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驚き振り返ると・・・



また声を上げて笑ってしまう・・・。




「アナタ、私が引っ越すと思って機嫌悪かったの?」



「機嫌・・・ですか?
僕、機嫌が悪かったですか?」



「自分の機嫌も分からないの?おかしな人ね。
安心しなさい?当分引っ越さないわよ。」



「当分ですか?」



「そうね、ここから通えるから。」



「ここから・・・通うんですか・・・」




優男が何やら考えながら、下を向いた。
そんな優男の白いシャツ・・・シャンパンで汚れた所をソッと指で触る。





優男の身体が少し反応するのを見て、私は笑う。





「また、しましょう?」




「また・・・ですか?」




「またインターフォンを鳴らして来るから、待ってなさい?」
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