214 / 226
11
11-19
しおりを挟む
そんな私に、小太郎君がまた鼻先と鼻先をくっつけてくる。
「・・・結婚、しような。」
その言葉に、その言葉に、泣いた・・・。
小太郎君を見詰めながら、泣いた・・・。
泣きながら頷く・・・。
小太郎君の深い深い愛が、心から全身を流れるのを感じながら頷く・・・。
「小太郎君・・・。」
私は骸骨の両手で小太郎君の背中に手を回す。
小太郎君は鼻先と鼻先をつけたまま、私のソコにどんどん押し付けてくる・・・。
そして・・・
「真知子・・・。」
私の名前を、呼ぶ・・・。
小太郎君が私の名前を呼ぶ・・・。
幸せに包まれる・・・。
小太郎君が呼ぶ私の名前は、幸せの重みだったから・・・。
「好きだよ、真知子・・・。」
そう言って・・・
小太郎君がそう言って・・・
ゆっくりと、ゆっくりと、入った・・・。
初めて・・・
きっと、ちゃんと初めて・・・
小太郎君にとっても、ちゃんと初めて・・・
重なっている・・・。
ちゃんと、私の身体と・・・
小太郎君の好きな相手である私の身体と・・・
重なっている・・・。
「・・・結婚、しような。」
その言葉に、その言葉に、泣いた・・・。
小太郎君を見詰めながら、泣いた・・・。
泣きながら頷く・・・。
小太郎君の深い深い愛が、心から全身を流れるのを感じながら頷く・・・。
「小太郎君・・・。」
私は骸骨の両手で小太郎君の背中に手を回す。
小太郎君は鼻先と鼻先をつけたまま、私のソコにどんどん押し付けてくる・・・。
そして・・・
「真知子・・・。」
私の名前を、呼ぶ・・・。
小太郎君が私の名前を呼ぶ・・・。
幸せに包まれる・・・。
小太郎君が呼ぶ私の名前は、幸せの重みだったから・・・。
「好きだよ、真知子・・・。」
そう言って・・・
小太郎君がそう言って・・・
ゆっくりと、ゆっくりと、入った・・・。
初めて・・・
きっと、ちゃんと初めて・・・
小太郎君にとっても、ちゃんと初めて・・・
重なっている・・・。
ちゃんと、私の身体と・・・
小太郎君の好きな相手である私の身体と・・・
重なっている・・・。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
12
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる