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妙に、ソワソワとする・・・。
テーブルを挟んだ目の前に座る女の子を見る。
隣のオッサンの方が偉いと頭では分かるけど、このオッサンを見ることを私の身体が全身で拒否をしている。
そんな私を見て、女の子がまた顔の中を少し動かして笑った。
「こちらは、人事部部長の町田です。
私は、人事部課長の花崎と申します。」
このオッサンは自己紹介1つ出来ず、ただ隣に座って鼻の下を伸ばし私を見てくる。
それをチラッと確認してから、また女の子を見る。
女の子・・・なのか。
私よりも若そうなこの女の子が課長なことに驚き・・・
もしかしたら私より年上・・・いや、そんなことはないはず。
“花崎さんが選んだ子なんだから。”
さっきエレベーターで聞いた言葉を思い出す。
そして、妙に納得をした。
この子が・・・この子が、この会社の・・・あの生き生きとした人達を選んだと・・・。
テーブルを挟んだ目の前に座る女の子を見る。
隣のオッサンの方が偉いと頭では分かるけど、このオッサンを見ることを私の身体が全身で拒否をしている。
そんな私を見て、女の子がまた顔の中を少し動かして笑った。
「こちらは、人事部部長の町田です。
私は、人事部課長の花崎と申します。」
このオッサンは自己紹介1つ出来ず、ただ隣に座って鼻の下を伸ばし私を見てくる。
それをチラッと確認してから、また女の子を見る。
女の子・・・なのか。
私よりも若そうなこの女の子が課長なことに驚き・・・
もしかしたら私より年上・・・いや、そんなことはないはず。
“花崎さんが選んだ子なんだから。”
さっきエレベーターで聞いた言葉を思い出す。
そして、妙に納得をした。
この子が・・・この子が、この会社の・・・あの生き生きとした人達を選んだと・・・。
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