップで輝く・・・。
それが、綺麗過ぎて・・・。
綺麗過ぎる姿で・・・。
そんな真知子に吸い寄せられるように、近付く・・・。
「真知子・・・」
俺が真知子を呼ぶと、真知子は・・・
俺を見上げながら少し驚いた顔をして・・・
「凄い、綺麗・・・」
「何が?」
「眼鏡を外した、ぼやけた世界が・・・。」
「ぼやけてるのに?」
「ぼやけた薄暗い世界の中、クリスマスツリーの明かりをバックに・・・小太郎君の姿が見える・・・。」
そう答えて、嬉しそうに・・・笑う。
好きで・・・。
俺は、真知子が好きで・・・。
好きで、大好きで・・・。
真知子にもっと、もっと、近付く・・・。
そして、俺の鼻先と真知子の鼻先をくっつけた。
「俺の顔、見える・・・?」
真知子を見詰めながら聞くと、真知子の目が潤みだす・・・。
「うん、見える・・・。」
「真知子、俺・・・」
言おうと、思った・・・。
まだ偉くはなれていないけど、付き合いたいと思っていた。
それで、絶対に偉くなって・・・真知子を俺の会社に入れる・・・。
それが、綺麗過ぎて・・・。
綺麗過ぎる姿で・・・。
そんな真知子に吸い寄せられるように、近付く・・・。
「真知子・・・」
俺が真知子を呼ぶと、真知子は・・・
俺を見上げながら少し驚いた顔をして・・・
「凄い、綺麗・・・」
「何が?」
「眼鏡を外した、ぼやけた世界が・・・。」
「ぼやけてるのに?」
「ぼやけた薄暗い世界の中、クリスマスツリーの明かりをバックに・・・小太郎君の姿が見える・・・。」
そう答えて、嬉しそうに・・・笑う。
好きで・・・。
俺は、真知子が好きで・・・。
好きで、大好きで・・・。
真知子にもっと、もっと、近付く・・・。
そして、俺の鼻先と真知子の鼻先をくっつけた。
「俺の顔、見える・・・?」
真知子を見詰めながら聞くと、真知子の目が潤みだす・・・。
「うん、見える・・・。」
「真知子、俺・・・」
言おうと、思った・・・。
まだ偉くはなれていないけど、付き合いたいと思っていた。
それで、絶対に偉くなって・・・真知子を俺の会社に入れる・・・。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
12
1 / 4
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる