上 下
220 / 226
11

11-25

しおりを挟む
頭がガンガンに痛い中、目を開ける・・・。
目を開けると、小太郎君に強く抱き締められていて・・・。



少し明るい中、辺りを見渡すと・・・小太郎君の部屋の中のベッドだった。



驚き、少し動くと・・・



「ん・・・真知子、吐きそう?」



目を少し開けた小太郎君にそんなことを聞かれ、驚く。



「気持ち悪いけど、吐きそうではない・・・。
頭、痛くて・・・あと・・・あと・・・」



私はガンガンに痛い頭を必死に回す・・・。
必死に回すけど・・・。



「もしかして、覚えてねーの・・・?」



「うん・・・覚えてない・・・。
吐いちゃった・・・?」



「・・・すげー吐いてた。」



「え・・・!?ごめんね?」



私は・・・謝る。
吐いたというわりには、小太郎君の“吐いた”はあまりにも重い嬉しいという感情だけど・・・。



そんな私に笑いながら、小太郎君がスマホで時間を確認した。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

【完】夏の夜に、またね。(カットページ掲載済2023.5.14)

恋愛 / 完結 24h.ポイント:7pt お気に入り:13

社畜サラリーマン、異世界で竜帝陛下のペットになる

BL / 連載中 24h.ポイント:227pt お気に入り:461

淫乱お姉さん♂と甘々セックスするだけ

BL / 完結 24h.ポイント:1,178pt お気に入り:10

世界を救った勇者のパーティーに所属していたシーフです…

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:6

優しい先輩に溺愛されるはずがめちゃくちゃにされた話

恋愛 / 完結 24h.ポイント:298pt お気に入り:61

【完】タバコの煙を吸い込んで

恋愛 / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:17

処理中です...