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「あ~・・・っ、つかれるわね~・・・」



社内の休憩室。
他の営業の女の子達が飲み物を飲んでいる中、私は椅子に座り伸びをした。




「さっき部長から言われてたね?」



「分かるのよ、私はキツイから。」



「ハマる店長にはハマるんだけどね?」



「ああいう、いかにも“女の子です”みたいな店長とはもう・・・全然ダメ。
話が全く噛み合わないのよ。」




今年で社会人5年目、27歳になった。
営業の実績としてはそこそこある方。
でも、満足したことはない。
営業の女の子達はそこそこ気が強いので、こうして話せるけど・・・




しっくりこない・・・




そんな、漠然とした違和感だけを感じていた。
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