【完】幼なじみの小太郎君が、今日も私の眼鏡を外す

Bu-cha

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そして、俺は・・・固まった・・・。



帰宅してから調べたあの女の企業・・・。
企業名は知っていたけど、社長の名前までは知らなかったから・・・。



兄貴の、友達だった・・・。
兄貴の友達で、地元では有名な男だった・・・。



そして、そんな男の名前の下に・・・



俺の兄貴の名前が・・・



俺の兄貴の名前が、取締役として・・・



取締役として、載っていた・・・。



震える手で、兄貴に電話を掛けた・・・。



兄貴は少ししてから電話に出て、聞いた・・・。



「真知子の会社って・・・キャリアサービスOneTwoってところ・・・?」



嫌な予感がした通り、そうだった・・・。



そうだった・・・。



それは、頑張るはずだ・・・。



それは、頑張れるはずだ・・・。



真知子は“俺がいるから”と言ってくれていたけど、それだけであそこまで頑張れない・・・。



あそこまで、頑張れるはずがない・・・。



それくらい、有名な男の会社だった・・・。



それも、1人じゃない・・・。



ホームページに載る2人の名前を見る・・・。



これは、無理だ。
真知子は辞めない・・・。
この会社を辞めない・・・。
あの2人が揃っているなら、辞める理由がない。



この会社は、デカくなる。



きっと、うちの会社以上に・・・。



そんな会社の立ち上げに真知子を選んだこの男は・・・



やっぱり、凄い男だった・・・。



遠くからしか見たことはないけど、それでも地元では有名なくらい・・・



凄い男だった・・・。



それに、笑った・・・。



俺は・・・



真知子の、“友達”でいい・・・。



“友達”で、いい・・・。



それ以外には、何も出来ない・・・。



でも、それだけなら出来る・・・。



応援しよう・・・。



兄貴とのことを・・・。



もっと、もっと、応援しよう・・・。
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