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「それでも、よくそんなにお金あるね?
インセンティブ結構出てるの?」
「5年目だし成績も反映されてるけど・・・それよりも、家賃が大きいわね。」
「家賃?」
「あそこ、何であんなに安いのかしらね?
管理費なしで3万円よ?
審査で書類を色々出すのは面倒だったけど。
都心にも近いし、良いマンションよね。」
優男は「そっちか!」と珍しく大きな声を出し、項垂れた。
「あのマンションは、所有者の趣味みたいな物だからね・・・。
若者を応援っていう名目にはなってるけど。」
「そうなの。1階の人?」
「それは・・・違う。」
「花壇のお世話してくれるおじさんはたまに見るけど・・・」
「あの人は、所有者の会社の人らしいね。」
「アナタ・・・詳しいわね。
所有者の人って?
あの大手の不動産会社じゃなかった?」
「そうだね、そこの社長の物。
あの2階の部分は、あの会社の社長の個人的な持ち物。
会社名義になってるらしい。」
インセンティブ結構出てるの?」
「5年目だし成績も反映されてるけど・・・それよりも、家賃が大きいわね。」
「家賃?」
「あそこ、何であんなに安いのかしらね?
管理費なしで3万円よ?
審査で書類を色々出すのは面倒だったけど。
都心にも近いし、良いマンションよね。」
優男は「そっちか!」と珍しく大きな声を出し、項垂れた。
「あのマンションは、所有者の趣味みたいな物だからね・・・。
若者を応援っていう名目にはなってるけど。」
「そうなの。1階の人?」
「それは・・・違う。」
「花壇のお世話してくれるおじさんはたまに見るけど・・・」
「あの人は、所有者の会社の人らしいね。」
「アナタ・・・詳しいわね。
所有者の人って?
あの大手の不動産会社じゃなかった?」
「そうだね、そこの社長の物。
あの2階の部分は、あの会社の社長の個人的な持ち物。
会社名義になってるらしい。」
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